A MysteriousThief

 



シグムンド(以下シグ)  さて、神楽嬢。そろそろ始めるかね?
神楽   具体的になにを(笑
シグ   何でも構いませんよ?
シグ   戦闘でも日常でもそれこそ何でも。
神楽    戦闘!?
神楽   ボクは何度か死に掛けたよ(汗
シグ   ちなみにコイツの服装は黒いスーツにモノクル。
シグ   怪盗時はステッキ+マント+シルクハットが!
神楽   それは焼きがいがありそうな、高級スーツなんだよ(笑
シグ   では無難にスメバミヤコで出会うかい?
神楽    うい。
シグ    では。
シグ    ガランガラン。
シグ    「失礼するよ」
神楽   「いらっしゃいませー!」
神楽   なぜかウェイトレス(笑
シグ    バイト代稼ぎ?w
神楽   「お客様、おタバコはお吸いになられますか?」
シグ   「いや、タバコは吸わない。禁煙席を頼もうか」シヴイ声で。
神楽   「では、初心者には少々危険な無能席、カウンターへどうぞ!」
神楽   「マスター、カウンター入りまーす!」
シグ   「ふむ、無能席?良くはわからないが」
シグ    と座りましょうw
神楽   「お客様は、異能者でしょうか?」
神楽    格好を見て言う。
シグ   「ははは、それはどうだろうね?私自身はただの人間さ」
シグ   「マスター。いつものようにお薦めを頼む」
シグ   実は前に一回Lさんと対談してたりw
神楽    なんと!
神楽   しかし、ウェイトレスなんかになったから、
神楽   口調が神楽っぽくないんだよ(笑
神楽    困った困った(笑
シグ   「さて…そう聞いてくるとはお嬢さん。君はどうなのかな」
シグ    と言いましょう。
神楽   「ボク? ボクは・・・・・・」
シグ   /しかし、神楽はその言葉を発することは出来なかった
シグ   「ふむ。人間、かね。しかし特殊な力を持っているようだ」
神楽    「っ!」
神楽    違和感。
シグ   「ああ、悪いね。少し君の言葉を『盗』ませてもらった」
神楽   どこかで・・・・・・見たことがある?
シグ   カラン、とグラスの中の氷が音を立てる。
神楽   (そういえば、シルクハットにスーツ・・・・・・コイツは!)
シグ   今はスーツとモノクルしかないがw
神楽   な、なんだってー!(笑
神楽   怪盗のくせにアイデンティティを捨てないでよ!(笑
シグ   怪盗時にしかつけないんだってばw>シルクハットとかw
神楽   /突如、シグムンドの手の中のグラスが熱を持ち始める。
シグ   「おっと、お痛はいけないな、お嬢さん」
シグ   /グラスの熱は一瞬にして消える。何故ならば…
シグ   「私は何でも『盗める』。その事を忘れたわけでもないだろう?」
神楽   「・・・・・・そのキザっぽい言動と、盗みの能力・・・・・・」
神楽   「キミは・・・・・・怪盗シグムンド!」
シグ   「ふふ、少し悪戯で記憶を『盗』んでいたのだが。
シグ    思い出してくれたようだね?」
神楽   ばっ、と距離をとり、指先に火を灯す!
シグ   /だが、その炎は出てこない!
神楽    「!!」
シグ   「まったく、この場で戦うのは無粋だよ、フロイライン?」
神楽   「思い出した・・・・・・いや、取り返したのかな?」
神楽   「前のときも、同じやり口だったよね。シグムンド!」
シグ   「ナイン。取り返したのではない。返しただけさ。私がね」
神楽   /歩き巫女として全国を行脚中、たまたま頼まれた警護依頼。
神楽   /それが、神楽の始めての敗北だった。


*  *  *


シグ   「はっはっは、今晩は、美しいお嬢さん?」
神楽   「むぅ? おじさん、ひょっとして情報にあった泥棒さん?」
シグ   「ふふ、おじさんとは少し酷いかな?
シグ    まぁ、そこを通してくれないかね?」
神楽   「悪いけど、ボクの生活費のため、そのお願いは聞けないな~」
神楽   言いながら、指先に火を灯す。
シグ   「ふむふむ生活費ときたか。
シグ    悪いが私も自らの信念の為退けなくてね?
