無事に導入できた方への基本的な使い方のケーススタディです。
ココで基本的なことを実践してみた後に、もっと便利に使いたい方はメニューのカスタマイズを参照してみてください。
ココで基本的なことを実践してみた後に、もっと便利に使いたい方はメニューのカスタマイズを参照してみてください。
マクロ実行
Windowerでは独自のマクロを実行することが可能です。
マクロはテキストファイルに記載し、行数に制限はありません。
マクロはテキストファイルに記載し、行数に制限はありません。
1.マクロファイルの書き方
マクロファイルはメモ帳など普通のテキストエディタで作成できます。
ファイル名には日本語などの大文字や半角スペースを使用しないでください。
拡張子には特に制限はありません(.txtでもナシでもOK)
ファイル名には日本語などの大文字や半角スペースを使用しないでください。
拡張子には特に制限はありません(.txtでもナシでもOK)
次にマクロファイルの基本的な文法について説明します。
input /equip main ホフド
これは、FFに対して「/equip main ホフド」というコマンドを送る、という命令です。
inputというのは、Windowerのコマンドで「input (FFに送るコマンド)」として使用します。
inputというのは、Windowerのコマンドで「input (FFに送るコマンド)」として使用します。
wait 10
Windowerマクロ内で10秒待ちます。 ココで注意したいのは、FFのマクロコマンドである「/wait x」をWindowerマクロで、input /wait x」としても何の効果もないということです。
Windowerマクロ内で待たせたい時には、必ず「wait x」としてください。
Windowerマクロ内で待たせたい時には、必ず「wait x」としてください。
それでは、着替え+WSマクロを例に挙げて説明します。
(着替え+WSを上げているのはあくまでも説明のしやすさの為であり、
実際そのような用途で本格的に作り込む場合、ダメ文字やwaitを気にせずに済むGearSwapアドオンの使用をお勧めします。)
(着替え+WSを上げているのはあくまでも説明のしやすさの為であり、
実際そのような用途で本格的に作り込む場合、ダメ文字やwaitを気にせずに済むGearSwapアドオンの使用をお勧めします。)
ファイル名:「Guillo.txt」
input /equip head ヘカトンキャップ
input /equip body ヘカトンハーネス
input /equip hands ヘカトンミトン
input /equip legs ヘカトンサブリガ
input /equip feet CSソ\ルレット+1 ・・・①
wait 0.5 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・②
input /ws ギロティン <t>
これは装備を変えてギロティンを打ち込むという基本的なWSマクロです。
①ソの後ろに「\」(半角エン)
これはWindower上での決まりごとと覚えてください。装備品名に「ソ」または「十」の文字がある場合には、必ず後ろに「\」を付与してください。
詳しく知りたい方はFAQの「マクロでソーサラーリングやルイサンソルレなどを着替えてくれない」を参照してください。
②Windoerマクロ上で0.5秒待つ
例では/equipコマンドをFFに送った後に、0.5秒だけまってからWSコマンドを送っています。
①ソの後ろに「\」(半角エン)
これはWindower上での決まりごとと覚えてください。装備品名に「ソ」または「十」の文字がある場合には、必ず後ろに「\」を付与してください。
詳しく知りたい方はFAQの「マクロでソーサラーリングやルイサンソルレなどを着替えてくれない」を参照してください。
②Windoerマクロ上で0.5秒待つ
例では/equipコマンドをFFに送った後に、0.5秒だけまってからWSコマンドを送っています。
2.マクロファイルの置き場所
マクロファイルの置き場所は「Windowerインストールフォルダのscripts」以下になります。
例では、(Windowerインストール先)\scripts\Guillo.txtとして保存します。
例では、(Windowerインストール先)\scripts\Guillo.txtとして保存します。
3.マクロの実行
マクロの実行には二通りの方法があり
・FFチャットライン、又はFF標準マクロ内から実行
・Windowerコンソールから実行
