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日常-1


小窓から差し込む冬の陽気と暖かい蝋燭の灯を
木の調度が映している。

給仕の年かさの女が慌ただしげな様子は上品ではないけれど、
貌に聖母の趣を浮かべている。

サンドウィッチに挟んだトマトとモッツァレラチーズにルッコラは、
イタリアの気高き旗を思わせて、俺をノスタルジックな気分に誘ってくれる。

やがてスコーンを切り分けながら紅茶を傾けた頃には、
日差しに夕方の表情を見てとれた。