OpenOffice.org > MSフォントのインストール

Ubuntu で OpenOffice.org を愛用しておりますが

私が OpenOffice.org の Writer で作ったファイルを、Mac の Office で開いたA氏から、「共用フォントのMSゴシックで送ってくれませんか」と言われ

その共用ってなんじゃい! ヽ(#゜Д゜)ノ

とは思いましたが

確かに不便だなと

MS系フォントを Ubuntu にインストールしました。


手順


OpenOffice.orgを使うUbuntuに、WindowsPCからMS系のフォントをコピー

C:/WINDOWS/Fonts/msgothic.ttc
C:/WINDOWS/Fonts/msmincho.ttc
をUSBでもSCPでもなんでも使ってコピー

/usr/share/fonts/配下に置く

$ sudo mkdir /usr/share/fonts/truetype/ms-fonts
$ sudo mv ms* /usr/share/fonts/truetype/ms-fonts/

フォントキャッシュの作成

$ sudo fc-cache -f -v /usr/share/fonts/truetype/ms-fonts


ライセンス

MicrosoftのHPで調べてもなかなかずばりの回答が見つからないのですが、ゆず屋さんのブログに詳しく掲載されています。以下同ブログからの引用を交えて、今回のケースではどうなのか。

MS明朝やMSゴシックの権利はリコーが持っている
Microsoft社の意向の明確化に伴い、弊社と致しましてもWindowsOSに提供させていただいているMS書体を使用した成果物を制作されるパソコン環境がWindows(サーバ含む)であれば、商用でご利用いただく場合でも弊社とご契約いただく必要はないと判断致しました。
但し、フォントデータをWindowsからコピーし、Windows以外のOSで使用する事は許諾しておりませんので、ご注意下さいます様宜しくお願い致します。
ということらしいです。
今回は、Ubuntu で使うのだから商用利用はできないようですが、
◆フォントの1次的使用範囲について
(1) 文字デザインイメージを印刷物に印字したり、PC画面や映像作品に表示すること。
(2) 個人WEBページの文字表現用として使用すること。
(3) PDFデータに埋め込んで配布配信すること。
 但しこの場合はお客様が特定できる第三者に配布配信する場合に限られます。
(4) 前三項とも非営業用の個人用、自社用等の自己使用に限られます。
なので、A氏に送付することはOK。そしてA氏が Office から出力して商用に使う場合OK、ということのようです。

本当か!?解釈の分かれるところだな。











最終更新:2012年06月06日 06:23