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たまらぬ男であった

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たまらぬ男であった ◆1aQTY.tC/A



 海辺の町。 街灯に照らされた橋の上で、二人の男が対峙している。
 かたや第十二回ガンダムファイト優勝者・東方不敗マスターアジア。
 かたや強者との戦いを求め放浪する餓狼・丹波文七。
 共に熟達した格闘家である両名、例え首に枷を填められ命を握られているとあっても、出会えば戦いになるのは必然であった。
「おきゃああああああああっ!」
「けいいいいいっ!」
 二人は奇声をあげながら激しくぶつかり合った。

 拳。
 拳。
 脚。
 膝。
 拳。
 肘。
 勝負は八秒でついた。

「ふふん、未熟よの。 そんな獣の様な拳でワシを倒せると思うたか」
 余裕の表情で立っているのは東方不敗。
 顔にひどい痣をつくった文七は、この数秒の間に圧倒的な戦力差を悟り、恐怖で立ち竦んでいた。
「小僧、先程までの威勢はどうした」
 東方不敗は脅すようににじり寄って来る。 文七の精神は限界に達しようとしていた。
「あ、あ、あ…… ひいいいいいいいいいっ」
 声をあげた時、文七のズボンが急に重くなった。 何か異物が急にズボン、いや、下着の中に現れたようであった。
 直後、東方不敗が「うおっ!?」と声をあげて自分の鼻をつまんだ。
「お、おのれ、そんな切り札を隠し持っていたとは…… 勝負は後だ! また会おう!」
 東方不敗はそれだけ言うと、鼻をつまんだ手はそのままに、驚異的な脚力で遠ざかっていった。
 文七はしばし呆然としていたが、やがて何が起こったのかを理解した。 異臭が鼻をつく。
 糞だ。 うんこだ。
 文七は、脱糞していたのである。


【I-6 /一日目 深夜】

【東方不敗@機動武道伝Gガンダム】
[服装]いつもの中華っぽい服
[装備]無し
[支給品]支給品一式、ランダム支給品(確認済み)
[状態]健康 
[思考・行動]
1:うんこの臭いから逃げる
※西に向かっています

【丹波文七@餓狼伝】
[服装]普通のジャンパーにズボン
[装備]無し
[支給品]支給品一式、ランダム支給品(確認済み)
[状態]顔面にダメージ、呆然自失
[思考・行動]
1:糞を漏らしているのか、この俺が。

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