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日常-3


アポロンが大海を眺めたいと、玉座を西に動かしていく。
バルコニーに出て西を眺めると、太陽は<白い峰>の頂に下りようとしている。

白い柔らかな光が雲を伝ってこちらに注ぎ、
やや離れたところでは空がうっすらとした青に澄んでいる。

美しいこの時間は、地上にあるどんな贈り物にも増して素晴らしい。
傍らに佇む薄青のヴェールを纏った貴婦人は、
何も言わずに天上に思いを馳せている。