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デフォルト名がないとけっこう悩む ◆0HuVNy/fQM



 怪しい洞窟の奥深く……
 悩み持つ者を待ち続ける神官の前に、新たな人物が姿を現した。
「お主もまた、望まぬ名を持つ者か……」
 また救わねばならぬ子羊が一人。 神官は大いなる慈悲を以って接しようとするが、気付くのが余りにも遅過ぎた。
 目の前の人物が、邪悪なる意思を持つ者であることに。
「貴様の持つ命名の力、私が頂こう! ジェノサイドカッター!」
 暗い洞窟で、悲痛な断末魔が木霊した。

 そして…
 その声は…
 山の中を行く、二人の少年の耳朶を打ったっ……!
「おい、零っ……!」
 古い小銃を片手に… 周囲を警戒していた少年が振り向く…
 彼の名はシン… シン・アスカ……!
 今更言うまでもなく、機動戦士ガンダムSEED DESTINYの主人公……! 主人公なのであるっ……!
 そして… 彼が呼んだのは…
「ああ… 聞こえているさ、シン……!」
 宇海零…! 賭博覇王伝 零の主人公……! こちらも主人公っ……!
 二人の若き主人公……! 真っ直ぐな気質を持った、二人の若者っ……!
 やはり言うまでもなく…… 対主催……!
 バトルロワイアルの中で出会った少年たち… 手を組み、脱出を図る……!
「今の声、まさか……?」
「誰かが… 殺されたのかも知れない…」
「くそっ…くそっ…!」
 シンが叫ぶ…! 余りの悔しさに……!
「そんなに殺し合いがしたいのかっ…!? あんたたちはっ……!?」
 かつて戦争で家族を失ったシン…! だからこそ、この殺し合いを止めたいっ……!
 が、駄目っ……! 既に犠牲者…! 救えなかった者が一人っ……!
「行こう、シン…!」
 零、発言っ……!
「まだ、生きている可能性もあるっ…! それに、正当防衛の末… ということも有り得る……!」
「零っ……!」
「行ってみよう… まだ、何も手がかりが無い今… 殺人者であっても、死体であっても… 他者との接触は急がないとっ……!」
「あ、ああ… そうだなっ…」
 シン、前を向く…! 二人、進軍っ……!

 そして、間も無く見えたのは…
 洞窟っ……! 山の中にぽっかりと口を開けた、怪しい洞窟っ……!
「零っ… この怪しい洞窟っ……!」
「ああ… あの声は、おそらくこの中から……!」
 シン、中に入ろうと足を進める…
 が… 零が制止っ……!
「中にいる殺人者が、もし凶暴な奴だった場合… 俺達も危ない……!」
 ざわ…
「でも、零…! 俺はコーディネーター……! それに軍人だ…! 揉め事は、任せてくれっ……!」
 シン、自信満々……!
 だが、零… シンの笑顔、簡単には信じられない…!
(だからっ…! そのコーディネーターって何っ……!? 会った時からそう…! ザフトとかプラントとか… まるでアニメっ……!)
 零の悩みは当然… 二人は、別世界の住人っ……! それぞれの知識や常識… そこに大きな違いがある……!
 だが、そんなこと普通は考えない…! お互いに妙だと思いつつも… その人柄だけを信じ、協力している……!
(そう、俺は信じた…! シンのことを… その真っ直ぐな目を……! が、この場だけは危険っ…! 早まらせちゃ駄目だっ……!)
 思考は一瞬… 顔を上げ、さらにシンに声をかけようとした時…
「零、誰か出てくるぞ…!」
(えっ……!?)
 小声のシン… 洞窟の奥は暗く、何も見えない…!
「どうする、零っ……!」
 ざわ… ざわ…
(俺には何も見えない… 聞こえない…! だが、シンは気付いている……!? もし本当なら、危険っ……! 相手が何にせよ、正面からの遭遇は避けたいっ……!)
 とりあえず、隠れるしかない…! 零とシン、洞穴の両脇に退避… 出て来る何者かの不意をつき、有利な位置での接触を図る……!
 やがて零の耳にも届く、足音… 人の息づかい……!
(来たっ… 本当に来たっ……! シンの視覚と聴覚… 少なくとも、俺より鋭い……!)
 向かい側のシンと頷き合う… 出て来たところで、シンと零… ともに手持ちの武器を突き付ける手筈……!
 だが……
「ククク… キキキ…」
 洞窟の中から、笑い声……!