シグ    では、お相手つかまつろう」
神楽   「軽く火傷するけど、捕まったら療養する時間はいっぱいあるし、
神楽    ―――いいよね?」
神楽   ・・・・・・では、模擬戦といこうか?
シグ   「はっはっは。捕まえられるかな?フロイライン?」
シグ    行きましょうか。
神楽   じゃあ、対話フェイズ?
神楽   は、もう終わったのかな?
シグ    ですな。
シグ    あ、まだある~。
神楽    む、どうぞ。
シグ   「私の名前はシグムンド。怪盗と呼ばれている。
シグ    勇敢なお嬢さん、貴方のお名前をお聞きしよう」
神楽   「ボクは巫女の神楽」
神楽   「覚えなくてもいいよ」
神楽   「泥棒に名前を覚えてもらっても、うれしくないからね!」
シグ   「それは残念。私としては是非とも覚えておきたいところなのだがね」
神楽   「じゃあ、忘れないように頑張ってね!」
神楽   火が、手を伝い、身体を取り巻く。
神楽   「もっとも、忘れられないと思うけどね!」
シグ   「ふふふ、では少し努力するとしようか。
シグ    最近、手応えがなくて退屈していたところなのだよ」
シグ   「では楽しませてもらうとしよう!」
シグ   バッとマントを翻す!
シグ   ではイニシアチブフェイズ?
神楽    ですな。
シグ   えーと、能力とかを組み合わせるんだよね。最大3つ。
神楽    うい。
神楽   一つならダイスだけ。
神楽   二つでボーナス+1.
神楽    三つで+2です。
神楽   ただ、神域の能力と達人の能力とかを組み合わせると、
神楽   ランクは低い方、達人として扱われます。
シグ   じゃ、『知力・創造』+『怪盗』+『手品師』で組み合わせ。
シグ    これで+2か。
神楽    うい。
神楽   あとは、否、状況を演出して。
神楽   いかに格好よく決めるのかがポイント(笑
シグ   うむ、そこら辺は見てわかってるw
神楽   アレだったら、先にやろうか?
シグ   ではダイス振るとしますか。ちなみに全部『神域』
シグ    2d6
GM  シグムンド -> 2D6 = [3,6] = 9
シグ    11だ。
神楽    不許可!
シグ    おう?
神楽   いや、いいんだけどね。
神楽   イニシアは、全員が演出した後にダイスを降るの。
シグ   ああ、そういうことか。
シグ   ではまずセリフと演出、ということですな?
神楽    うい。
シグ    あいあい。では。
神楽   それから、2d6+2ってやった方が計算が楽だよ?
神楽    それくらいかな?
シグ    あい。
シグ   「私の名前は怪盗シグムンド。
シグ    だがもう一つの方に聞き覚えはないかな、フロイライン?」
神楽    「?」
シグ   彼はマントで体を隠しながら告げる。
シグ   己がもう一つの名を。
シグ   「知らないのならば覚えておきたまえ。
シグ    私の名は『奇術師』シグムンド。それが私のもう一つの名前だ」
シグ   マントの向こうで、不敵に笑う。
シグ   こんな感じでオーケーですか?
神楽   どう移動しているのか判断つきづらいですが、
神楽   まぁ、奇術の前ふりにはなってるのでいいのでは?
シグ   シグムンドは移動はしてませんよ?
シグ   マントを翻し、立っているだけ。
神楽   それで先行を取るなら、それっぽい説明が必要ですぜ?
神楽   どの能力との組み合わせで、どういう効果なのか、とか。
シグ   ああ、ではちょっとやりたい演出(?)あるので
シグ   最初は受動でもこちらは構いませぬ。
神楽    うい。
シグ   「さて、先手をゆずってあげようじゃないか、お嬢さん」
神楽   じゃあ、とりあえずボクのイニシアに行くね。
神楽   警護任務である以上、あまり無茶は出来ない。
神楽   室内の状況を的確に判断し敵を追い詰める必要がある。
神楽   「人間が相手なんだから、簡単だよ!」
神楽   神楽は、相手の動きを予測して周囲に炎を撒き散らした。
神楽   知力・創造 社会・共感 〈神秘なる力〉を神域で使用! ボーナス+2
神楽   状況を判断し、地形を利用して炎の壁を作る!
神楽   相手の動きを抑制する事で、先手を取る!
シグ   それは特殊になるのかな?
