Past Moon


 
ユィ     する?一時間くらい。
 
士朗     しましょうか。
 
士朗     したいでしょう?(笑)
 
ユィ     ういw
 
士朗     では、始めますか。
 
ユィ     うに?
 
士朗     まあ、ネタないですけど(笑)
 
ユィ     うん。
 
ユィ     「ふあ・・・・」縁側で気だるげ
 
士朗     「おう? ゆぃさん、お疲れですか?」
 
ユィ     「あー・・・ちょっとバイトハードでさあ・・・」
 
ユィ     「そんなに体力ないからねえ、わたし」ジュースのふた開けて
 
士朗     「大変ですね&&」
 
士朗     隣に座ります。
 
士朗     「何のバイトをしてるんですか?」
 
ユィ     「いくつか掛け持ち。新聞配達とか」ごくごく
 
士朗     「ほあー。ハードです」
 
士朗     「私、書類審査ではじかれちゃったりするので、あんまりバイトはたくさん出来ないです」
 
ユィ     「ふい・・・・」
 
ユィ     「むう・・・結構履歴とかあれなの?」数年行方不明だった娘
 
士朗     「こ、戸籍が、ちょっと&&」
 
士朗     「ないので&&」
 
ユィ     「ああ・・・新宿の役所は融通聞かないもんねえ・・・」
 
士朗     「そうなんです。なので、バイト先もなかなか&&」
 
ユィ     「そういえば・・・しーさん歳幾つ?」
 
士朗     「え? えーと、あー、うーん&&」
 
士朗     「分かんないです」
 
ユィ     「そうなんだ・・・・」(じゃあ数年前のあの人とは違うのかな・・)
 
士朗     「確か、3桁は行ってたはず&&」
 
ユィ     「三桁・・・」百超えてることにびっくり。
 
ユィ     「シーさん香港行ったことはある?」
 
士朗     「香港?」
 
士朗     「香港&&」
 
士朗     「&&」
 
ユィ     「2~3年前でいいんだけどさ、香港にいったことあるかなあ。っと思って・・・」
 
士朗     「&&行ったこと、ありますよ」
 
士朗     苦虫噛み潰したような、顔で。
 
ユィ     「・・・・そっか」呟いてまたジュースを飲む。嬉しいような、悲しいような表情で。
 
士朗     「ゆぃさん、香港に、いたのですか?」
 
士朗     「2,3年前に&&」
 
ユィ     「うん。生まれ故郷だからね。ついでに、いやな思い出のあるトコでもある」研究所二監禁されていた頃を思い出す。
 
士朗     「いやな思い出&&ご、ごめんなさい。思い出させちゃって」
 
士朗     しろーも、いやな思い出があることにしよう。
 
士朗     香港に。2,3年前に。
 
ユィ     「お母さん亡くして一人になって、途方にくれてたところに親切な人がやってきた。私はその人についていった・・・」
 
士朗     「&&」
 
ユィ     「保護してくれるなんて上手い話ないのにねえ。気が付いたら他のみよりないこと一緒に車に乗せられて檻の中に押し込められてた・・・」
 
士朗     「&&」真剣に、聞いています。
 
ユィ     「本当に・・・地獄だった・・・」声を殺して、なく
 
ユィ     頻繁に切れる・・・。
 
士朗     う、うう。優しく、肩を抱きます。
 
士朗     ですねえ。大変です。
 
ユィ     「人間か・・怪物かも分からない赤ん坊がね?私に『まま、ごはん』って・・・」
 
士朗     「&&」かける言葉が、見つからない。
 
ユィ     「あの時助けてもらえなかったらずっとアノ地獄に居たんだねえ・・・・」
 
士朗     「&&助けてもらえて、よかったです&&」
 
士朗     うう、もらい泣きしそうだ。
 
士朗     泣く。しろー。泣くよ。
 
ユィ     「デモした感で死のうって思った時に、誰か助けてくれたんだよね・・・。なんかシーさんに似てた」
 
ユィ     舌噛んでね。
 
士朗     「&&私、に」
 
士朗     「&&似て、ました、か」
 
ユィ     ちなみにユィは語らないが、そうとう酷い扱いを受けたらしい。女性として生まれたことを後悔するほどのものを。
 
士朗     知ってます。
 
ユィ     「うん、凄い似てた。だからつい、ね」
 
士朗     って、しろー、知ってていいのですか?
 
ユィ     思い出すなら知ってていいはず。
 
士朗     じゃあ、知ってていよう。
 
士朗     だが、助けたときのしろーは、しろーじゃなかった。
 
士朗     「&&そうですか」
 
士朗     黒い顔。に、なってるのかな。
 
士朗     「&&」
 
士朗     黙る。
 
士朗     うつむいて、しろーは黙り込んでしまいました。
 
ユィ     「これ誰にも言った事ないんだけどねえ。ごめんね?嫌な思いさせて」ジュース一気におあり
 
士朗     「&&ほえ!? い、いえ! むしろ、こんなこと思い出させちゃって、ごめんなさい!」
 
ユィ     「あれだけの目にあうと人間肝が据わるというかなんと言うか・・たいてい平気になるね。そのおかげで痴女扱いだけどさ」苦笑して
 
ユィ     「ん~・・・きいてくれたのがしーさんでよかった。ありがとう」にっこりわらい
 
士朗     「お、おう? ど、どういたしましてです」
 
士朗     「と、とりあえず、何かおいしいものでも食べに行きましょう!」
 
ユィ     「そうしようか。しーさんお金大丈夫?」
 
士朗     財布を確認中
 
士朗     「&&だ、大丈夫です!」
 
士朗     「今日は、私がおごりますよ!」
 
ユィ     「ん・・・・♪ありがとう。どこへいく?」ニコニコと後を突いていく。
 
士朗     「&&ど、どこにしましょう?」
 
士朗     しろーは、お金がないので、外食できる店をあまり知らないのです!
 