する方法があります。
いずれもWindowerのコマンドである「exec」を使います。
Guillo.txtを例に挙げて説明します。
・FFチャットライン、又はFF標準マクロ内から実行
・Windowerコンソールから実行
する方法があります。
いずれもWindowerのコマンドである「exec」を使います。
Guillo.txtを例に挙げて説明します。
FFチャットラインから実行する方法
//exec Guillo.txt
チャットラインに次のように入力するとGuillo.txtの内容が実行されます。
FF標準マクロに記載する方法
/console exec Guillo.txt
FF標準マクロ行に次のように入力するとGuillo.txtの内容が実行されます。
Windowerコンソールから実行する方法
exec Guillo.txt
この場合は、「//」は不要です。
「//」とはFFチャットライン、またはマクロから、Windowerコンソールに対してコマンドを送信する時に使用するのです。
「//」とはFFチャットライン、またはマクロから、Windowerコンソールに対してコマンドを送信する時に使用するのです。
4.自動実行マクロ
「\scripts\autoload\autoload.txt」には設定で選択したプラグインやアドオンのロードコマンドが自動的に書かれ、windowerの起動時に実行されます。
コメントにも(英語で)書かれていますが、このファイルは手作業で編集しないでください。
このファイルの最終行に書かれたコマンドにより、続けて「\scripts\init.txt」が実行されます。
こちらのファイルは比較的自由に編集できますが、既定で書かれた内容を編集する場合にはそれなりの理解が必要です。
非公式なアドオンのロードコマンドなどは主にここに追記しますが、ログインが必要なアドオンの場合はここに書くとエラーになります。
その場合はautoexecプラグインのloginイベント等を使用するのが良いでしょう。
コメントにも(英語で)書かれていますが、このファイルは手作業で編集しないでください。
このファイルの最終行に書かれたコマンドにより、続けて「\scripts\init.txt」が実行されます。
こちらのファイルは比較的自由に編集できますが、既定で書かれた内容を編集する場合にはそれなりの理解が必要です。
非公式なアドオンのロードコマンドなどは主にここに追記しますが、ログインが必要なアドオンの場合はここに書くとエラーになります。
その場合はautoexecプラグインのloginイベント等を使用するのが良いでしょう。
5.動かない場合
Could not execute マクロファイル名-File was not found
この場合は、マクロファイル名を間違っている、置くフォルダを間違えっているなどが考えられます。
Could not execute マクロファイル名-System was out of memory,executable file was corrupt,or relocations were invaild-0
この場合は、拡張子を付けずに実行していることが考えられます。
実際には、「Guillo.txt」ですが「//exec Guillo」とするとこのエラーが出る場合があります。
Windowsの設定で、拡張子を表示しないにしている場合はご注意下さい。
実際には、「Guillo.txt」ですが「//exec Guillo」とするとこのエラーが出る場合があります。
Windowsの設定で、拡張子を表示しないにしている場合はご注意下さい。
6.まとめ
・マクロはテキストで作成しファイル名は英数字。Windowerインストールフォルダのscripts内に置く。
・inputコマンドはWindowerからFFへコマンドを送る命令
・Windowerマクロで待ち時間を作りたい場合は、waitコマンドを使う。「/input /wait 1」はNG
・装備名に「ソ」「十」が使われている場合は注意
・マクロの実行はFFチャットラインから「//exec マクロファイル名」
・毎回起動時に実行したいコマンドは「\scripts\init.txt」に記述する
・inputコマンドはWindowerからFFへコマンドを送る命令
・Windowerマクロで待ち時間を作りたい場合は、waitコマンドを使う。「/input /wait 1」はNG
・装備名に「ソ」「十」が使われている場合は注意
・マクロの実行はFFチャットラインから「//exec マクロファイル名」
