平沢唯(ひらさわ ゆい)とは、漫画及びアニメ「けいおん!」の主人公。
桜が丘高校に入学し、何か新しいことを始めようとするも何も思いつかず、入学から2週間、部活動入部届が書けずにいた。
一方で、桜が丘高校では部員不足によって廃部の危機に瀕していた軽音楽部に、唯と同じ1年生の田井中律、秋山澪、琴吹紬の3人が入部することになり、あと1人入部すれば部は存続できることとなり、勧誘活動を始めた。
その頃、軽音楽部の存在を知った唯だったが、軽音楽に対して「軽い音楽って書くから、簡単なことしかやらない」と解釈し、入部届を出すものの、本来の活動内容を知って、自分にはバンドはできないと思い、入部を辞退しようと部室を訪れたが、3人の演奏に心を動かされ、正式に入部し、バンド「放課後ティータイム」のギタリストとして活躍することになった。
1年後、軽音楽部及び放課後ティータイムに1つ下の後輩・中野梓が加入し、放課後ティータイムは5人体制になった。
おっちょこちょいな天然ドジっ娘。甘いもの好き。部屋着のTシャツは「ロマンス」や「オーシャン」などと書かれたシュールな物が多い。
両親と1つ下の妹・憂をもつ。だが両親はたいてい旅行などで不在なことが多い。
軽音楽部入部までは楽譜も読めない程度の音楽初心者で、入部しても専門用語やギターコードがわからないものの、絶対音感と相対音感を兼ねた才能の持ち主。
愛用のギターはギブソン・レスポール・スタンダード、楽器屋で14万8千円(アニメでは25万円)で売られていたものを、紬の値切りによって5万円で購入。選んだ理由はカワイイからで、「ギー太」と名付けた。
もとは4コマ漫画だった「けいおん!」は、2009年に京都アニメーション、TBS製作のアニメ第1期が1クールにわたって放送され、2010年、アニメ第2期が放送中された。(なお、第2期のタイトルは「けいおん!!」と、!が1文字多い。)
ロケーションは主に京都市内で描かれ、叡山電鉄の駅かと思われる場面がずいぶん見られる。また、桜が丘高校の校舎は、数年前に校舎建て替え問題で話題となった滋賀県の豊郷小学校をモデルにしているとされているが、京アニはこのことを認めていない。一方で近江鉄道220形|その小学校を沿線に構える鉄道会社がアニメ第2期放送開始を記念して記念乗車券・入場券セットを発売した。
そしてどういうわけか、京都府は2010年の国勢調査のPRキャラクターに放課後ティータイム一同を抜擢してしまった。
さらに2011年12月3日には劇場版も公開。ストーリーとしては卒業旅行で某変態紳士の国に行くということである。その映画の宣伝のために、京阪600形に派手なラッピングを施されたことは記憶にあたらしい。
全体的に京アニキャラが少ないバトロイ界、そんな中で石坂線の鬼神が目をつけた。
アニメ第1期第1話の「うんたん♪」など、元ネタ由来の台詞の一方で、「仮面ライダー響鬼」に登場するギター奏者である轟鬼の「音撃斬・雷電激震」も実装されている。
しかし成績は振るわず、すでに2度の未勝利敗退を喫し、「だめぽ女学生」の長女となっている。