ユィ     「近場に良い和食の店があるんだ。四季って店なんだけどねえ・・・」歩きながら話す。
 
士朗     「おお、和食ですか、いいですね&&」歩きながら。
 
士朗     ちゃんちゃん?
 
ユィ     にしますか。きりがいいし。
 
士朗     ありがとうございました!
 
士朗     ゆぃさん、かわいそうな子です。助けられて、本当によかった!
 
ユィ     ありがとうございました。
 
士朗     でも、助けたときのしろーは、やばい状態だったのでした。
 
ユィ     しかし我ながら酷い話だなあ。
 
ユィ     この寸劇は正史になるんだろうか。
 
ユィ     どういう状態?
 
士朗     しろーは、昔は殺意の塊みたいな感じだったので。たまに、殺意がおさえきれなくなるのです。
 
士朗     だから、香港では、やばかったのでした。殺意が抑えきれない状態だったので。
 
士朗     一歩間違えれば、ゆぃさんも手にかけていたでしょう。
 
ユィ     紙一重だったのか。ひょっとするとしーさんの気に当てられて覚醒したのかもね。
 
士朗     おお、そうかもしれませんね。
 
ユィ     でもこれラブフラグだよねw
 
士朗     おおう!!???
 
士朗     そ、そうなのですか!?
 
ユィ     にゅう・・・・・。
 
士朗     おう?
 
ユィ     ラブフラグではないか。
 
ユィ     しーさんあいているしー?
 
士朗     ま、まあ、空いてますけど!
 
ユィ     まあ、ラブになるかは今後に期待ってことでw
 
ユィ     でもこれじゃあゆぜっちとかぶるにゃあ。
 
士朗     ま、まあ、そういうことで!
 
士朗     二人とも、性格面が違いますよ。大丈夫(笑)
 
士朗     ゆぜさんとゆぃさんも、じょーじさんとしろーも、全然性格違いますからね(笑)
 
ユィ     でもこんな目にあって死んでたらすくわれなかったなあ・・わが娘w
 
士朗     そうですねえ。助かって、ホントよかったです&&。
 
ユィ     でも良く考えると設定がエロゲーw
 
士朗     ははははは(笑)
 
ユィ     殺されてた仲間もいるのかな?しーさんに・・・。
 
士朗     多分、いるでしょう。
 
士朗     殺された仲間は、いますよ。むしろ、助かったのはゆぃさんだけかもしれません。
 
士朗     他のみんなは、しろーが皆殺しかもしれません。
 
ユィ     本当に紙一重だったんやねえ・・・。
 
士朗     ですねえ&&。
 
士朗     だから、しろーは何にも言えないんですねえ。
 
ユィ     神殺しも退ける、しーさんによく殺されなかったもんだ。
 
士朗     ゆぃさんの前で、ちょうど暴走が止まっただけかもしれませんね。
 
ユィ     覚醒したから助かったのかだなあ・・・。
 
士朗     うーん。
 
士朗     ゆぃさんがお好きなほうでどうぞ。
 
ユィ     暴走が直前で止まった方が美しいような。
 
士朗     ああ、なるほど。そうですね。
 
士朗     美しいかも。
 
ユィ     暴走が直前で止まったことで。
 
士朗     はい。了解です。
 
士朗     じゃあ、しろーは怖い人って思われてるのかなあ。
 
ユィ     じゃないと助けられたと思わないし。
 
士朗     おお、助けられた人。
 
ユィ     うひひーい。
 
士朗     って、変な笑いが!
 
ユィ     とにかくしーさんはほんとは怖い人だ!
 
士朗     はい。怖い人です!
 
ユィ     でもいーひとだー!
 
士朗     いい人ですか(笑)
 
士朗     しろーは、いい人じゃないんですけどね(笑)
 
ユィ     PLさんがw
 
士朗     うーん、どうも、ありがとう、ございま、す?
 
ユィ     まあこれでいくらかユィのキャラが立ったねえ。同時にシローさんのもw
 
士朗     ですね。ありがとうございます!
 
ユィ     しかし2,3年前の設定なのにしろーさんが殺人狂なんて想像できねえw
 
士朗     しろーは今でも、殺意が抑えきれなくなったら殺戮狂になる可能性がありますよ(笑)
 
ユィ     しんじられないw
 
士朗     信じてくださいよ(笑)
 
ユィ     ブルーレイン見ても良い人としかw
 
士朗     まあ、よい人なのは、あれです。そうやって殺したりしたことに対する、贖罪というか、憂さ晴らしというか(笑)
 
ユィ     憂さ晴らしかw
 
士朗     憂さを晴らしで、しろーは人を助けるのです(笑)
 
ユィ     やっぱいーひとだーw
 
士朗     いい人なんですか(笑)
 
士朗     しろーは、いい人じゃないんですけどって、さっきも言ってた(笑)
 
ユィ     こわいけどいーひとだーw剣心タイプだーwおろとかいいなさいw
 
士朗     おろ!?
 
士朗     け、けんしんタイプですか
 
ユィ     贖罪とか憂さ晴らししてる次点でw
 
士朗     うおう。しろーはいい人で固定ですか。
 
ユィ     やめた理由がユィに出会ったからだとかだと嬉しい。
 
ユィ     殺戮。
 
ユィ     願いすぎか?
 
士朗     いいですよ。
 
士朗     おう?
 
ユィ     おおーw
 
士朗     おう? つまり、しろーは2,3年前まで、キリングマシーンだったってこと?
 
ユィ     ありがとー。
最終更新:2020年05月11日 21:12