この号の概要

タイトル:  Pedacos de Roll(ロールの破片)
作画担当: 
初登場キャラ:  Dr.ライト、プロトマン

ストーリー

 様々な人間が行き交う大都市の片隅で、ストリートチルドレンの少女がさらわれた。彼女の存在も、その行方も、気に留める者は誰一人いない。

 謎の男たちの手によって彼女が連れ込まれたのは、要塞のような研究所だった。同じく誘拐された他の少女たちとともに何日も閉じ込められた末、彼女はある生体実験に使われることになる。
 それこそは、Dr.ワイリーを中心とした「完全なロボット」――魂を持つロボットを造るプロジェクトだった。数多くの名もない少女たちを人知れず犠牲にしてきたこの計画は、彼女への実験の成功をもって完成をみた。

 しかし、その悪魔的な行為に耐えかねたメンバーの一人……Dr.ライトは、彼女の脳を密かに持ち出してロボットの体に入れ、自らの娘として育てることにした。


解説

 前号から時間軸をさかのぼって、今回はインターミッション的な内容です。
 ロールちゃん、ワイリー、ライト博士の驚愕の過去が明らかに。非常に胃の重くなる展開ですが、この物語の本筋を考えればこれも正道かも。
 ラスト部分、打ちひしがれるライトに寄り添うようにプロトマンが登場します。少なくともこの時点では、彼はライト側だった模様。



最終更新:2010年01月11日 17:19