神楽   いや、一応イニシア。
神楽   先手を譲られたけど、やっておかないと(笑
シグ   おう、これから攻撃が来るのですな。
神楽   んじゃあ、能動フェイズ!
神楽   「其は、柏手!」(パンパンッ!)
神楽   「諸々の禍事、罪、穢有らむをば、
神楽    祓へ給ひ・清め給へと申す事を――聞食せと畏み畏み申す!」
シグ    「………」
神楽   閃光が迸る。どこまでも清浄な輝きが、あらゆる禍事を浄化せんと押し包む。
シグ   シグムンドはその様を黙って見ている。
神楽   「焼き尽くせ、バーニング・フラッシュ!」
神楽   炎が、微動だにしないシグムンドに襲い掛かる!
神楽   〈神秘なる力〉で迦具土の火を〈創造〉し〈感情〉の意志の強さで増強する
神楽   神域のボーナス+2.
神楽    以上!
シグ   ふむ、ではこちらは神楽から見て、
シグ   何も行動を起こしていないように見える。だが!
シグ   それこそが奇術。それこそが手品。
シグ   神の域まで達した奇術に種も仕掛けも必要はない!
シグ   そう! そう思えば自らの身代わりを瞬時に作ることも!
シグ   花瓶の中に隠れることも! いつの間にか後ろにいても!
シグ   まさに自由自在! それこそが『奇術師』シグムンドの本領!
シグ   さらにそれだけではない―――
シグ   彼は何よりもまず『怪盗』なのだ。
シグ   『怪盗』シグムンド。彼に盗めぬものなど何もない。
シグ   天地神明森羅万象有形無形能力光闇魂心命生死人天使悪魔神
シグ   これでもまだ形容し足りぬ。
シグ   そう。ならば。この無形の炎も盗んで魅せよう。
シグ   ということでさっきの組み合わせでいきましょうか。
神楽   知力の怪盗で手品師?
シグ   知力というより創造の方かな、主なのは。
神楽   ちなみに防御? それとも回避?
シグ    回避。
神楽   なるほど、では攻撃側、ダイス行きます!
神楽    2d6+2
GM  神楽 -> 2D6+2 = [1,2]+2 = 5
神楽    低っ!(笑
シグ   惜しいね、1ゾロなら神威だったのにw
神楽   なんだ、このショボイ炎は!(笑
シグ    2d6+2
GM  シグムンド -> 2D6+2 = [1,3]+2 = 6
神楽    低っ!!(笑
シグ   こっちもショボイが勝った!(笑)
神楽   な、なんて低レベルな争いだ・・・(笑
見学者1 (な、なんて低レベルな・・・って!先に言われたーーw)
見学者2  あはははははは(笑)
シグ   まぁともかく演出いれますか。
神楽   神楽の炎は、勢いよくシグムンドを目指す。
シグ   炎がシグムンドを捕らえた!かのように見えた…
シグ   焼き尽くされる人影。
シグ   だが。だがそれに生命の息吹は感じられない…?
神楽   シグムンドの奇術? 幻惑に惑う神楽。
神楽   感情の揺らぎにフィードバックするように、炎の勢いが衰える。
シグ   「ふふふ…はっはっはっはっは…」
シグ   どこからか響く笑い声
神楽    「! どこ!?」
神楽    辺りを見回す。
シグ   「はっはっは、ここだよ」彼はテーブルの上に座っている。
シグ   「いやいやここさ」本棚の横にも彼がいる
シグ   「本物は私だよ?」暖炉の前に。
神楽    「なっ!」
神楽    戸惑い。
神楽    どれが本物?
シグ   「さぁ、どうだね?これが本物の『手品』というものだ」そして。
シグ    神楽の後ろにも。
神楽    「!」
神楽   ばっと、振り返ります!
シグ    パチン!
シグ   後ろにいるシグムンドが指を鳴らすと、他のシグムンドは消え去る。
シグ   「どうだね?楽しんでもらえたかな?」
神楽   /しかし、余裕を感じさせる立ち姿に反し、
神楽   /高級そうなシグムンドのスーツは端が微かにこげていた。
シグ    ジャッジ
シグ    ―
神楽   ちっ、まあいいです。-
神楽    はい、否決~。
神楽   二人だと、票が割れたらどうするんだろう?
