【七人の大将軍】

聖戦の折、ルーフェロに従って魔界に下った旧神たちのこと。

魔界において7人はすべて大公爵の位を与えられている。

 

 アコールAchor)(混沌の王)  

『混沌』が双子神らの手助けをするようにと作った2柱の神の一人。

 善でも悪でもなく喜びでも悲しみでもなく、そして同時にすべてである原始の存在だったが、力を与えられて叡智と虚飾を司る神となった。
ルーフェロの側を離れることがないので、魔界から出ることはない。

 

 

 ルートゥアン(魔界に下ってはシャリート) Slyt

同上。

詳しくはこちらを参照

 

 

 エリオーシュ(Erioch)

復讐と忠誠を司る。黒い蝙蝠の翼を持ち、非常に冷酷かつ残忍な性格だが、狂信めいた忠義心を持つ。漆黒の鎧に身を固めた騎士で、配下に60の軍を率い、彼らもまた「ダーク・ナイト」と呼ばれるように、黒尽くめの鎧や装束である。「ダーク・ナイト」の一人は人間の1千の兵の力以上を持つので、戦場での祈りはエリオーシュがダークナイトの一人を遣わして下さる様に、と唱えられることがよくある。

 

 

 アスタロシュ(Asztalos)

元、グウェンドリンの率いる戦乙女・ネロ・ヴェネリアの将軍であり、美しくも勇猛、愛と争いの女神だったが、ルーフェロに心酔、彼のために軍を率いた。

また、予知や占い、薬草学を司り庇護することから、至高神の影響が薄い地では情熱と愛の成就、その永続、そして健康を祈る護符が今でも作られている。

 

 

  カルハロス(Carcharoth) →画像
2対の皮膜の翼と、1対の黒鳥の翼を持ち、アルマツィア(慈悲)とヘルグリム(残酷)の二本の剣を扱う大公爵。
普段は魔界のルーフェロの元にいるが時折人間界を放浪している変わり者。
旧神に対する祈りを聞き取る事ができ、その願いを遂げる為に一箇所に留まる事はない。
また、それによって旧神に対する賛辞と信仰心を世界中で高めている。
憤怒を司り、一度切り結んだ相手はカルハロスの艶やかな銀髪が赤く染まるほど容赦なく鏖殺する。
人には好意的で彼らの成長を見る事を楽しみの一つとしている。

ヘルグリムの名の由来は、闘いから逃亡しても斬られた部分が剣から離れれば離れるほど深く抉れ、傷を広げる事にある。
これを防ぐにはアルマツィアを使う以外ない。
人間界では仕立ての良い濃紫のコートを着用した貴族らしい姿をしている事が多い。

 

 

   バールベリス(Baalberith) →画像

緩やかにカーブした琥珀色の金髪と澄んだ蒼い瞳、白磁の肌と育ちのよい貴族の少年を思わせる姿をとり、背には二対(4枚)の白い翼、双頭のグリフォンに騎乗する。

傲慢と成功、預言と未来を司る。魔術全般を得意とし、錬金の知識も並ぶものがないと言う。彼がルーフェロについたことにより、天界は重大な知識の損失となった。

人のあらゆる欲を愛し、煽ることを楽しみとする。

 

  

   ラスフィロス(Rasphiroth) →画像

 冥界(ゲヘナ)と魔界との間にある【裁きの門】を守護する旧神。転生できない魂や、地上を彷徨い続けて悪しき存在となった魂を使役することが可能であり、唯一それを消滅させることができるネクロマンシー的な存在。

両手で振るう大鎌を武器とする。ドラゴンの翼と鷲の翼を1対ずつ持つ。

一方で司るものは豊穣と栄光であり、聖族であった頃から生贄がもっとも捧げられた神でもある。

 

 

(12/11 執筆中)

最終更新:2009年01月23日 15:02