【天界、魔界へのゲートと各世界の関連】

 

世界は大きく分けると、物理世界(人間の住む世界)と霊的世界(神や聖族、魔族、精霊、などが住む世界)に大別できます。

 

世界の構造は、天界(至高天、水晶天)、人間界、魔界、冥界となっています。

これは空間的な上下というよりも、隣接している異空間といった感じです。

 

天界の至高天には至高神が、水晶天には聖族が住んでいます。彼らは物理的なものに執着しない存在(いわば霊のようなものです)なので、特に居住地に凝ることはないようです。

人間がこの世界に入るには、肉体の放棄(死亡)をし、「転生の門」をくぐる必要があります。

魔界に対しては聖戦の折、硬く扉が閉ざされました。

 

 

 

魔界はもともと冥界の空間を切り分けて作ったもので、天界よりは暗い場所ではありますが聖戦の堕天時にルーフェロを始めとする旧神たちがおのおのの力を尽くして、壮麗な世界を築き上げました。

しかしながら、冥界(いわば地獄)と接しているので、その管理や人間界への進入を阻む役割もあります(魔族とて人間が滅ぶと困りますので)。冥界と魔界の間には「裁きの門」があります。

 

人間界から魔界へ入れる場所は二箇所。シルヴェスオディールです。

もちろん、魔界からも入れるわけなので厳重に管理されていますが、通り抜ける手段、方法などはそれぞれ創作なさってくださいませ。共通するのは、人間にとって危険な場所にある、ということです。

 

 

 

冥界はいわば地獄となり、ゲヘナと呼ばれます。

力を求めて肉体を放棄したものの、転生するのも拒み(転生すると力が失われるので)、力を望むものを騙して肉体を則ろうとする邪悪な人間の霊(リュガート:本来は血を代償に自分の力や知恵を貸し与える邪霊)や、そもそもの存在が悪しき霊、転生を許されなかった彷徨える霊、魔獣、妖魔、獣人などが蠢いています。

冥界の自然は荒々しく、活火山なども多く、穏やかな自然風景というには遠い景色です。

過酷な夏と雪と氷に覆われる零下の季節が交互に巡ります。

冥界から天界への門はなく、人間界への門もありません。魔界を中継する必要があります。

 

 

 

最終更新:2008年12月08日 10:29