塚原重義


概要

2002年頃より活動しており、当初よりクォリティの高いメカニックを描く事で評判だったが、第3回紅白FLASH合戦で発表された「ウシガエル」で一気に名前が知れ渡った。
作風はレトロフューチャー。
2ちゃんねる外で活動する事も多く、特に最近は外部クリエイターとして見られるようになっている。

商業作品としてアニメ制作をするようになってからは、Flashを「低予算アニメ」と見られている現状を打破すべく、色々と試行錯誤しているようだ。
しかし、Flashに固執したり、制限を付加した上での作品制作を好しとしている訳ではなく、(質の高いものを作る為の)外部ツールとの連携については肯定的である。
例として、氏の作品の背景はほぼビットマップ画像で統一されている、3Dでモデリングしたものをベースにメカを描いている等。

代表作品

「甲鉄傳紀」シリーズ

石油危機後、実際に世界から石油が無くなり木炭が多く使われるようになった日本のパラレルワールドが舞台。背景に登場するアイテムなども、その設定を踏まえたアイテムが登場する。
九竜城砦のような縦に積み重なった高層・立体構造都市が多く存在し、大きな戦争が無くなった変わりに世界各地で小さな内乱・紛争が起こっている。
また、二本以上の脚を持つ「装脚戦車」や、翼を羽ばたいて飛ぶ乗り物「オーニソプター」が実現している。
これらの空想科学的アイテムは、塚原氏が「こんなものが欲しい」と思った物をモデルにしているという。

アームズラリーシリーズ

テレビ東京系ファイテンションデパート内で放送。
甲鉄傳紀シリーズと同じ世界観を持つが、制作期間が足りなかったせいもあってか、番外編として扱われている節がある。

春陽とわたし

氏のFlash作品中では、初のフルボイスアニメ。
これ以降の作品にはボイスが付いているものが多い。

ブリキ帝国シリーズ

livedoor ネットアニメで公開されたものだったが、AIRでも「カラクリ戦記 鬼ヶ島」が連載されており、これと同じ世界での物語と思われる。
丸いこけしのようなキャラクターは、ブリキ人形ではなくデフォルメされた人間。
素材としてブリキを選んだ理由は「甲鉄傳紀(鉄)より軟らかく軽い作品にしたかったから」らしい。

リンク

関連項目

  • すなふぇすた(グランドプロデューサー、すなふえ谷コミュニティ管理局長、審査委員として参加 要するに主催。)

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最終更新:2008年05月31日 20:23