提訴

宝塚音楽学校の退学無効、万引き認めず地裁が仮処分2度も(読売新聞)
リンク切れ http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20091105-OYO1T00888.htm?from=main1
元生徒が地位確認と損賠提訴

 宝塚音楽学校(兵庫県宝塚市)が昨年11月、退学処分にした元生徒(18)を巡り、神戸地裁が2度、退学を無効とし、生徒として認めるように命じる仮処分決定をしていたことがわかった。同校は万引きなどを退学理由にしていたが、地裁は「証拠がない」などとしている。同校は現在も復学を認めておらず、元生徒は、地位確認と1000万円の損害賠償を求める訴訟を地裁に起こした。

 提訴は2日付。訴状によると、元生徒は昨年4月に入学後、いじめを受けていたといい、同9月に同期生らに「コンビニでジュースやおにぎりを万引きした」と学校側に報告された。さらに、宝塚大劇場で拾った財布を寮の自室に9日間放置していたとして、同校は11月、これらを理由に退学にしたとしている。

 元生徒は「万引きはしていない」と仮処分を申し立て、地裁が今年1月、「万引きを裏付ける事実はない。拾った財布を届けなかったことで退学にするのは酷だ」と指摘。しかし、同校が同月中に再び退学としたため、元生徒は2度目の仮処分を申し立て、地裁が元生徒側の主張を認めた。

 元生徒は来年3月に卒業予定だったが、「タカラジェンヌとして活躍する機会が失われた」と主張。復学が認められない慰謝料300万円と、将来得られたはずの収入の一部として700万円を求めている。

 樫原幸英・同校事務長の話「訴状が届いていないのでコメントできない」
(2009年11月5日 読売新聞)

宝塚音楽学校の元生徒、「うその告げ口で退学」提訴(朝日新聞)
リンク切れ http://www.asahi.com/national/update/1104/OSK200911040073.html
2009年11月4日22時36分
 宝塚音楽学校(兵庫県宝塚市)の元生徒(18)が「うその告げ口に基づいて退学処分を受けた」として、同校を相手に現在も生徒であることの確認と慰謝料など1千万円の支払いを求める訴訟を2日付で神戸地裁に起こした。

 訴状によると、元生徒は昨春入学した後、数人の同期生に「コンビニで万引きをした」と虚偽の告げ口をされ、昨年11月に退学処分を受けた。神戸地裁は今年1月、現在も生徒であることを認める仮処分を決定。さらに、復学を拒否した学校側に対して1日あたり1万円を元生徒に支払うよう命じた。学校側は先月までに約110万円を支払っただけで、今も復学を認めていないという。

 元生徒は「告げ口をした同期生からはいじめを受けていた。告げ口はいじめの一環であり、学校側はそれを根拠なく信じた」と主張している。同校の樫原幸英事務長は「訴状が届いていないのでコメントできない」と話した。


提訴:宝塚音楽学校を 「万引き理由」退学の元生徒、処分取り消し求め--神戸地裁(毎日新聞)
リンク切れ http://mainichi.jp/kansai/news/20091105ddn041040017000c.html


退学処分の取り消し求め「宝塚音楽学校」を提訴 兵庫(産経新聞)
http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/hyogo/091104/hyg0911042219004-n1.htm
 宝塚歌劇団の劇団員を養成する「宝塚音楽学校」(兵庫県宝塚市)に在籍していた女性(18)が「(退学の原因となった)万引の事実はなく、退学処分は不当」として、退学処分の取り消しと慰謝料など1千万円の支払いを求める訴えを神戸地裁に起こしていたことが4日、わかった。

 訴えは今月1日付。訴状によると、女性は平成20年4月に入学したが、「学校の許可を受けずに取材に応じたことをきっかけにいじめを受けた」と主張。さらに「同級生らがコンビニで万引をしたなどの事実を捏造(ねつぞう)して同校に報告した」としている。同校は報告を受け同年11月、女性を退学処分とした。

 女性は退学処分後、神戸地裁に仮処分命令を申し立て、同地裁は今年1月、退学処分を無効とする決定を下したが、同校は決定に従わずに同月、2回目の退学処分を通知。女性は再度同地裁に仮処分を申し立て、認められたが、退学処分が取り消されないため提訴に踏み切った。

 女性は同年2月に登校したが、同校の事務長らに登校を拒絶されたといい、女性の代理人は「生徒の身の潔白を訴えたい」としている。同校は「訴状が届いていないのでコメントできない」としている。


18歳女性「退学処分は不当」 宝塚音楽学校を提訴(神戸新聞)
リンク切れ http://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/0002494006.shtml
 タカラジェンヌを育てる宝塚音楽学校(宝塚市)が、退学処分を取り消さず授業を受けさせないのは不当だとして、女性(18)が4日までに、地位確認と1000万円の慰謝料を求め神戸地裁に提訴した。同校は学則に反したなどとして2度女性に退学処分を出したが、女性が地位保全を申し立て、神戸地裁は2度とも女性を生徒と認める仮処分を決定している。

 訴状によると、同校は女性が学則に反しているなどとして、(1)学校に無断でマスコミの取材を受けた(2)コンビニエンスストアでおにぎりなどを万引(3)宝塚大劇場で拾った財布を寮に持ち帰り9日間放置した-などを挙げ、2008年11月22日付と1月17日付で退学処分とした。

 女性は処分後に仮処分を申し立て、地裁は「退学処分の理由にはならない」などと生徒としての地位を認める決定をした。また学校に「女性が授業を受けることを拒んではならない」と命じた。しかし、女性が登校すると、学校側の弁護士が「登校を拒絶する」と告げたという。宝塚音楽学校は「訴状が届いていないのでコメントできない」としている。


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最終更新:2010年07月14日 20:59
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