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日常-3


<自然>が優しい顔つきをしている今日のような日でさえ、
<多忙>がつきまとって心が晴れることがない。

ある時は木々の間から、ある時は背後にじっと佇んで、
たえず気持ちを揺さぶることに腐心している。
音楽を聴いていても気持ちが穏やかでなく、恋人を思い浮かべても揚々としない。

<閑暇>とはなんと素晴らしい少女だったことだろう!
彼女が俺のもとから離れてからというもの、幻想世界はさらに朧気なものとなってしまった。

ああ、世の人よ、滑稽なことだと笑うのも構わない。
あの忌まわしい<多忙>よ、呪われてあれ!
彼の追手からはドゥーチェであろうと逃れられないものなのだ。