ここは日向家の地下にあるケロロの部屋…。
ケロロは、趣味のネットサーフィンをしていた。
「フフン、フフン、フフン、フフッフフンフン~♪(ケロッ!とマーチの鼻歌)」
カチッ、カチッっとマウスの音が静かに響いている。
「ケロッ?」
ケロロの動きが止まった。
「なになに…、『バトルロイヤルR』…、って何でありますか?」
バトルロイヤルRとは…、
自分のキャラを登録してライバルと戦う、CGIゲームのことなのだ!
「フッフッフ…、いい事考えたであります!ゲロゲロゲロリンチョモランマ!」
数分後。ケロロ小隊の秘密基地にて。
「…というわけで、このバトルロイヤルRを使ってペコポンを侵略するであります!」
「軍曹さん、頭いいですぅ~! …あれ?クルル先輩は?」
タママが質問。
「クルルなら、研究のためにどこかへ行ってしまったであります。」
「で、それでどうやって侵略するんだ?」
ギロロが言う。
「まず、我輩たちが各地のバトルロイヤルRのキャラとなって登録し、そして大きな記録を残していけば侵略は完了したのも同然であります!」
(なんか…、違うような…?(ギロロの心の声))
そして…、人数分のパソコンが準備された。
「では、作戦開始でありまs…」
「ちょっと待つでござる!」
と、突然現れたのはドロロ。
「ヒドイよぉ~!その作戦にボクを呼ばないなんて…!」
「…じゃあ、ドロロも入れて作戦開始であります!」
数時間後。
と、ギロロ。
「やりましたぁ~!
Marinonet.の第231シーズン連勝数トップとトータル勝利数トップで2冠達成ですぅ!」
と、タママ。
「拙者もMarinonet.のD-BR杯を制覇したでござる!」
と、ドロロ。
「ゲロゲロリ…、作戦は順調でありますな…!」
「おじさまー!」
「ゲロッ?」
と、登場したのはアンゴル=モア(以下モア)。
「モ…、モア殿!?」
「私も参加します! ていうか、途中参加?」
とモアも参戦。
「うぬー!あの女、ボクより目立って軍曹さんを誘おうってか、えー!?」
タママが嫉妬している。
数分後。
と、モア。
「ボクもMarinonet.のD-BR杯をやっと制覇出来たですぅ…!」
と、タママ。
「これでもう…、作戦はまず成功でありますな…。」
一方その頃、日向家の方は…。
「あのボケガエル…、最近おとなしいわね…。」
と、夏美。
「また自分の部屋か秘密基地でガンプラでも作っているんじゃない?」
と、冬樹。
こうして、今日も夜が明けるのであった…。
おしまい。
最終更新:2009年03月02日 13:10