Climax+β Side-Strawberry

 



譲二  さぁて、裏路地でゆぜを出迎える準備でもしますか(笑)
GM  麟さん、となりにいらっしゃるのですから
GM  素敵に突っ込んで差し上げなさいよ。(苦笑
麟   ごめん…これには無理(苦笑
GM  ぇぇー
譲二  みんな手を出せない(笑)
GM  いや、手を出せるNPCを持っていたら突っ込んでいたのですけれど。
麟   こんなストロベリー入った空間に突っ込むなんてとてもとても
見学者1   目が「邪魔する奴はヤル」とw
神楽  さらば譲二、永遠なれ(笑
譲二  はっはっは。体を張って色々と世界を救ったのだ(笑?)
見学者1   救ったのか?w
莠世  /一方その頃バースメバミヤコでは・・・
譲二  救ったのです。
譲二  ざっしゅざっしゅ。
神楽  むしろ戦力減少?
譲二  「うむう、中々青色がおちぬぞな」
莠世  譲二は店内の清掃作業をしていた
GM  何の為に出てきたんだろうでしょう、ゆぜ?
莠世  と、そのとき!突如目の前の空間に裂け目が!
莠世  そして中から・・・
莠世  「じょおおおおじぃぃぃぃ!!!!」
莠世  弾丸、いや!光の速度で突撃するゆぜ!!!!
莠世  そのままの勢いで、ダン!!!
譲二  「おや、おかえり」
譲二  立てたモップに両手とあごを乗せて軽く挨拶。
譲二  「忘れ物届いた?」
莠世  壁へと吹き飛ばし、そのまま大鎌で首を壁に縫いつける
譲二  「べんちゃー!」
莠世  「ふふふふふふ。貴様、巫山戯たことをしてくれるじゃないか
莠世   ・・・・覚悟はできているのだろうな?」
譲二  「わ、わけがわからない! 俺はいつも毎日誠実に生きているぞ!?」
莠世  物騒な台詞とは似合わず、彼女の表情は、菩薩のように穏やかだった
譲二  「一体どうしたんだ? 菩薩のような顔をして、背に般若を背負っているぞ?」
莠世  「それは、自分の胸に聞いたらどうだ?なあ譲二」
莠世  あくまでも、微笑みは、声は優しい
莠世  だが、その事はより一層恐怖を高めるだけにすぎなかった・・・
譲二  「……」
譲二  だらだらだら。変な汗が出ている。
譲二  「ちょいと、待ちなさい? わけがわからないんですけど。ホントに。マジで」
莠世  「そう、か・・・わからないか。」にっこり
譲二  「はっ! そうか。忘れ物が届かなかったのか?
譲二   りんのヤツがあれちゃんと持ってるから!」
莠世  「いや、届け物は受け取ったとも。ほうら」
譲二  「だから、な?」
譲二  「なら、なんで!?」
莠世  「このようなもの、封筒に入れずとも、直接渡せばいいだろうが!
莠世  しかもあんな誤解させるようなマネを!」
譲二  「は? 誤解? ちゃんと中身見たのか?」
莠世  「ああ見たとも!なんだアレは!何が結婚しようだ!!
莠世  届けて欲しいなら最初から要件は表に書いておけ!!!」
譲二  「せっかく買ったのに渡す前に勝手に居なくなったのはお前なのに!」
譲二  「……は?」
譲二  本気でわけのわからなそうな顔。
莠世  「そもそもなぜ貴様の届け物を私が、届けねばならんのだーーー!!!!」
譲二  「い、いや、待て! なんかおかしい! おかしいから!」
莠世  「人様への届け物と、お願いメモをいっしょにするんじゃない!!!
莠世  この単細胞が!!!」
譲二  「……あ、あー」
譲二  納得した。
莠世  「わ、私は!一瞬、本気で!!!~~~~~~」
莠世  もうあとは、言葉もでない
譲二  「うん、ごめん」
譲二  素直に謝る。
莠世  「う。くそ!素直に謝るな!!」
譲二  拘束された壁から、するりと抜け出す。
莠世  「このバカ、間抜け、単細胞、へっぽこ、すっとこどっこいの疫病神!」
莠世  思わず胸ぐらを拳でぶつ
譲二  「いやあ、ごめん。間違ってりんにわたしちゃった」
譲二  えへっ。っと笑う。
譲二  「なんでお前がそこまで取り乱すのかわからないけど……」
譲二  とりあえず、頭をなでる。
莠世  「頼み事があるならちゃんと口でいえ!
