バトルを終えて飲むポケセンのコーヒーは苦い……
サんダースとは、言わずと知れたポケモンである。
90年代の激戦を切り抜けたサンダースを待っていたのは、また、地獄だった。
後の作品に現れた「とくせい」と新技。
強力な道具を持たぬ者は使ってもらえぬバトルの世界。サンダースの身に染みついたかつての栄光の臭いに惹かれて、危険なヤツらが集まってくる。
かつて、あのスタジアムに送られたポケモンたち。
無数のトレーナーたちのギラつく欲望に晒されて、スタジアムに引き出されるカントー地方の拳闘士。
魂無きポケモンたちが、ただ己の生存を賭けて激突する……
近況
その速度の種族値には自身があり、速さこそが全てだと思っていたのだが、新作では通用しなくなっていた。
こだわりシリーズ、りゅうのまい、とくせい。能力アップ技など影分身くらいのものであった旧世代を嘲笑うように、新世代の劇的なる積み戦術が牙をむく。自慢の素早さは容易く抜かれ、今まで不要とされてきた重戦車の一撃で容易く沈む。
「私が遅い!? 私がslowly!!? 冗談じゃないッスよ!!!」
そんな叫びが空しく響く。与えられたのは、出オチという役割。
挙げ句の果てに、打撃水技・アクアジェットで沈む屈辱の敗北。システムの見直しが行われ、タイプと能力の不一致により今まで眠り続けてきた不発弾達が目を覚ましたのだ。
そして、かつての栄光を失った金色の元エースは病み、疲れ、バトロイという地獄に身を投じることになった……
※フィクションです。なお、
作者とも関係はありません。
戦績
ステータスなど
16 / 10 / 28 / 46
攻撃:でんこうせっか!(カカッ)ミサイル針!
回避:『みがわり』あんたには速さが足りないッ☆
防御:私にも一撃を入れさせろーい!
会心:マクロの空を貫いて、おまえを撃った雷が、目覚めてくれと放たれたーッ!
勝利:バトルを終えて飲むポケセンのコーヒーは苦い……
敗北:めのまえが まっしろに なった……
逃走:私が遅い!? 私がslowly!!? 冗談じゃないッスよ!!!
最終更新:2010年07月15日 12:09