シグ   そもそも2人じゃやらないと思うなぁw
神楽   まぁ、とりあえず次の能動フェイズに行きましょう。
神楽   ショボイとはいえ、今度はそっちが能動です。
シグ    はっはっはw
神楽    1の差がなぁ(笑
シグ   「さて、それではフロイライン。今度はこちらの番としようか」
シグ   彼はただ手を少し動かすだけ。
シグ   だが、それだけで充分なのだ。
シグ   彼の本質。彼の生業。彼の誇り。それは『怪盗』
シグ   人でありながら全てを盗む。それが彼。
シグ   ならばほんの一動作。本来ならばそれだけで。
シグ   それだけで、その場にいながら全ての『もの』を盗めるのだ。
シグ   だがそれをしないのは、それでは『つまらない』から。
シグ   彼は今、最大の喜びの前にいる。
シグ   罠を越え、敵を地に伏させ。自らが欲するものの前に立つ。
シグ   それこそが彼にとって最大の楽しみなのだから。
シグ    それならば。
シグ   己が全身全霊を以ってしてこの目の前の少女を破ろう。
シグ   その炎、盗んで魅せよう。
シグ   ということでさっきと同じく
シグ   『手品師』+『怪盗』+『創造』神域で行きましょう。
神楽    むぅ。
神楽   いまいち、何をしようとしているのか想像できない。
シグ   え?『盗む』だけw
神楽    むぅ。
シグ   まぁ、その前の前フリで手品使うが。
神楽    おk、把握した。
神楽   とりあえず、ここは全力で応えよう!
シグ    来なさいw
神楽   チリチリと、脳裏を過ぎる危険信号。
神楽   危険、危険、危険!
神楽   この男は、危険だ!
神楽   人間だから、とか関係ない。
神楽   殺さないように手加減していたら、こっちがやられる!
神楽   守っていたら―――負ける!
神楽   「其は、柏手!」(パンパンッ!)
神楽   打ち合わせた両の掌、そして胸元のペンダントから迸る力の本流。
神楽   「天津神、国津神、八百萬の神達共に聞食せと 畏み畏み申す!」
神楽   赤というよりは紅。炎というよりは焔。そこに出で賜いしは破壊の象徴。
神楽   「サモン、火之迦具土神! 全部焼けッ!」
神楽   極大の炎が神楽を中心に爆発する!!
神楽   自我・感覚、<神秘なる力>、〈降神術〉でボーナス+2。
神楽   その身に神を宿し、全身全霊を持って迎撃する!
神楽    反撃です。
シグ   ほいほい。ではダイスですな?
神楽    うい。
シグ   ではトゥルー効果宣言。
シグ    これで3d6。
シグ    3d6+2
GM  シグムンド -> 3D6+2 = [1,2,1]+2 = 6
神楽    神威か!
シグ    ゾロ目!神威!
神楽   神威の4・・・・・・か。
シグ   えーと、この場合神威の4って言われた~。
神楽   こっちもトゥルー効果を使っていかないと勝てない!
神楽   うしっ、行くよ~!
神楽    3d6+2
GM  神楽 -> 3D6+2 = [6,1,3]+2 = 12
神楽    だめだった~!
シグ   神威にはならずだねぇ。では演出いこうか。
神楽    うい。
シグ    シン…
シグ   その炎は、起こらない。
シグ   「どうしたね?フロイライン?」
神楽   「そ・・・ん、な・・・・・・」
神楽   呆然と、ただ呆然とする神楽。
神楽   ドクンッ! 衝動が、胸の内を突き抜ける。
神楽   無理やりに抑えられた神の力が、
神楽   体内から神楽の精神に衝撃を加える!