莠世  ただでさえ貴様の行動はわかりづらいんだ!」
莠世  ぽかぽかぽかぽか
譲二  んで、ごそごそとポケットから、同じような紙袋をもう一つ、取り出す。
莠世  「うううう~~~~」
莠世  不満げな顔で頭をなでられる。ちょっと落ち着いた
譲二  「お前のは、こっち。そっちは、別件だから」
莠世  「ふん。どうせまた、変な物なんだろ」
莠世  ぷい!ふてくされてます
譲二  「まぁ、たいしたものじゃぁない」
莠世  「・・・・・」
莠世  うろんげな、不審げな目で見ます。
譲二  やばい、ペースを取り戻すタイミングをちょっとミスった。
譲二  今ゆぜに引きずられている気がする。
莠世  あはははははw
譲二  ちゃんとしたプレゼントを上げたくなってきた!(笑)
莠世  別に、チロノレチョコでも良いよ。ハロウィンの時みたいな苺味(笑
譲二  「まぁ、開けてみろって」
譲二  食べ物でもいいか~。
莠世  「むぅ。こんど、また変な物だったら、ただじゃ置かないぞ」
莠世  いいながら・・・包みを開けます
見学者1   タイヤキとか(何故
麟   ジョージの手作り料理とかw
莠世  あー。ちなみに、今日がゆぜの誕生日にしようか?
莠世  本人は忘れてるけどw
譲二  いいの!? 考えてたけど。
莠世  いいよw
譲二  よし、じゃあそれで。ありがとうございます。
譲二  譲二が感謝します。すごい事態かも。
麟   ハッピーバースデイ!
見学者1   ハッピーバースの日(何故
譲二  ……あれ? そうすると、ゆぜ16歳になる?
莠世  とりあえず、包みを開けて、中の物を取り出します。
莠世  ち、気付いたか(笑)
麟   日本の法律では結婚可能な年齢ですねw
見学者2   来年女性も18になるみたいだがw
麟   なにぃっ!
麟   ・・・し、知らんかった
士朗  なんですって!?
譲二  まあ、ジョージ日本の法律に護られたませんから(笑)
見学者4   え?来年から18歳になるんですか?
譲二  そんな、16歳で結婚できるという日本で唯一すばらしい法律が!
莠世  私も知らんかった(笑)
莠世  まあ、ここは魔都ですから、現実の法律には縛られません(笑)
譲二  時代はいつまでも1999年かもしれませんしね(笑)
譲二  ともかく、開けてみると、
譲二  「ハッピーバースデー」
譲二  というカードが入ってます。
莠世  「え・・・?」
莠世  本気でびっくりします。
譲二  最初誕生日勘違いしてたという気でいたら、
譲二  どうやら本気で今日はゆぜの誕生日だったらしい(笑)
譲二  「おめでとう。ゆぜ」
莠世  「え?あの?・・・譲二?」
莠世  惚けた様な顔で見上げます
譲二  そういえば、ゆぜってあんまり誕生日とかって好きそうじゃないですね。
譲二  生まれてきたことにコンプレックスありますから。
譲二  そんな気がした……
莠世  好きという以前に・・・お母さん以外に祝って貰ったこと無いです。
譲二  ないんですか(笑)
譲二  見上げられたら、にっこりと微笑む。
莠世  当然、誰かのお誕生会に誘われたこともない。
莠世  しかも、お母さん忙しいから、まともな誕生会はない。
莠世  「あ、あの。これ・・・どうして?」
見学者1  やはりこれはいいところでぶち壊すのが礼儀だろうか(笑
譲二  「ほら、プレゼントも入っているから、それも見ろよ」
譲二  なんで知ったのかとかは、はぐらかす(笑)
莠世  「・・・うん。」
莠世  プレゼントも取り出す。・・・何?
譲二  なんだろう。ゆぜが、欲しかったもの(笑)
見学者3   ジョージからの愛。
譲二  それはどんなものでもあふれてます。
見学者1   哀?