・毎回起動時に実行したいコマンドは「\scripts\init.txt」に記述する
ここまでお読みいただければおわかり頂けたと思いますが
WindowerマクロとはWindowerコンソールへのコマンドの羅列をテキストファイルなのです。テキストファイルには、WindowerからFFにコマンド送信する命令が記述されています。
このテキストファイルをFFチャットライン上から「//exec テキストファイル名」として呼び出して活用するというわけです。
WindowerマクロとはWindowerコンソールへのコマンドの羅列をテキストファイルなのです。テキストファイルには、WindowerからFFにコマンド送信する命令が記述されています。
このテキストファイルをFFチャットライン上から「//exec テキストファイル名」として呼び出して活用するというわけです。
実行イメージ
番外.Lua言語によるマクロ
通常アドオンに使用されるLua言語によってマクロを書くこともできます。ファイルの格納場所は通常のマクロと同様です。
アドオンと違って常駐しないため、実質的に使えるAPIはかなり限定されます。
コンソールから実行する場合のコマンドは以下の通りです。マクロと同様にチャットラインやFF標準マクロからも実行できます。
アドオンと違って常駐しないため、実質的に使えるAPIはかなり限定されます。
コンソールから実行する場合のコマンドは以下の通りです。マクロと同様にチャットラインやFF標準マクロからも実行できます。
lua e ファイル名(拡張子(.lua)は付けないこと)
プラグインの使用
Windowerには数々の便利機能を提供してくれるプラグインがあります。
多くのプラグインは読み込むだけで主な機能を利用できすが、中には個別のコマンドや設定を持つものがあります。
ここでは、プラグイン個別の設定は除いて、プラグインの実行の仕方だけを簡単に説明します。
プラグインごとの説明は、当Wikiのプラグインページや本家サイトを参照してください。
多くのプラグインは読み込むだけで主な機能を利用できすが、中には個別のコマンドや設定を持つものがあります。
ここでは、プラグイン個別の設定は除いて、プラグインの実行の仕方だけを簡単に説明します。
プラグインごとの説明は、当Wikiのプラグインページや本家サイトを参照してください。
1.準備
プラグインの読み込み、停止などの操作はWindowerコンソール上で行います。
もちろんFFチャットラインから「//~」でコンソールコマンドを実行することも可能ですが
ココではわかりやすくするためにWindowerコンソール上での操作を説明します。
もちろんFFチャットラインから「//~」でコンソールコマンドを実行することも可能ですが
ココではわかりやすくするためにWindowerコンソール上での操作を説明します。
FFXIのラインエディタで操作、またはマクロから操作する場合は後述するロード方法を参考に読み替えて下さい。
それではWindowerコンソールを開いてください。標準設定ではINSキーを押すことで開きます。
2.プラグインのロード
プラグインを読み込んで実行することをロードといいます。
Windowerコンソール上でロードする場合は
load プラグイン名
FFXIのラインエディタ上でロードする場合は
//load プラグイン名
FFXIのマクロを使ってロードする場合は
/console load プラグイン名
とすることによって、読み込ませることが可能です。
実行すると次のような結果がでます。
成功時
成功時
プラグイン名 :プラグイン個別のメッセージ
・
・
失敗時
> Error プラグイン名 - Failed to load plugin - (126) Module not found.
プラグイン名が誤っている、又はプラグインファイルが存在していないことが考えられます。
「4.新たなプラグインの入手と格納先」を参照してください。
「4.新たなプラグインの入手と格納先」を参照してください。
失敗時(すでにロード済み)
> Error プラグイン名 - Plugin already loaded
3.プラグインのアンロード
プラグインを読み込んで実行するロードに対して、停止するのはアンロードといいます。
アンロードにはWindowerコンソール上で
アンロードにはWindowerコンソール上で
unload プラグイン名
とします。
成功時
プラグイン名 - Plugin successfully unloaded.
失敗時
プラグイン名 - Plugin was not loaded.
