【レイヴァース・アカデミー】

 アカデミーエンブレム

 

(実際のエンブレムには白フチはありません。黒背景で見やすいようにするためです)

初代学長:・パーシヴァル・レイヴァース

 王冠は城主の庇護があることを、鍵は魔族との契約を、ドラゴンは城主を、グリフォンは知識を司るバールベリスの象徴を表す。

 

 アカデミーは西方大陸では最高学府であり、「智の砦」と呼ばれ留学生も多い。


芸術、文学、歴史など一般的な学科専攻と、魔族についての歴史や民俗、異種族の生態学、生物学、医術、古代から培われた魔術などを学べる特殊学科、各ギルドのマイスターが講師として教える技術学科がある。
人と異種族が混じって学び、教える場であり、共存する方法を模索する場所でもある。入学受け入れ年齢は16歳以上、上限はなく学ぶ意志のある者なので、40歳で入学も珍しくない。

 

スキップ可能だが、一般的な学科専攻コースだと
本科コース4年、専科コース5年(うち研究科3年)となる。専科は修士・博士コースに当たる。
専科コースの学生は研究生と呼ばれ、在籍年限は基本的にないので、1年で自主退学する者もいれば、10年を費やすものもいる。


ある程度の論文実績や研究実績が認められると、在籍しながら講師を務めることもある。

通常、学歴的な証明だけが欲しい学生は4年で卒業するが、このアカデミーを望んでやってくる学生は学究目的が強いので、一度4年で卒業して数年職に就き、学費を貯めて数年後ふたたび研究の日々に舞い戻るというパターンが多い。

 

特に魔術などを学ぶ特殊学科の研究生は在籍期間が長い傾向がある。

一方で技術学科コースの学生は本科が終了すると、ギルド本部へと籍を移して実技や秘儀を学び、更なる新しい技術や古く失われた技術を研究するために専科へと戻るケースが一般的なので、技術学科コースの専科の平均年齢は30歳以上と高い。

 

 

3/5 補足追加

 

質問があったので、以下を追加しておきます。

 

専科5年(前期2年、後期3年)の後期3年の研究科は、日本で言うところの博士課程3年に当たります。

研究科に上がるには前半2年部分で論文なり実績(実験や研究結果等)なりを出さねばならないので(しかも認められなければならない)、研究科へ上がることを希望するならばそれらの条件が揃わない限り2年が終わっても進めません。
研究科の卒業も同様ですが、こちらは高等研究を続けたい理由での在籍延長が多いと思われます。

 

 

特殊学科:
4年の基礎を終えると、それぞれの専門に必要な実際的な経験をつむために最低でも2年以上を学外での実地研修に費やします。(これのみスキップは不可能です)

医学部ならば具体的には医者のもとでの助手的な役割です。大病院もあれば、個人開業もありますし、地方の巡回医というのもあります。

研修期間は最低でも2年なので、それ以上を外で費やして見聞や知識を蓄える学生も多くいます。

そこでの実習証明書(受け入れ先が発行)と期間中につけていた研修日誌を専科へと戻るために提出。

その後、専科コースへと戻り(本科卒業と2年以上の研修期間が入学条件)、2年間の高等実技と講義単位をおさめ(優秀ならば1年程度で取得可能だが非常にタイトな講義と実技演習のスケジュールとなる)、資格や免許が必要な職業についてはそれを取得。

医者などは医師免許取得後、開業したり医院に就職しても専科に籍を置き続けて勉強を続ける者も珍しくありません。

つまり、4年の本科+最低でも2年の研修期間+最短でも1年(標準なら2年)の専科+免許取得=7年間は最低でも必要になります。
免許の取得は専科に在籍しているのが条件なので、単位が取れていても試験にパスしないと無駄に在籍することにもなりかねません。


 

 

その他:

 

入学前には予科と呼ばれる授業を受け、単位を修得していることが最低条件です。

初等教育(16歳以下)の学校で特別コースとして設けられている場合はそこで選択できるケースと、予科大学と呼ばれる2年のコースに行くかどちらかです。

これは一般大学の教養課程にあたり、入学後はすぐに専門的な授業に入るためであり、このアカデミー独特のものです。ゆえに、一般大学の教養課程2年を終わらせて、このアカデミーの入試に挑むケースもあります。