莠世  じゃあ、綺麗な十字架型のペンダント。いぜん、お店の窓越しに眺めてた
莠世  女の子だから、こういう物に興味あるんですよ。
莠世  でも、お母さんに負担かけれないと、思うと
莠世  お小遣いも、バイトとかして貯めてるけど
莠世  ・・・学生だからなかなか貯まんなくて
譲二  まあ、女の子っ(笑)
譲二  では、それで。しっかし、十字架なんですか。
莠世  「これ・・・ずっと、欲しかったやつだ・・・」
莠世  思わず顔がくしゃくしゃに歪む。
譲二  「まぁ、誕生パーティーとかそういう事は、期待するなよ?
譲二  プレゼンとしかないからな」
莠世  俯いたままペンダントを手に握りしめ、口元までもってきて、ぽつり
莠世  「ありがとう・・・」
譲二  「いやいや、むしろ、こっちが言わせてもらうよ。ゆぜ」
莠世  「ううん。これだけで嬉しい。・・・スゴく」
莠世  その声は、微かに震えてる。顔はまだ上げない
莠世  そして、ペンダントをギュッと大切そうに握りしめる。
莠世  「お母さん以外に、プレゼント貰ったのなんて、はじめてなんだ・・・」
譲二  「今日は、ゆぜが、この世界に生まれてきた、とても大切な日だからね」
莠世  「あ・・・・」
莠世  その言葉に、思わず顔を上げる。その瞬間。
莠世  ぽろり。その双眸から、一粒の涙がこぼれる・・・
莠世  「あ、あれ?おかしいな。なんで?」
譲二  「生まれてきてくれて、ありがとう」
譲二  と、微笑む。
莠世  堰を切ったかのように、後から後から零れる・・・涙
譲二  「え? お、おい。なんで泣くんだよ?」
譲二  ああ、これはジョージでも予想外だった。
莠世  「じょう、じ。・・・・ありがとう」
莠世  まだ、涙はとまらない。が、その時の顔は、その笑顔は・・・・
譲二  「なくなって。ほら、綺麗な顔が……」
譲二  と、涙を指でぬぐう。
莠世  今まで見た中で、最高に綺麗であった・・・
譲二  やべえ!
譲二  「……」
譲二  ジョージが雰囲気に流される。
莠世  「これ、大切にする。・・・ずっと、ずっと」
見学者1  ぶち壊しモードに入ったら合図くれ(笑
譲二  おけ。
譲二  「……」
譲二  頬に手を添えたまま、突然無言になるジョージ。
莠世  「・・・・?譲二?」
莠世  いつもと違う譲二の雰囲気に戸惑う。ゆぜ
譲二  「……ゆぜ」
譲二  ぽつりと、彼女の名前を呼び、そのまま、唇が、近づいてゆく。
莠世  「・・・・・・じょうじ」
莠世  誘われるように・・・動かないゆぜ。
譲二  どくん。どくん。
譲二  ただ、心臓の鼓動だけが、聞こえる。
莠世  そして、唇と唇が重なる・・・その瞬間!
見学者1  /「はろはろ~、今日は強羅餅だよ~!」
見学者1   /バーンと扉を開けて入ってくる
見学者1  /そして扉に挟まれぴらぴらになる譲二
譲二  そんな扉の近くにはいないよ!(笑)
莠世  「!!!!!!!」
莠世  急に夢から覚めたようになり、慌ててバッと離れる、ゆぜと譲二
譲二  「!!」
譲二  おもわず、正気に返り、キャラ一歩分とびのく二人。
譲二  どう考えても、女将さんとマスターにも見られてるよな~(笑)
莠世  /「うわああああ!いや、これは、その!違うんだ!!」
莠世  /と、誰に弁解してるのか、珍しく動揺する譲二
見学者2   -
莠世  *
譲二  +
譲二  って、誰もジャッジは宣言してないよ!
見学者2   じゃーじゃっじw
譲二  でも、動揺してる。
見学者3   +
莠世  通った!?
譲二  「ち、違う! ゆぜを、ゆぜが、いや、確かに!
譲二   ええ? いや、そりゃ、他の人には結婚とか平気で言えるけど。
譲二   ゆぜには、えE? どういうこと!?」
譲二  頭を抱えて、もだえてる。
莠世  ゆぜのほうも、顔が茹でたトマトのようになり思わず胸元を押さえてます。
莠世  まだ心臓がバクバク
譲二  「いや、でも、ゆぜはそういう対象じゃなくて。いや、そもそも、
譲二   なにこの気持ち!? 今まで生きてきて、え? わけわからん!」
莠世  「な、なんだったんだ。今のは・・・・」
譲二  「なんなんだ、なんなんだこの、もやもやっとした気持ちは!
