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殺意の波動に目覚めた劉備


関羽と張飛を失い、呉との決戦に臨む際の劉備の姿。
長年の友を殺された怒りが原因で、すべての弱さや迷いが失われ
かつてはキレた状態でしか引き出すことのできなかった超人的な戦闘力を
常時使うことができるようになっている。
その圧倒的な武力で、一時は呉軍を壊滅まであと一歩というところまで追い詰めた。
しかしその突出した戦闘力と己の身を焦がすほどの怒りゆえに
彼は味方の被害をまるで考慮しなかったばかりか、
呉の陸遜の計にハメられ夜の闇に惑わされ同士討ちの愚まで起こしてしまう。
夜が明け、彼の目に映ったものは、彼の無謀な突出に付き合い倒れた味方と
そして彼自身の手によって殺められた味方の屍が、大地を埋め尽くす光景であった。
己が愚を知った劉備は激しい罪悪感に苛まれ、
そしてその罪悪感が彼の身から怒りの火種を奪い去ってしまった。
普段の常人である彼に戻ってしまった劉備には、
もはや呉に勝利するだけの力は残されてはいなかった。

かくして劉備は敗走し、落ち延びた白帝城にて、
戦傷がもとでその生涯を閉じたのだった。