リネン類

湿性生体物質(血液・体液・分泌物・排泄物)に汚染されたリネン類は、取り扱う者の手指や衣類、他の患者の環境を汚染しないように、適切に処理する必要があります

基本的取り扱い

① 使用後のリネン類は、感染・非感染の区別をせず、湿性生体物が付着していれば、すべて感染として扱う。
② 洗濯は、洗剤と共に高温水を使用すると効果的である。

リネン類における原則と安全対策

① 清潔なリネンが十分揃っており、必要時必要な種類の提供ができる
② 一週間に1回、定期的にリネン交換および、汚染時適時交換をする
③ 全てのスタッフが安全にリネンの取り扱いが出来るよう、教育・指導し、理解をする
④ 全ての使用済みリネンを正しく、確実に分別する
 イ)感染用袋
 ロ)一般の使用済みリネンの分類方法
  ・シーツ、横シーツ、包布は、混ざっていてよい
  ・業者への袋に入れるとき、廊下でリネンを広げない(倉庫にておこなっている)
  ・血液・体液などで汚染されたリネン類は専用の袋に入れる(赤い業者指定袋)
  ・MRSAも赤い感染の袋にいれる

最終更新:2006年12月18日 03:28