GNOME > Gnome-doで呼び出せないアプリはName[ja]の値を変える

以前に書いたブログ記事の続き。

デスクトップメニューのアプリケーションランチャーには登録されているのに、Gnome Do では認識されないアプリケーションが幾つかあって、不便だなと思っていました。
Gnome Do に手動でアプリ登録する - ガットポンポコ

当時は新しく設定ファイルを作って対応した。
これ実は、設定ファイルの中で、Name[ja] の値が日本語になっていることが問題だった!

例えば、gnome の計算機は gcalctool というのが実行ファイルの名前だが、デスクトップメニューの設定ファイルでは、日本語環境用に「電卓」という名前を指定されている。

$ cat /usr/share/applications/gcalctool.desktop | egrep 'Name=|Name\[ja\]|Exec'
Name=Calculator
Name[ja]=電卓
Exec=gcalctool
 

Gnome-do は 言語環境に合わせて Name[ja] の値を見に行く。だから「電卓」と入力すれば、呼び出せる。しかし、「Calculator」や「gcalctool」と入力しても呼び出せない。なんて不便。
アプリランチャーは迅速が命だと思う。わざわざ日本語変換かけないと呼び出せないのはナンセンスだ。
Exec 見に行けよ Gnome-do (ノД`)・゜・。

そこで、上記設定ファイルを編集
$ vi /usr/share/applications/gcalctool.desktop
- Name[ja]=電卓
+ Name[ja]=calc電卓
 

Name[ja]=電卓calc とすると検索結果の順位が低くなるから、
Name[ja]=calc電卓 とした方がいい

デスクトップメニューに日本語なんかいらない、というのなら
Name[ja]=Calculator でいい

Gnome-Do を再起動して、設定を読み込ませると、呼び出せるようになる。

これ長年の悩みだった。やっと解決した。


他にも
$ vi /usr/share/applications/gnome-terminal.desktop
- Name[ja]=端末
+ Name[ja]=terminal端末
 
など地味に便利








最終更新:2014年12月26日 18:33