この号の概要

タイトル:  Revelações do Passado!(過去の黙示録)
作画担当:  ALF (Alfloptecus Malucus)
初登場キャラ:  ネオ・イレギュラー4体

ストーリー

 メガマンたちは忽然と現れたスラッシャーに詰め寄る。これまでどこで何をしていたのかと。それに応えてスラッシャーは、これまで世界に起こったことを語り始める。

 メガマンが造られてしばらくの間、世界はまったく平和だった。Dr.ワイリーはメガマンに倒されるただの道化師に過ぎず、世の中には毎度の世界征服騒ぎを黙認する余裕さえあった。
 だがある時期、ワイリーが自らのロボットの助けで脱獄して以来、様相は一変する。ホルゼンベイン・ハウスの後援を受け、彼はどういうわけか、それまでとは全く異なる「邪悪な天才」へと変貌を遂げていたのだ。以前とは桁違いに強力かつ残酷になったロボットを従え、世界に魔の手を伸ばすワイリー。Dr.ライトはその目的が「生物の特徴を持つコンピューター」であると見抜いた。しかし、事態はすでに手の施しようがないところまで来ていた。
 ワイリーの刺客が迫り来る中、Dr.ライトはかろうじて、ロックとロールを自動アップデート機能つきで封印することに成功した。が、直後、研究所を含めた一帯を原子爆弾が襲う。逃げ延びたライトロボ……エックス、スラッシャー、プロトマンは瓦礫からDr.ライトを助け出すが、彼は程なく命を落とした。
 その後、ネオ・イレギュラーによる虐殺が始まった。スラッシャー、エックス、ゼロ、プロトマンはワイリーの勢力に逆らうが、圧倒的な戦力を誇る相手方には到底太刀打ちできず、長い地下生活を強いられる……。

 ここまで語ったところで、スラッシャーだけに聞こえる通信で、プロトマンがストップをかけた。今はそれ以上は黙っておけと言うのだ。しぶしぶ従うスラッシャー。
 その時、ネオ・イレギュラーが基地に乱入する。

解説

 今まで全くと言っていいほど読めなかった、この物語の根幹が明らかになる回です。が。

 え、ホルゼンベイン、ワイリーより偉いの!?
 そしてスラッシャー、ワイリーロボじゃなかったの!?
 あとゼロ、味方側みたいだけど誰のロボ? ライトロボとは言われてないけど……?
 絵を見ると、ワイリーが豹変する前からロールちゃんがいるんですが……?
 味方であるはずのメガマンたちから身を隠し、スラッシャーを陰で動かすプロトマンの意図は?

 それから、カリンカ嬢の年齢の謎にエックスが気づきます。このカタストロフは30年前に起こっているわけですが、彼女が今なお少女の外見を保っているのはなぜ? 彼女は何者なのか?

 新たな謎を生みつつ続く! 本当に全部解決するの、これ?(←目下一番の謎)



最終更新:2010年12月09日 00:55