概要
- 新たなカスタマイズグループを宣言する
- Macro: defgroup GROUP MEMBERS DOC [KEYWORD VALUE]...
MEMBERSを含むカスタマイズグループとしてGROUPを宣言する。シンボルGROUPをクォートしないこと。引数DOCは、グループの説明文字列を指定する。
引数MEMBERSは、グループのメンバとなるカスタマイズ項目の初期集合を指定するリストである。しかし、ほとんどの場合、MEMBERSは`nil'であり、それらのメンバを定義するときに、キーワード`:group'を使って、グループのメンバであることを指定する。
MEMBERSでグループのメンバを指定する場合には、各要素は`(NAME WIDGET)'という形式であること。ここで、NAMEはシンボル、WIDGETはそのシンボルを編集するためのウィジェット型である。有用なウィジェットは、変数に対しては`custom-variable'、フェイスに対しては`custom-face'、グループに対しては`custom-group'である。
`:prefix PREFIX'
グループ内の項目の名前がPREFIXで始まるときには、その項目に対するタグを(デフォルトでは)PREFIXを省略して作る。1つのグループに`prefix'がいくつあってもよい。
接頭辞を取りさる機能は、現在、オフにしてあります。つまり、`:prefix'は、現在、なんの効果もありません。このようにしたのは、指定した接頭辞を取りさると、オプション名がしばしば混乱するからです。さまざまなグループの`defgroup'定義を書く人は、論理的と考えられるとき、つまり、ライブラリに共通の接頭辞があるときにはキーワード`:prefix'を追加するので、このようになるのです。
`:prefix'を使ってよい結果を得るには、グループ内の特定の項目とそれらの名前と説明文字列に関して、特定の接頭辞を取りさった場合の効果を調べる必要があります。その結果、テキストがわかり難ければ、その場面では、`:prefix'を使うべきではないのでしょう。
カスタマイズグループすべてを調べ直して、わかり難くなる結果をもたらす`:prefix'指定を削除し、この機能をオンにすることは、誰かが頑張れば、可能です。
引数
実装
/**
*
*/
呼出元
履歴
コメント
最終更新:2009年01月05日 00:57