ロードしていない、又はプラグイン名が誤っているとかんがえられます。
3-2. プラグインのリロード
プラグインを再起動(終了後に再ロード)することをリロードといいます。
リロードにはWindowerコンソール上で
リロードにはWindowerコンソール上で
reload プラグイン名
とします。
コマンド | 効果 |
load | 停止状態からの起動 |
unload | 起動状態からの停止 |
reload | 起動状態からの再起動 |
4.新たなプラグインの入手と格納先
プラグインは標準インストールで添付されていないものもあります。
Windower4のランチャーのPluginsタブより使用したいプラグインを選択し、インストール(○に↓アイコン)します。
インストール後、次回起動時にすぐに使いたい場合はONに、そうでない場合はOFFにします。
Windower4のランチャーのPluginsタブより使用したいプラグインを選択し、インストール(○に↓アイコン)します。
インストール後、次回起動時にすぐに使いたい場合はONに、そうでない場合はOFFにします。
OFFにした場合でも上記の「プラグインのロード」の手順に従って操作すれば手動ロードが可能です。
同様に起動時にロードしたプラグインが不要になった場合も、手動アンロードが可能です。
同様に起動時にロードしたプラグインが不要になった場合も、手動アンロードが可能です。
アドオンの使用
1.準備
アドオンの読み込み、停止などの操作はプラグインと同様にWindowerコンソール上で行います。
もちろんFFチャットラインから「//~」でコンソールコマンドを実行することも可能ですが
ココではわかりやすくするためにWindowerコンソール上での操作を説明します。
もちろんFFチャットラインから「//~」でコンソールコマンドを実行することも可能ですが
ココではわかりやすくするためにWindowerコンソール上での操作を説明します。
FFXIのラインエディタで操作、またはマクロから操作する場合は後述するロード方法を参考に読み替えて下さい。
それではWindowerコンソールを開いてください。標準設定ではINSキーを押すことで開きます。
2.アドオンのロード
アドオンを読み込んで実行することをロードといいます。
Windowerコンソール上でロードする場合は
lua l アドオン名
FFXIのラインエディタ上でロードする場合は
//lua l アドオン名
FFXIのマクロを使ってロードする場合は
/console lua l アドオン名
とすることによって、読み込ませることが可能です。
loadの頭文字の「l」を使います。
loadの頭文字の「l」を使います。
3.アドオンのアンロードとリロード
プラグインと同様に、読み込んで実行するロードに対して、停止するのはアンロードといいます。
また、再読み込みをリロードといいます。
アンロードにはWindowerコンソール上で
また、再読み込みをリロードといいます。
アンロードにはWindowerコンソール上で
lua u プラグイン名
と。リロードも同様に
lua r アドオン名
とします。
それぞれunload, reloadの頭文字の「u」と「r」を使います。
それぞれunload, reloadの頭文字の「u」と「r」を使います。
共通コマンド | 引数 | 効果 |
lua | l | 停止状態からの起動 |
u | 起動状態からの停止 | |
r | 起動状態からの再起動 |
4.新たなアドオンの入手と格納先
アドオンもプラグインと同様に標準インストールで添付されていないものもあります。
ランチャーのAddonsタブから直接インストール(○に↓アイコン)が可能です。
プラグインと同様に、次回起動時にすぐ使いたい場合はONに、そうでない場合はOFFにします。
ランチャーのAddonsタブから直接インストール(○に↓アイコン)が可能です。
プラグインと同様に、次回起動時にすぐ使いたい場合はONに、そうでない場合はOFFにします。
または直接アーカイブを手に入れて「(Windowerインストールフォルダ)\addons」以下にアドオン名のフォルダを作って格納してください。
例1(一般的な構成:Distanceの場合)
<windowerインストールフォルダ>
└ addons(フォルダ)
└ distance(フォルダ)
├ data(フォルダ)
│└ settings.xml -- 設定ファイル
├ distance.lua -- 本体
└ readme.md -- 説明書
例2(最小構成:hogehoge(仮)の場合)
<windowerインストールフォルダ>
└ addons(フォルダ)
└ hogehoge(フォルダ)
└ hogehoge.lua -- 本体
添付ファイル