フライデー 2007 7/13号
ヤンキー先生 「公約違反に大失望!」
参院選「台風の目」横浜市教育委員なのに講演会で「謝礼」にもブーイング

(略)
 グレート・ティーチャーとしての実績は意外にもわずか6年。’05年3月には
母校北星余市高校を電撃退職しl、横浜市教育委員に就任している。で、昨年
10月には安倍普三首相のキモいりの「教育再生会議」委員にまでなった。
もともと立派な肩書きが好きのお方なのだ。
 思えば教育委員就任の際も、ヤンキー先生はこんな”公約”を熱く語っていた。
「横浜市内の(小・中・聾学校)全520校の学校を『汗かく教育委員』として訪問する!」
「(この520校の)子供の叫びをオレは全部聞きに行く」
 出馬はいいが、公約は達成したのだろうか。やや飽きっぽいキライのある先生のことを
案じ、横浜市に情報公開請求をしてみると、案の定、危惧されていた事実が判明した。
 横浜市が開示した「スクールミィーティング記録」によれば、ヤンキー先生の現場訪問は
たったの34校(就任から今年2月まで。目標の1割にも満たないのだ。
 横浜市教育委員会事務局は、次のように説明する。
「(市内520校を教育委員が訪問するというプランは)『聞かせて!学校プロジェクト』
により、義家委員の就任前から決まっていました。5人の教育委員が分担して、すべての学校を
訪問しています。」
 つまり、義家氏はハナから一人で全校を回るつもりなんてなかったのだ。
 だんだん心配になってきた本誌。学校視察の資料を見てさらに驚いた。
 本ページ右上の写真を見て欲しい。
 これは’05年7月4日に日吉台小学校体育館でヤンキー先生が「今、子どもたちに伝えたいこと」
をテーマに講演したことに対する教育長あてのレポートなのだが、下段に『講師謝礼金』1万2000円とある。
彼はPTA関連の集会において講演もし、謝礼を受け取っていたのだ。
 しかし、ヤンキー先生の講演料はこんなモンなのか。横浜市教育委員会事務局を直撃すると、
担当者は言葉を濁した。
 「いえ、報告書に記載されている『1万2000円』というのは、市の助成金から支払われた額で、
謝礼の総額について、市は把握しておりません。」
 教育委員が講演料を受け取ることは違法ではない。だが、本来「公務」ともいえる横浜市立の学校や
PTA関係の集会で、謝礼を受け取るのは同義的にいかがなものか。そもそも、先生が母校を去った理由の
ひとつが、「講演や執筆活動などカネ儲けに走っている」とのPTAや父母からのバッシングではなかったか。
 もちろん、教育委員は無給ではない。
 ヤンキー先生は、434万(税込み)の年収を受け取っているのである。
 本誌の取材に、ヤンキー先生の所属事務所はこう回答した。
「横浜市内の学校訪問は、義家だけでなく、他の教育委員、幹部職員も含めて(中略)一通り回り終わって
おります。義家本人は横浜のみならず多くの学校を実際に訪問してきましたし、この活動は今後も続けて
いくと話しております。これまで多くの講演をさせていただきましたが、教育委員会事務局で調整がなされ、
講演料はいただいておりません。」
 教育委員会事務局に聞いても「講演料は給与に含まれている」と否定。
だが、開示資料のことを指摘すると、「たまたま、詳しい者が不在で…」とシドロモドロになってしまった。
”公約違反”疑惑に、二転三転するカネの流れ。こんなところはすでに、政治家然としているが、
それってどうなの!?


34校も訪問していたことが意外ですw教育委員なりたての頃はりきって数稼いだんでしょうね。学校訪問をやめた理由は、ある中学を訪問した際、中学生に野次をとばされ爆竹を鳴らされたからという説もありますが。意外とナイーブなのねw国会議員になった暁には、ぜひ「荒れる成人式」で講演をしていただきたいですね。悪の限りを尽くした誰でも知ってる不良で超不良の元ヤンキーだもの、カラー羽織袴の金髪プリン頭のやんちゃな新成人をシメるくらい簡単でしょう?

最終更新:2007年06月29日 16:36