ゲーメストとは、1986年に創刊されたアーケードゲーム専門の雑誌である。
とにかく誤植の多かった雑誌としても有名で、そのあまりの多さ故に「わざと誤植しているのでは?」という噂さえ立つほどであった。
とはいえ雑誌自体の売り上げは良く、私も『ダライアス外伝』の頃から毎号買って読んでいました(それ以前は立ち読み・・・)。
しかし1999年8月に新声社の倒産と共に廃刊。
突然のことだったため事前の告知などもなく、発売日が過ぎても本屋に並ばないので不思議に思って店員に聞いたら、
「ああ・・・その雑誌、どうも会社が倒産したみたいなので・・・」と言われて、
( д ) ゜ ゜
となった記憶があります・・・。
その後、『ゲーメスト』のスタッフのほとんどがアスキー(現エンターブレイン)に移籍。
新たなアーケードゲーム専門の雑誌『アルカディア』を創刊した。
パラメーター
体・15 攻・10 防・35 速・40 (堅守高速)
文字色・緑
アイコン・色眼鏡男1
台詞
攻撃「ザンギュラは速めの回転のスーパーウリアッ上が出せる!」
回避「ここでアクセル全開、インド人を右に!」
命中「ガードさせれば反撃は受けない!反撃を受けたりする。」
会心「見よ、たった三段なのにこの威力!!」
勝利「確かみてみろ!」
敗北「こんな状況では、やられてあたたり前」
逃走「次号のゲーメストは2月30日発売!」
台詞は全て、『ゲーメスト』誌上で本当にあった誤植を元にしています。
台詞解説
「ザンギュラは速めの回転のスーパーウリアッ上が出せる!」
『ゲーメスト』の数ある誤植の中でも最強クラスと言って良い誤植。
正しくは「ザンギエフは速めの回転のスーパーラリアットが出せる」だが、一体何をどうしたらこうなってしまうのやら・・・。
「ここでアクセル全開、インド人を右に!」
これも上記の誤植と双璧を成すと言えるほど有名な誤植。
正しくは「ここでアクセル全開、ハンドルを右に!」
「ガードさせれば反撃は受けない!反撃を受けたりする。」
格ゲーの攻略記事中の誤植。一体どっちなんだ?
よく見たらそれ以前の文章も少しおかしかったりする。
「見よ、たった三段なのにこの威力!!」
格ゲーのコンボ紹介記事から。
この文章自体に間違いは無いのだが、一緒に載っている画面写真に肝心の体力ゲージが写っておらず、そのコンボにどれだけの威力があるのか読者に全く伝わらないということが何回もあった。
「確かみてみろ!」
『ゲーメスト』誌上で連載されていた漫画『STREET FIGHTER Ⅲ RYU FINAL -闘いの先に-』の最終回、最後のページ、最後のコマという、とんでもない所で発生した誤植。
正しくは「確かめてみろ!」
この頃には私もすっかり『ゲーメスト』の誤植の多さには慣れていましたが、それでもこれにはかなり驚いたものです。
本当はわざと入れていた誤植の数(笑)
- 個
最終更新:2009年08月30日 23:21