シグ   「ふむ、悪いが君の『全ての能力』、盗ませてもらった」
神楽   「がっ・・・・・・あ、く!」
シグ   /ところが。その衝撃は、急に治まる。
神楽   「ぁ・・・・・・はぁ・・・かぁ・・・・・・?」
シグ   「言っただろう?私は『怪盗』。この世もあの世も」
シグ   「それがたとえ『神』であろうと」
シグ   「盗めぬものなどないのだよ」
神楽    喪失感。
神楽   確かにあった筈の力。
神楽    自身の自信の源。
神楽   それを失った今、自分は・・・・・・無力だった。
シグ   と、手首を翻し。その先にあるのは花束。
神楽   「・・・・・・ぅ?」
シグ   「さてさて。なかなかに面白かったよフロイライン。
シグ    この花束はそのお礼だ」
神楽   「・・・・・・なんのつもり?」
シグ   「はっはっは、言っただろう? お礼だよ。
シグ    それでは失礼するよ、美しいお嬢さん。ではまた会おう」
神楽   「まっ・・・・・・!」
シグ   だが、その場にはもういない。
シグ   怪盗シグムンドは、既にいなかった。
神楽   /立ち、追いすがろうとした瞬間、花束から微香が漂う。
神楽   /それは甘い香り。
神楽   /全てを夢現にしてしまうほど、とろける様な。
神楽   /そして、その記憶も。
シグ   /そして、そこには一つのメッセージカード。
シグ   /「力は返しておこう。そして、もう一つおまけをつけて、ね」
シグ   /と書かれたカードと。
シグ   /怪盗シグムンドが予告を出し、見事盗み出した、
シグ   /神楽の護衛対象である宝石があった。
神楽   /気づいたとき、相手の顔も、名前も思い出せなかったけれど。
神楽   /その存在は、確かに神楽の内に刻み込まれた。
神楽   /敗北感と、感嘆と。
神楽   /いずれ、越えるべき敵として。
神楽   ・・・・・・と、記憶を盗まれた演出を入れてみたが?


*  *  *


シグ   「思い出してくれたかな、フロイライン?」
神楽   回想が終わった(笑
シグ    終った~w
神楽   「・・・・・・今度は、この新宿で仕事をするつもり?」
シグ   「いやいや。仕事はもうしていないよ。
シグ    普通の『怪盗』としての仕事はね」
神楽   「? どういうこと?」
シグ   「ふふ、ここは魔都新宿。そして、ここはあまりに面白い」
シグ   「それに、私はたしかに『怪盗』だ。
シグ    だが、紳士でもあるのだよ、フロイライン?」
シグ   「困ってる人間を助けたところで、バチはあたるまい?」
シグ    と、ウインク。
神楽   「・・・・・・いつか、その余裕もへし折られる事になると思うよ?」
シグ   「はっはっは、それはどうかな?」
神楽   「ふふん。笑っていられるのも今のうちさ」
神楽   「けど。けれども・・・・・・これだけは言っておこうかな?」
シグ   /その言葉は発せられず。
シグ   「魔都へようこそ、かな?」
神楽   ちっちっち、とどこぞの日本一のように指をふり。
神楽   「―――ようこそ、新宿へ」
神楽   そして、営業用ではないスマイルを浮かべる。
神楽   「ごゆっくりどうぞー」
シグ   「ふ、はっはっは、まったく。マスター、もう一杯貰おう」
神楽   ・・・といったところで、神楽フェードアウト。
シグ   こうして、魔都新宿。平凡な一日が過ぎていく…
神楽   以上! 戦闘までやっちゃった対談でしたー!
シグ   付き合ってくれてありがとうございましたー!
神楽    面白かったー!
シグ    同じく~!
神楽   けど、シグちー強すぎ!(笑
シグ   はっはっは!演出考えたモン勝ちさ!
神楽   なんだろう、青雨時は最強攻撃力を誇ったはずなのに、
神楽   神殺しの炎があっさり盗まれた(笑
シグ   手玉に取っちゃったねぇ(笑)
神楽   まぁ、あれは回想だし!(笑
神楽   なんにせよ過去だよ過去!
神楽    今なら勝てるさ!
神楽   データは一緒だけど!(笑
シグ   でもこの人、一応通常攻撃も出来るよ?
シグ   『命』盗んでしまえばいいんだし。
神楽   なんと、怪盗のくせに攻撃しようってか!
神楽   殺しをした時点で〈強盗〉だよ~!
シグ   攻撃っていうか盗むなんだけどねぇw
神楽   結果・死亡なら一緒さね~。
シグ   まぁ、そんなことはしないけどさ。
シグ   悪人なら、『悪事をしよう』という『心』を盗む。
シグ   殺しはしない。それこそ怪盗w
神楽   おのれー、この完璧超人めー。
シグ    はっはっはw
神楽   っと、それじゃあボクはそろそろ堕ちようかな?
シグ   お疲れ様でした~。
神楽    お疲れ様~。
神楽   セッションのときは教えてね~。
シグ    はい!

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最終更新:2020年05月11日 21:09