銅鑼衛門(どらえもん)とは、「ドラえもん のび太の出征前夜」に登場する絡繰(ロボット)及び兵器。
搭乗員は海軍少尉野比のび太ほか五名。
乱戦闘技(バトロイ)ではその軍国主義的思想から多数のキャラに嫌われていて、「軍国ダヌキ」というあだ名で呼ばれている。
もとはニコニコ動画で「短調にしてみた-1:ドラえもんのうた」(sm1774028)がうpされ、それが軍歌に聞こえられ、軍歌風の替え歌が作られ、それに乗じる形で「ドラえもんのび太の出征前夜」というタグが貼られた。
最近は本分の戦争のことよりも焼き鳥そうめんを護ることに集中しているらしい。特に第三回世界乱戦闘技大会での上位入賞に期待を掛けている。というかお国のためよりそうめんのために戦っているらしい。で、今となってはそうめん連合の副会長の座に。
仲間に対しては基本思いやりはあるが、のらくろやヒューンリンクといった態度の悪い者は容赦なく切り捨てる冷酷さもある。
一方乱戦闘技の実力はそこそこで、第六回世界乱戦闘技大会で念願の鬼神軍代表に選ばれたが、無得点期数が多く、22位中16位に終わり、あまつさえ犯多軍の二名より下位になり、長期出場停止となった。
ドラえもん一行は時空旅行機(タイムマシン)で江戸時代に向かおうとしたが、途中でタイムマシンが故障し、来た時代はなんと1941年の日本だった。故障したタイムマシンの修理中、たまたま通りかかった憲兵にドラえもんは捕まってしまう。そして残されたのび太、スネ夫、ジャイアン、しずかちゃんは逃げ出したうちに、それぞれはぐれてしまう。
やがてスネ夫は陸軍に召集されビルマへ、のび太とジャイアンは海軍に召集され太平洋へ、そしてしずかちゃんは勤労動員されるのだった。一方ドラえもんは軍の研究室に連れてこられ、研究員にひみつ道具を四次元ポケットごと没収される。そこで研究員はドラえもん本体とひみつ道具を軍用改造するのだった。
その後、スネ夫はビルマで、ジャイアンはミッドウェーで、のび太は硫黄島でそれぞれ戦死。なぜか沖縄にいたしずかちゃんはひめゆりに召集されて散った。そして出木杉もレイテ島沖に沈んだ。
そして1945年6月、ドラえもんは帝国陸軍最終兵器「銅鑼衛門」に改造され、ついに実戦投入されることに。果たして、その戦いの行方は・・・・
話数 | サブタイトル |
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1 | 「僕、ドラえもんです・・・ 謎のタヌキの告白」 |
2 | 「事実は未来より恐ろしい!?セワシの疑惑」 |
3 | 「すべてが手遅れか!?スネ夫、ビルマに散る」 |
4 | 「心の戦友(とも)のために・・・ ジャイアン、ミッドウェーに沈む」 |
5 | 「迫る超決戦!のび太の出征前夜」 |
6 | 「超決戦の幕開けだ!!亜米利加だけは僕が倒す」 |
7 | 「さよならみんな!のび太、硫黄島に散る」 |
8 | 「しずか、沖縄に散る・・・ ドラえもん戦士全滅か!?」 |
番外編1 | 「捨て身の反撃及ばず!出木杉、レイテ島沖に沈む」 |
劇場版1 | 「燃えつくせ!!熱戦・烈戦・超激戦」 |
9 | 「最後の希望!!帝國陸軍最終兵器ドラえもん」 |
10 | 「さらばドラえもん・・・ また逢う日まで」 |
11 | 「時は平成!!セワシとドラミ」 |
番外編2 | 「猛抗議!?靖国神社参拝」 |
番外編3 | 「2回も誤報!?揺れる日本」 |
劇場版2 | 「過去を変えろ!!セワシとドラえもん」 |
劇場版3 | 「敗戦への道」 |
「ドラえもんのうた」を短調にし、歌詞を軍歌風に変えたものが主題歌である。
(陸軍省検閲済第五百二十号)