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標 ~スター~ ◆.pKwLKR4oQ


標という少年がいた。
本名も年齢も定かではない。
まだ10歳に達していないように見えるが、その風貌は大きな丸い鼻・厚い唇・右目を銀髪で隠すなど特徴的だ。
だがその風貌もさることながら標の最も特筆すべき点はその並外れた頭脳だ。
その卓越した頭脳と、それにより生み出されるカリスマ性。
それは世界的なギャンブルの代打ちすなわち王を選抜する「ドリームキングダム」にて主催者の在全無量をして『王を目指すに値する有資格者』と言わしめたほどであった。
ちなみに在全曰く、ドリームキングダムの参加者は大きく3つに評されていた。
一つ目は『王を目指すに値する有資格者』と。
二つ目は『明らかに力不足なのに大金に目の眩んだ身の程知らずな金の亡者』と。
三つ目は『王ではなく王のサポートに回る二番手狙い』と。

実はアカギ(零)も在全から『王を目指すに値する有資格者』と評されていた。

そのせいで標とギャンブルで直接対決した過去もあった。
その時は標に軍配が上がる結果になったが、アカギ(零)にしてみれば決着は付いていないと思っている。

(だがっ…本当にそうなのかっ…!)

ドリームキングダム内で行われたギャンブルでいくつか標と同じものに挑戦したが、その全てにおいて標の方が勝っていた。
唯一例外もあったが、それとて実際に本腰を入れて標が取り組んでいたらどうなっていたか分からない。
しかも標はアカギ(零)が思い付かなかったような方法で非道な在全を倒す秘策を見出していた。
さらにその心中には「世界を変えたい」という熱い想いを抱いていて、そのために自分の死を厭わない精神も持ち合わせている。

まさにその名の通り人々を導く標。
言い換えれば夜空に輝いて皆の希望となるスターというべき存在に相応しい。

(そうだっ…! 標、お前はすごいよっ…! だからこそ俺はっ…!)

アカギ(零)は今のままでは標と肩を並べるには至らないと思っていた。
在全を倒す秘策を教えてくれた時にも告げたが、まずは自分の力で標と対等にならないと意味がない。
それなのに自分は今この島で訳の分からない殺し合いに巻き込まれている。
これでどうやって標に追い付けるというのだろうか。
ここはドリームキングダムではない。
ここでは自分は『王を目指すに値する有資格者』とは言えないのではないだろうか。

(いや、違うっ…! ここで俺にしかできない事をすればいいだけっ…!)

なぜ急に標の事を思い出したのか今理解できた。
マシロと神山満月。
アカギ(零)は知らず知らずの内にその二人に標を重ねていた。
この殺し合いに立ち向かう姿はまさしく人々を導く標つまりスターと言える存在だ。
それならば自分の役割は簡単だ。
マシロと満月の障害になりそうな可能性を排除する。

ここでのアカギ(零)は『王を目指すに値する有資格者』ではなく『王ではなく王のサポートに回る二番手狙い』に徹するべきだ。

だが二番手狙いと言っても従順なフリをして最終的に裏切る気満々のブルータスから真の忠義者まで千差万別。
在全はそのような事を言っていた。
だが自分に限ってそのような裏切りはありえない。
必ずやマシロと満月に害を及ぼす者を一掃して、この殺し合いを打破してみせる。
先程の放送を聞く限り二人は無事に逃げ延びたようだった。
あの6/という参加者の名前もしっかりと呼ばれていたのでひとまず安心と言える。
今後もあのような危険な人物を一人残らず殺して回るべきだろう。
新たな決意を胸に秘めてアカギ(零)は二人が待つと言ったペットショップからはさらに遠ざかるように南を目指すのだった。

アカギ(零)は気付かない。
その思考が紅桜の影響で歪められている事に。
他ならぬマシロと満月がそのような事を望まないという事に。
回り回って気付かぬうちに二人を裏切っているという事に。


【1日目 日中/E-4 森の中】
【アカギ(宇海零)@賭博覇王伝 零@マガジン】
【服装】普通の服、血塗れの白装束@金田一少年の事件簿
【状態】疲労(小)、白髪化、アカギに改名される、得体の知れない高揚感、紅桜による浸食
【装備】フムカミの指輪@うたわれるもの、紅桜@カオスロワ、雪夜叉の面@金田一少年の事件簿
【持ち物】基本支給品一式×3、スコップ@現実、詩音のスタンガン@ひぐらしのなく頃に、首輪(◆6/WWxs9O1s@クロススレ)
【思考】
1:義賊として紅桜を振るう。
2:南へ向かってマシロと満月に害を及ぼす可能性を排除する。
2:なんとなく今はマシロと満月には会いづらい。
【備考】
※かがみ(外見◆6/WWxs9O1s/◆6/WWxs9O1sという名前だと思っている)は死んだと思っています。
※雪夜叉装束一式@金田一少年の事件簿→雪夜叉の面@金田一少年の事件簿と白装束@金田一少年の事件簿

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もう何も恐くないのだ☆ アカギ(宇海零) 後悔なんて、あるわけないだろっ…!


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