 

参考資料:(入学前の教育について) 9/12 

教育開始年齢は家庭の経済的な事情や個人の能力的な事情もあって、多少のバラつきもありますが、最低でも初等教育後期から中等教育前期までは受けられるように公的補助や支援などもあります。

4歳から8歳 初等教育前期
8歳から12歳 初等教育後期
13歳から15歳 中等教育前期
16歳から18歳 中等教育後期

大学はどこの国においても高等教育にあたります。

【他国の国立・公立の一般ケース】(国によって多少の差があれど、基本的に大学受験資格があればどこの国でも受験可能)
卒業=大学受験資格取得修了となるので、受験資格が得られないと卒業も延びる。

一般的普通教育は15歳までで修了し、大学へと繋がる初歩的な専門教育は16歳から18歳までの在籍期間中に行われる
ので、通常は18歳まで地元公立・私立学校に通い、その時点での意志があるなしに関わらず大学入学資格試験を受験(一年間に4回のチャンスがある)し、合格すれば受験が許される。
大学受験資格は10歳以上ならば上限なく受験にチャレンジできる。
この間に予科大学の講義も並行して受けて単位を履修していれば、オディールのアカデミーならば18歳からの専門教育、一般大学ならば3年次の編入が可能となる。

【オディールのアカデミーに入るためのケース】
レイヴァースアカデミーは専門教育に重点を置いているため、大学受験資格とは別に大学予科とされる教育を受けて単位と取得する必要がある。
これは一般大学の教養課程にあたり、入学後はすぐに専門的な授業に入るためであり、このアカデミー独特のものである。

なので上記のような教育機関をを卒業後、一般大学に二年間だけ通い、アカデミーに編入するというケースも珍しくない。

オディールのアカデミー入学コースをもつ初等・中等一貫教育機関には予科コースという特別授業をカリキュラムにもつところがある。予科大学に通えば2年かかるところを、初等教育、中等教育の在学期間中にゆっくりと分散させて取り入れているが、当然受験コースのない学校よりは授業がタイトなので、完全寄宿制学校が殆ど。

アカデミーの入学許可年齢である16歳の時点で大学受験資格と、予科コース単位の修了を目指して授業が進められるが、基本的な卒業年は18歳なのでそれまでに履修・取得してもよい。

【参考】
レイヴァース・アカデミーへの最短ケース(予科コースの特別授業を持つ学校に通った場合)
16歳時点で予科単位取得済み、大学受験資格取得済み→オディールのアカデミーへ。

一般学校出身者のアカデミー入学最短コース
在学中にサブスクールで予科大学へ通い必要単位を取得、学校のカリキュラムよりも先に大学受験資格を取得すれば16歳でのアカデミー入学も可能。

 


 

 

入試時期: 5-6月 その年の12月末までに16歳以上であることが条件。

卒業時期: 6月

学 期: 2期制 9月に始まり3月末まで(12/20から1/20までは冬期休暇、3月に実力テスト)

           4月に始まり7月上旬まで

           (追試や補講などで、個別には多少ズレがあります)

夏休み : 7月上旬から8月末

 

特別入学と奨学金: 

成績が若干入学水準に満たなくても、半年の間に決められた単位を要求される成績で修めたものは正式に入学が認められる枠がある(学部ごとに人数は変動)。

また、経済的な理由でアカデミーへの進学を断念しなければならない学生については各種の手厚い奨学金が用意されています。

 

特殊学科(ギルドマイスターに学ぶ技術コース)の卒業後は、徒弟制度で言う下級職人としての階位が与えられ、もしギルドへと入門する場合はその階位で迎えられます。

 

現代に存在する学部学科で、時代設定に抵触しないものはすべてレイヴァース・アカデミーにもあると考えていただいて設定していただいて結構です。

 

 

 

 

最終更新:2009年09月12日 20:19
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