手袋

血液・体液・排泄物に触れるとき、創のある皮膚や粘膜に触れる時、あるいは血液や体液で汚染された物品に触れる時は手袋を着用する。
また血液・体液・排泄物に触れる可能性がある場合も手袋の着用が重要である。


ディスポ手袋の使用方法について

  • ディスポ手袋(使い捨て手袋)は、湿性の体液などを取り扱う時に主に使用する。
  • 着用後の操作性も考慮し、しっかりフィットする製品を用いる。


ディスポ手袋の使用基準

① 採血時
② 注射時(留置針挿入・動脈注射など血液の飛散が予想されるときなど)
③ 容器内の排泄物を捨てるとき
④ 失禁患者の身体を清拭するとき
⑤ 陰部洗浄
⑥ 採尿バックを取り扱うとき
⑦ 救急外来などで患者の手当てをするとき
⑧ 床などにこぼれた排泄物や体液を取り扱うとき

手袋の交換について

① 患者に使用する手袋は、患者ごとに交換する
② 湿性の体液が付着した、あるいはその恐れがある患者は1回ごとに交換する
③ ドアノブ・電話・コンピューターなどの共有物に触れる場合は手袋をはずす
④ 長時間着用して手に汗をかいた場合は交換する
⑤ 小さな穴でも肉眼で見えるピンホールがある場合は交換する

注意事項

① 手袋をはずしたときは、手袋の内側を外に出すようにする。
② 手袋をはずした後は、必ず手洗いを行い、乾燥させる。

最終更新:2006年11月11日 21:06