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クラウディア-3


クラウディアが話して聞かせてくれた物語の中に、
いまだに解明されない恐ろしい病の話があった。
とつぜん現れるその病は、瞬く間に世界に広がり、
やがて多くの花が枯れてしまうだろうということだ。

怖いわ、と笑いながら話す<彼女>に、
俺も笑顔で相槌を打っていた。

〝怖いな、今日は眠れるだろうか〟 冗談めかして言う俺に、
笑いながら〝気をつけて〟と返すクラウディアが愛しい。

笑い話にしてしまったけれど、
<彼女>が枯れてしまうのも、俺が死んでしまって二度と<彼女>に会えないのも、
どちらも怖いことだ。そんなことは耐えられそうもない。