ドイツ・ボードゲームの申し子
カタン(
Die Siedler von Catan)とは、ドイツ発祥の大人気ボードゲームである。
日本でも販売されており、そこらのホビーショップでも普通に見つけられると思われる。
サンダースがイチオシするボードゲームでもある。
※以下は大雑把な説明なので間違っているところがあるかもしれません。
★概要
舞台は六角形のタイル(土地)を並べて構成された島、カタン島。
プレイヤー(3、4人)はカタン島への入植者として開拓を進めていく。
毎回ランダムに配置されるタイルには「木材、粘土、麦、鉄、羊毛」の五種類の資源がそれぞれ描かれており、さらに7を除く2〜12の数字が、やはりランダムに割り振られる。プレイヤーは各々のターンの初めにサイコロを2つ振り、出た目の合計の数字が書かれたタイルに接する家(街)を持つプレイヤーはタイルに記された資源を得ることができる。
サイコロを振った後、プレイヤーは手持ちの資源を消費することで、タイルの角には家や街、辺には道を建設することができる。開拓の度合いは点数で評価され、一番はじめに10点に達した人が勝者となる。
☆点数
家:1点×建設数(自分の家と道で繋がった場所にしか建設できない。また、家の隣には建設できない)
街:2点×建設数(街は家を成長させる形でしか建設できない。ただし、街の接する土地からは資源が2枚取れる)
建物のカード:チャンスカード(後述)に記された点数を得る。
Longest Road:最も長く道を繋げている人への称号。2点(記録更新で奪い取れる)
Largest Army:騎士団(ソルジャー)のカードを最も使用している人への称号。2点(記録更新で奪い取れる)
★特色
このゲームで重要なのが、他人の振ったサイコロでも、自分の土地の数字が出れば資源を得られることである。つまり、いかに8や6のように出やすい数字の土地(タイル)の周囲に家を建設するか、という事が勝負の鍵となる。
他にもプレイヤー間での資源交換は自由で、島の沿岸には家を建てることで手持ちの資源とほしい資源を交換できる「港」になる場所が存在したりと、頭を使った資源のやりくり、駆け引きが重要となってくる。
サイコロの運勝負に終わらない奥深さがある。
★盗賊
数字の7のタイルは無いが、これは盗賊の目と言われる。
最初にタイルを配置する時、盗賊コマが置かれる場所は砂漠になっていて、数字も割り振られない(資源無し)
サイコロで「7」が出たとき、手札(資源)を8枚以上持っているプレイヤーは、資源を半分捨てなければならない。
また、サイコロを振ったプレイヤーは、島の上にある盗賊コマを任意の土地に置いて、その土地に接する建物を持つプレイヤー1人からランダムで資源を1枚奪い取れる。
盗賊コマを置かれた土地からは、資源が出なくなってしまう。これをいかに利用するかが勝負所となるわけだ。
※盗賊は、騎士団(ソルジャー)のカードを使うことでも移動させられる。
★チャンスカード
このカタンで重要な役目を持つのが、チャンスカードだ。
自分のターンに「羊毛、麦、鉄を1枚ずつ」消費することで、チャンスカードを手に入れることができる。
カードは入手した次のターンから、自分のターンに限り使用できる。
使うときまで、カードの中身は伏せておこう。
街道:使うことで、道を2本伸ばせる。設置のルールはそのまま。
独占:全プレイヤーから好きな資源を根こそぎ奪い取れる。
収穫:どれでも好きな資源を2枚ゲットできる。
勝利点:持ってるだけで点数になるカード。だから、最後まで見せなくても大丈夫。
騎士団:上に書いてある通り、盗賊を動かせる。1番多く使ってるプレイヤーは「Largest Army」で2点ゲット。
★おまけ
良い場所に家を建てまくり、港もゲットし、交渉の必要もない資源王になれれば勝利は間近。
しかし気を付けろ。チャンスカードを取りまくっている人は点数を隠し持っているかもしれないぞ。
家を建てて堅実に資源と点数を獲得していくか、それともチャンスカードで一発を狙うのか。悩ましいところだ。
ステータスなど
25/16/34/25
※十の位と一の位を足すと7になる。という法則に従って決められる。
セリフ解説
カタンの説明や、プレイヤーの発言をJOJO風にしている。
☆攻撃:賽を投げるんだよぉ〜〜っ!
賽を投げるところからターンは始まるのだ!
☆回避:フフフ、我が道はまだまだ伸びるぞ……!
何を回避したのかはさておき、Longest Roadを狙っているようだ。道の先に家を建ててやれば阻止できるのだが……?
☆防御:なにぃ〜〜っ!? 手札が半分にぃ〜〜っ!
せっかく資源を集めたのに、7を出されてしまった! さらに盗賊で資源を奪われるかも!
☆会心:『ソルジャー』ッ! フフフ、さあ%tekiよ、資源を明け渡すがいい
チャンスカード発動! ハットトリックでLargest Armyまであるぞ!
☆勝利:俺がポイントを溜めた。9点の時点でな…そして勝利できた…やれやれだ
こっそりとため込んだ勝利点のカードを一気にオープン!
家は資源を集めながらポイントを稼ぐ、カードは隠れながらポイントを稼ぐ。つまり、一発逆転の形になるな……
☆敗北:この%mynameをやっつけたと思うなよ……!
いや、カタンってのはやっつけるものじゃあないんだ……
もっとも『やっつけるべきもの』は!いいかい!もっとも『やっつけるべきもの』は!『運のせいにする自分』さ!
☆逃走:%teki、次は7地獄行きだっ!
語感の似ている
サタンの台詞をパクっている。しかし実際に7ばかりが出る7地獄があるのだ。
ネタでしかない、おまけ
ほんなら街道のカードで どんくらい延びるかわかる?
13kmや
「なん……だと……!?」
街道の能力、昔お伝えしましたよね? すんません。あれ、嘘言いました。言うたほど長く伸びません。
ただ、伸びる時一瞬だけ道が最長になります。そして長い道にはLongest Roadがあります。
……解ってもろたみたいですね。
さっきチャンスカードを使うたとき、3枚だけ表にせず残してきたんです。
"殺せ" "勝利点(かみしにのやり)"
最終更新:2011年02月05日 18:44