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甲賀忍法帖 ◆QkRJTXcpFI


「殺し合いか・・・・」

ふむ、と夜の森の中、羽織を着た総髪の武家姿の男が声を漏らした。

男の名前は阿魔野邪鬼(あまの じゃき)。
かつて“甲賀七人衆”という異形の忍者集団の頭領だった男である。
しかし甲賀七人衆も既に彼一人を残して壊滅しており、今の彼は唯の牢人である。

「殺し合いのぉ・・・・」

邪鬼は再び言った。
忍者である以上、今まで幾度となく人を斬ってきた。
殺し合いに参加しろと言われば、はいそうですかと乗るのも構わなくは無い。
しかし・・・

「先ほどの広場・・・年端のいかぬ子供も大勢いた」
相手が忍びや武士ならば斬るのに躊躇いは無い。
しかし相手が子供となると話は別だ。
任務ならばともかく、これは完全な私闘だ。だとすれば子供は斬りたくない。
それにこちらが承諾もしていないのに勝手に参加させられたのも気に食わない。

「とりあえず今は・・・・・・むっ!」

邪鬼は突如、右側の木の蔭を睨みつけ、大喝した。
「そこに隠れている奴・・・出て来い!!」

「いや・・・驚いた。まさかばれるとは思わなんだ」
するとどうだろう。木の蔭から小さな何かがのっそりと出てきた。

「むっ・・・貴様・・・・」
邪鬼はその何かを見て思わずうっと唸った。仕方の無いことだろう何せ、

「出会い頭に失礼な男じゃな。まぁ驚くのも無理はないが・・」
両手両足が無い一人の男が地を這いながら出て来たのだから。



「つまり貴様は地虫十兵衛という名でいいのだな」
「かく言う貴様は阿魔野邪鬼か。しかし甲賀七人衆に姫宮村・・・聞いた事がないのう」
「それはわしも言いたい。卍谷など聞いたこともない」
とりあえず情報交換をした二人だが、意外な事が分かった。
なんと二人とも甲賀出身の忍者であったのだ。
しかし、そこから互いの事を話してみるとどうにも噛み合わない部分が出てくる。
互いに自分の所属していた忍者集団の名前、出身地の名前に覚えがないのだ。
そうかと思うと、甲賀者でしか知りえないような事を知っていたりもする。
「待て、邪鬼よ・・今は何時だ?」
「ん・・・・夜、星と月のうごきからすれば・・・」
「違う、元号と年だ」
「慶安四年(1651年)だが・・・・それがどうかしたのか」
「・・・・・俺の記憶が確かなら今は慶長十九年(1615年)じゃ・・・・」
「何・・・・?」
邪鬼が顔をしかめた。慶長19年?だとすれば36年も前のことではないか。
「いったいどういう事だ?」
「解らぬ・・・・ただ、先ほどの広場にいた連中の中には見たこともない格好を
した連中が何人かいた」
「それが・・・・」
「さあな・・・とにもかくにも情報が足らん。まずは人の多そうな場所に向かうとするか」
「それもそうだが・・・・その前に・・・・」
「ん?・・・・ああ」
邪鬼の左手が突如閃いたかと思うと、
腰にささった脇差を、手裏剣の要領で左側の茂みへと投げつけていた。

「ぎゃぁぁぁぁぁっ!!」

茂みの中から、陣傘の様な奇妙な髪形をした気味の悪い男が、胸に脇差を差した
状態で倒れ込んできた。脇差は違わず心臓を貫いており、恐らく死んだだろう。

「まったく、まるで殺気が隠れてないな。不意打ちをするならもっとうまくやれ」
「全くだ」
地虫十兵衛は首肯した。

【金蔵銭太郎@斬 死亡】



【E-7:深夜 一日目】

【阿魔野 邪鬼@伊賀の影丸】
【服装】:羽織姿の武士
【状態】:健康
【装備】:脇差@現実、太刀@現実
【持ち物:不明
【思考】
1:とりあえず人のいる所に降りるか
2:とりあえず地虫と行動する
3:ゲームに乗るかは未定
[備考]
※「由比正雪の巻」後の参戦です。
再生能力は制限されています。
 制限に気付いていません。

【地虫十兵衛@バジリスク~甲賀忍法帖~】
【服装】:まるでツチノコ
【状態】:健康?
【装備】:喉に仕込んだ槍の穂
【持ち物】:不明
【思考】
1:とりあえず人のいる所に降りるか
2:とりあえず邪鬼と行動する
3:こんな茶番はやってられない



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