譲二   この衝動は!」
莠世  ここまで来て、自分の気持ちがよく解らないゆぜであった。
譲二  ああ、ジョージ、あれだ。案外、初恋かも。長生きしてるけど(笑)
麟   ・・・人は、空間の甘さで死ねる。今私はそう思ったw
見学者2   ツンツンデレツンデレツンツン?
譲二  編集して読みやすくすればさらに甘くて死ねるぜ!
麟   甘ッ!ここ激甘ッ!
譲二  いつの間にか表は戦闘してるし(笑)
見学者3  あなた達は本来戦闘に関係ないですからw置いていかれたのでしょうw
莠世  むしろ、こっちが光の速さで置いてったというか(笑
譲二  ですねえ(笑)
譲二  二人して動揺してる(笑)
GM  星寝:「きゃー……惜しかったわねぇ」
GM  ビデオカメラを覗きながら
GM  言う星寝。
譲二  「はっ!!」
譲二  ふと、場所を思い出す。
莠世  「ええ!ま、マダム!い、いつからそこに!?」
GM  暁歩:「いやいや本当、惜しかったなぁ。 はっはっは」
譲二  「ちょっ! 女将さん! その手に持ってるのはなに?」
GM  二人してビデオカメラを覗きこんでます。
GM  星寝:「やーね。知らないのジョージ? これだから貧乏人は~」
譲二  でも平気。それにテープは入ってないから。
譲二  なぜならジョージの居る空間は無能空間だから!
莠世  「マスタぁぁ!?あああああ!?何で、どうして!!?」
譲二  「いや、それくらいは知ってるよ! 貧乏馬鹿にするな!」
譲二  久しぶりのジョージつっこみ。
GM  暁歩:「DVDハンディカムだぞ。
GM      昨日の内に、あちらこちらに設置しておいたんだ。はっはっは」
GM  星寝:「しかも防水防圧! 完璧ね!」
GM  暁歩:「ああ。核爆弾でも壊れないらしいからな。
GM      犯罪撲滅に役に立ちまくりだ。はっはっはっは!」
莠世  核爆弾ってw
譲二  「い、いや、まあ、待て。こ、これは、だね。えーと」
譲二  みんな初めて見る譲二が本当に動揺しているところ。
GM  星寝:「と、言うわけで。さっきのニアミスキスシーンも、
GM      ばっちり収録済みよっ☆」
GM  親指を突き立てます。
見学者2   素敵だw
莠世  もう、ゆぜのほうは。陸揚げされた魚のように、口をパクパクするだけ
GM  暁歩:「おお、このシーンも中々珍しいな」ジー
譲二  「……」
譲二  顔を抑えて、る。実は、赤面しているジョージ。
莠世  「・・・・・・・譲二」
莠世  となりを見ずに声をかける。狙いは・・・暁歩の手のハンディカム
譲二  「ああ」
譲二  マスターがよけられないように、世界を無能の力で歪ませはじめる。
譲二  ……成功したら成功したで、
譲二  二人の共同作業とかいわれるだろうが、気にしない。
見学者1  びおら「あら、何をなさっているのでしょうか?」
莠世  「考えることは、同じだな。」
莠世  譲二の力に織り込むように、空間を歪めていく
見学者2  でもこれってユゼも失敗するのでは・・・。
莠世  いや、譲二の力を空間操作して、マスターたち限定で送ってるのです
譲二  表はまだ最初のターンなんですな。
莠世  そして・・・ピシイ!!!と内側から弾けるように壊れるハンディカム!!
譲二  「よし」
莠世  譲二の疫病神の能力と合わさって、内側からショート!
莠世  メモリーから何から粉砕される!
