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水難事故

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水難事故 ◆MrWWMupjJ6



星の光が辺りを照らす中、長いストレートの髪が風に揺れる。
少女、古手梨花はぼうっと星を見ながら考えごとをしていた。

(私の知り合いは、沙都子と圭一とレナ、頼れる大事な仲間。心強いけど心配でもあるわね)

共に運命を乗り越えた部活メンバーが集まれば、こんな殺し合いだって乗り越えられるはず・・・梨花はそう信じていた。

(みんなで力をあわせればきっと・・・)

そこで梨花の思考は途切れる。

「梨花、大変だ!すぐ来てくれ!!」
「みー!ズシオ、一体どうしたのですか!?」

旅の連れの緊迫したその声に梨花は慌てて後を振り向く。

「マヨ取ってくれマヨ、手が届かんし」
「・・・」

見るとそこには地面に座ったズシオが茶碗片手にご飯を食べていた。
3m先に置いてあるディバックの上には確かにマヨネーズがある。
梨花は黙ってマヨネーズの容器を掴む。

にょろにょろにょろ

「あがあがが」
直接口の中に注いであげた。
(はぁ・・・)
内心ため息をつく。この男はズシオ。
なんでも滅ぼされた帝国の王子さま(自称)らしい。

「みー、のんびりご飯を食べてる場合じゃないのです! 早くこの山を下って町へ行かないと」
「もぐもぐ・・・せめて馬がもぐもぐ・・・余の愛馬シルバーがいれば一瞬でつくのにな」
「シルバー?お馬さんの名前なのですか?」
「うむ、世界一の名馬だ」
「それはスゴイのいです!きっと銀色の毛並みのお馬さんなのですね」
「いや、汁吐きかける婆さん書いて汁婆(シルバー)だが?」
「・・・もういい、黙って。あんたの話を聞いてると頭が痛くなってくるわ」

梨花は頭を抱えながらいった。
ズシオとの会話は非常に疲れる。

ついさっきもこんな事があった。




数時間前

「キーング・ジョイスティック・シャワー」

じょー

「ガ、ガンダーッム!!」
ズシオはいきなり出会ったばかりの巨大ロボットにとんでもない事をしでかした。
「ちょっとズシオ!いきなり何を!」
「ハッハ!ガンダムを成敗してくれたわ!」
すっきりした笑顔でズシオはいう。
「よ、よくも・・・ガンダムに小便をかけたな」
「怒ってるのです、凄く怒ってるのです!ズシオ早く謝る・・・」
「来い、汁婆ーーー!!」
唐突にズシオは叫ぶ。
「し、しるばー?」
わけが分からず私はとまどう。
「余の声が聞こえたら来るのだ、汁婆ーーー!!」
ひたすらに叫ぶズシオ。
「ニンジンやるから(ボソッ)」

その想いに導かれるかのように、ズシオの背後、川から水しぶきをあげ現れた巨大な物体。
それは、馬が乗る馬。
―――風雲再起(ロボ)降臨ッッッ!!

「なにこれっーーーーー!!?」
梨花にはもう何が起こってるのか理解できなかった。
「よし!」
「よし、じゃないわよ!なに?何のよこれ!?」
「馬だ!汁婆じゃないけど馬だー!ひゃっはー」
そしてなんとなく乗り込むズシオ。

ガシイ!!

ロボットとロボットが激しくぶつかり合う。
梨花はその衝撃で吹っ飛んだ。
「うう、なんなのですか、これは・・・」
そんな梨花に向かってズシオが叫ぶ。
「下がっていろ、王の勤めとは皆を守る事!そのために余は・・・」

ぶしゅううう

ぶつかり合った衝撃で大規模地下水脈発見。
土石流発生!ゴッドガンダムと風雲再起、流される。

「余はあああああああ!?」
「ガ、ガンダーーーーーム!!」

「ズ、ズシオぉぉーーーーー!?」

吹き飛ばされ運良く土石流に呑まれなかった梨花だけが残った。
そう・・・ひぐらしだけが彼らがどうなったかを知っているのだろう。


実際はズシオはボロボロになって数時間後に帰ってきたけど。

【位置:H-5 山/黎明】

【古手 梨花@ひぐらしのなく頃に】
【服装】服
【装備】なし
【状態】黒梨花
【持ち物】支給品一式 、茶碗とマヨネーズと箸
【思考】
1:部活メンバーと合流する
2:殺し合いという運命に抗う

【ズシオ@余の名はズシオ!】
【服装】上半身裸、ズボン
【装備】なし
【状態】健康
【持ち物】支給品一式
【思考】
1:なんで水なんか出たんだろ?80%・信仰20%



一方セツナは。

「ガン・・・ダム・・・」

気を失いドザえもん状態で川を流されていた。

【ゴッドガンダム、風雲再起 破壊確認】

【位置:F-4 川/黎明】
【名前】 刹那・F・セイエイ@機動戦士ガンダム00
【服装】 パイロットスーツ
【状態】 気絶
【装備】 
【持ち物】なし
【思考】 
1:ガン・・・ダム・・・
2:俺がガンダムだ
3:俺はガンダムだ

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余の名はズシオ 古手梨花 古手梨花のなく頃に
余の名はズシオ ズシオ 古手梨花のなく頃に
あの時、思った 刹那・F・セイエイ ガンダム00 DESTINY

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