「そこの二人… 隠れていても無駄っ……!」
 シンと零、驚愕っ……! 驚天動地っ……!
 ぐにゃあ~
「姿は隠していても… 気配はだだ漏れ… 丸分かり…! そんなことで… このルガールの不意を突けるとでも……? ククク…」
(何故ばれた…!? 影や物音など… 見抜かれる要素は無かった筈なのに…! 本当に気配なんてものを察知したのか……!?)
 零、困惑……! 一方、今にも突入しようとしているシン……!
 しかし、中にいるルガールという男… その動きの方が、遥かに早い……!
「新たに得たこの力、貴様等で試してくれるっ……!」
 ルガール… 目にも止まらぬ速さで洞窟から飛び出すっ……! シンですら対応不可能っ……!
 反応することすら出来ない……! ルガールの指、零に向けられる……!
「お前の名はっ… カイジっ……!」
(ええっ……!?)
 ぐにゃあ~
 そして次は、シンに…!
「お前は… そう… リュウタロスっ……!」
「なっ……!?」
 シン、愕然……!
 そして… 呆然自失の二人を残し、ルガール、撤収……!
(一体… 何だったんだ、アレはっ……! 名前……!? 俺の名前が、カイジだってっ……!?)
 嫌っ…! 心底、嫌っ……!
 カイジ… それは何だか、駄目人間の名の様な気がして… カイジ、心底から嫌がるっ……!
(ええっ…!? 表記までカイジにっ……!?)
 カイジに電流走る…!
 そして、我に返り… 気付く… もう一人の存在…!
「おい、リュ……」
 思わず口元を押さえるカイジ…! 洞穴の反対側、涙目でこちらを見続けるのは、リュウタロスっ……!
 呼べないっ…! 彼の本当の名を知っているのに… リュウタロスと呼んでしまいそうっ……!
(そんな… 馬鹿なっ…!)
 ボロ… ボロ…
 カイジの目から、涙が零れ落ちる…

 脅威っ…! ルガール、命名の能力っ……!

【E-6 怪しい洞窟の外/一日目 深夜】

【リュウタロス(シン・アスカ)@機動戦士ガンダムSEED DESTINY】
[服装]ザフトの制服
[装備]三八式歩兵銃(銃剣付き)
[支給品]支給品一式
[状態]改名される
[思考・行動]
1:涙目
2:対主催

【カイジ(宇海零)@賭博覇王伝 零@マガジン】
[服装]普通の服
[装備]無し
[支給品]支給品一式、ランダム支給品(武器、確認済み)
[状態]改名される
[思考・行動]
1:カイジなんて… 嫌っ……!
2:対主催

【ルガール・バーンシュタイン@アーケードキャラバトルロワイアル】
[服装]赤いタキシード
[装備]無し
[支給品]支給品一式、ランダム支給品(確認済み)
[状態]健康、命名の能力を吸収
[思考・行動]
1:気に入った特殊能力は全て吸収する
2:優勝狙い、主催者も倒す

【命名神マリナンに仕える神官@DQ6 死亡】

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GAME START リュウタロス(シン・アスカ) ガンダム00 DESTINY
GAME START カイジ(宇海零) 『二人の認証』
GAME START ルガール・バーンシュタイン 髭の方は2000だけ
氏姓を知る 命名神マリナンに仕える神官 GAME OVER
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