譲二  /星寝「ああ~、これ、高かったのに~」
見学者3  /だがしっかり防犯カメラに撮られていたのは忘れる二人でした
譲二  「不良品だったんじゃないですか?」
莠世  「ああ、まったくだな。」
見学者2   「愛の共同作業・・・」にやり
GM  星寝:「うふふ」
譲二  あっちはあとで、録画テープをジョージが回収するので。
GM  暁歩:「だけどしっかり、既に移動済みだ」
譲二  ジョージに余裕がないなあ。
譲二  普段なら全然気にせず、続きをとってとか言うのに(苦笑)
莠世  それこそ、マスター達に気付かれないように、防犯カメラの内部を破壊する。
譲二  いや、データはどこかに残っているべきなので。プレイヤー的には。
莠世  ゆぜも余裕無いw
莠世  いつもなら、マスターに対しては敬意を払ってるのですが(笑)
譲二  自分達が悪いのにねえ?(笑)
莠世  まったくです(笑)
譲二  ちょっと今はカウンターで自分の気持ちを整理してる。
譲二  (なんだ? なんなんだこの胸の高まりは?
譲二  はじめて感じるぞ。
譲二  他の誰を見ても、こんな気分になんてなった覚えもないのに
譲二  この気分は、なんだ? わけわからん。
譲二  あんなにゆぜを綺麗に思うなんて……ありえん。ありえんだろー)
譲二  どんどんと、落ち着いてきた。
譲二  (ふぅ。動揺が収まったか。こんなに動揺したのは、いつぶりだ……?)
譲二  「ま、とられた分はしゃーないしな」
譲二  いつものジョージっぽいものに戻った。
譲二  「まぁ、ともかくだ」
莠世  「ん?」
譲二  「ホントは、このあと、ここでパーティーとか、
譲二   女将さんが予定してたんだけど、どうやら、無理っぽいなあ」
譲二  と、洪水にやられて、復旧ままならないスメバミヤコを見る。
莠世  「あ、ああ。そ、そうだな。」
莠世  星寝さんのこと言われて、微妙にまだ動揺する
莠世  「この様子だと、通常営業もたいへんそうだ。
莠世   ・・・ん。よし。」
譲二  その気になれば、誰かの力使って直せるけど(笑)
莠世  「私も手伝おう」
譲二  ジョージががんばてもすぐ終わるけどね(笑)
譲二  「いや、今日はゆぜの誕生日だ」
莠世  というか、譲二が構造の支配者使えば、青い成分くらい分解出来るかと(笑
譲二  「今日はお前の誕生日なんだから、そんな事しなくていいんだぞ?」
莠世  「いや。その、私が落ち着かないんだ。・・・それに」
譲二  「それに?」
莠世  「これだけで、もう十分だから」
莠世  貰ったペンダントを、大事そうに、本当に大事そうに握りしめて微笑む。
見学者2   きい!このすとろべりいめ!
莠世  あはw
譲二  「ゆぜは、欲がないなあ」
譲二  思わずため息をつく。
莠世  「・・・そんなこと、ない。」
莠世  譲二の方は見ない
譲二  ジョージは、そのペンダントが、
譲二  どれだけゆぜの中で価値を占めているか、まだわかっていないのだ。
莠世  そして、その言葉が、行動が、
莠世  どれほどゆぜにとって救いになったかもまた、知らない。
譲二  「まぁ、いいや。じゃあ、片付け終わったら、パーティーするか」
莠世  そう、それは・・・闇夜を払う陽の光のような、言葉
莠世  「そうだな。さっさと片づけよう」
見学者1   /そして、そして。
見学者1  /その裏返しがいつ来るのかも、まだ、知らない…
見学者2  /そんな二人を遠くから暖かく見つめる店の皆達・・・。
譲二  「大した事出来ないけどな」
莠世  凍えた心を優しく溶かしていく、言葉
莠世  「期待していない。」
譲二  「……今日中に片付くのかしらねえけど」(笑)
見学者3  /出来得るならば、この2人が共にいる日常が続くことを…。
莠世  「私を誰だと思ってる。1時間で終わらせてやる」
譲二  「ははは、それなら、十分パーティーもやる時間は確保できるな」
見学者2   /カタカタと回るカメラの音
莠世  カメラは回る。その優しい日常の光景を映すために
莠世  「さあ、まずは机をどかしてからだな。そっちをもて」
譲二  「おっけー」
譲二  「って、いや、このくらい俺一人ではこべるわ」
莠世  ただ今は、願う。この日々が続くことを
莠世  ・・・・・それは少女の、ささやかで掛け替えのない望み
見学者3   /映し出すのは少し騒がしい、
見学者3  /けれど2人にとって変らぬ日常の一コマ。一コマ
莠世  「これくらい大きいと、1人じゃバランスが悪い。
莠世  お前だと特に心配だからな。
譲二  「そうかー? まあ、いいや。んじゃ、たのむ」
莠世  そうして、二人は協力しながら、能力を使いながら、店を綺麗にしていく
見学者2  /ただカタカタと、カタカタと回り続けるカメラ。
譲二  /そして、今までどこに居たのか、ひょっこりと現れる、星寝。
莠世  それを微笑ましげに見守るのは、カメラと、その向こうのマスター達
譲二  いや、ごめん、やっぱ女将さんでてこなくていいや(笑)
莠世  んー。ここで〆かな?
譲二  じゃあ、最後に。
譲二  「おーいゆぜー。これ運ぶの、手伝ってくれー」
譲二  と、呼ぶ。
譲二  せっかくなので、そこに、このイラストを入れておこう。
譲二  http://www.h6.dion.ne.jp/~tkg-tkg/zz-zz-mato-jyo-02.jpg
莠世  「わかった。」とことこと、譲二の元へいくゆぜ
莠世  そんな平和な光景をカメラが写して・・・・フェードアウト
GM  成る程です。
 
 
 
譲二  「……なんか、忘れてる気がする」
譲二  誰かがどこかにむけて、そうつぶやいた。
莠世  「そういえば、私も何か忘れてるような?」
見学者2   カメラ回ってたし!
莠世  ああ。じゃああの光景は、ゆぜの記憶の譲二、ということでw
莠世  初めてあった時、助けてくれた時の記憶。
譲二  ああ、なにかピンチになったらこの絵が出てきて、手をひてくれるのですね。
莠世  うん。
譲二  結局ゆぜに向けて手を伸ばしている事になってしまいましたか(笑)
莠世  そして、いつかはゆぜが譲二に手を伸ばすのさw
譲二  だといいなあ。
莠世  そこまで成長かつ、話が続けばだけど(笑)
譲二  ですねえ。
 
 
 
 
 
譲二  そうそう。ふと思いついたんですけどゆぜ。
莠世  はい?
譲二  いっぺん暴走して、ジョージが力を鎮めたんですよね?
莠世  はい。
譲二  じゃあ、子供にしては強すぎるから、
譲二  じょーじがそのとき、力の大半を封印してあげたってのはどうかな?
譲二  つまり、ユゼには力がまだまだ眠ってるの。
莠世  ああ。それは良いですね。
譲二  なんらかのきっかけで、本当の力が、あふれるの。
莠世  うわーーwやりたいなあ。じゃあ、その設定もらいます。
譲二  これで、またロールプレイの幅が広がるかと思って。
譲二  ジョージが死ぬ前に、ゆぜの本当の力を解放するとか(笑)
莠世  わかりましたーーw まあ、PLが使いこなせるかどうかが問題ですね
譲二  まあ、使えそうな設定は作っておけば、いつかどこかで使えますから。
莠世  空間操作とかも、時間を操ることができるので・・・今のとこ修復限定ですが・・・
譲二  これで一度ピンチになって覚醒という少年漫画の基本のような事が(笑)
莠世  あははははw 女の子ですが いいですね!
譲二  いやあ、これでやられる楽しみが増えました。
莠世  って、譲二が矛先ですか!(笑)
譲二  ジョージもラスボスですから(笑)
莠世  あははははははw
譲二  「ふはははははー。全人類よー。すべて無能になるのだー」
譲二  と、全人類無能化計画をたくらむ悪人ですから。実は。
莠世  以前裏話で、譲二は体内に何か巨大な物を封印してるのでは?
莠世  という話になりまして
莠世  周囲を無能化する力も、その一端では?とか、いろいろいってましたね(笑
莠世  譲二・・・全人類無能化しちゃったら、美味しいご飯が食べられません(笑)
見学者2   何が出るかな?
莠世  いや、まだ構想の段階だから。・・・ですよね?
譲二  そりゃもう、無能化はただの前段階で、
譲二  本命が控えているに違いありません。たぶん。
見学者2   堕落かな?<本命
譲二  とはいえ、その時ジョージの意思は当然ないのですが。
莠世  譲二の意識は闇に飲まれた
莠世  ・・・ここにあるのは、最悪の災厄と、虚ろなる器となった者だけ・・・
莠世  「譲二ーーーーーーー!!!」
莠世  ゆぜの叫びはもはや届かないのか!?
莠世  次回最終話!「未来への道標」
 
 
無論、その予定はない

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最終更新:2020年05月11日 21:07