myownwords <私見雑記帳>
Sax
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Saxophone
(より公正な説明はwikipediaで。)
アドルフ・サックス*によって考案された、近代楽器。
後発楽器ならではの特徴を非常によく備えている。
ひとつの特徴としては、非常によく出来た楽器で、音も出しやすく、そして鳴りやすい。そのくせ音色もよく、音量も出る。クラリネット奏者としては本当にくやしい限りである(笑)
実際、リードをセットして走っている車から外に出したら音が出る、といわれるほど、音を出すだけなら簡単な楽器である。
ただし、もちろん、「よい音を出す」とか、「表現をつける」といったことについては別次元であることはお忘れなく。
実際、リードをセットして走っている車から外に出したら音が出る、といわれるほど、音を出すだけなら簡単な楽器である。
ただし、もちろん、「よい音を出す」とか、「表現をつける」といったことについては別次元であることはお忘れなく。
もうひとつの特徴として、新しい楽器のため、クラシック音楽にはほとんど使われていない、という現状がある。
有名どころではボレロ*や展覧会の絵*などがあるが、友人のSax吹きも、「一度でいいからやってみたい」という人ばかり、というレアさである。
有名どころではボレロ*や展覧会の絵*などがあるが、友人のSax吹きも、「一度でいいからやってみたい」という人ばかり、というレアさである。
さて、そんな特徴を備えたSaxだが、そこは元来のポテンシャルの高い楽器であり、ありとあらゆるジャンルで使用されている。
私もクラ吹きながら、昔からSaxが好きで、ついに先日Soprano Saxを購入してしまったが、やはりその表現力には驚かされる。
音色の幅の広さは驚異的である。
音色の幅の広さは驚異的である。
Saxophone Ensemble
そしてこの、Saxのすばらしい表現力に非常に嫉妬をするのは、彼らがSaxophone Ensembleの形態を取ったときである。
単独では音域はクラリネットに及ばないものの、Soprano, Alto, Tenor, Baritoneと大きさの違うものをざっとそろえてその音域をカバーし、そしてその均一なアンサンブルから得られる表現は、、、
むむぅ、敵ながらあっぱれ(笑)
むむぅ、敵ながらあっぱれ(笑)
、、、少々褒めすぎたか?
音色
そうは言っても、ちゃんと練習しないとやはりダメなのは楽器の常。
簡単に音が出るからか、たいして吹けないSax吹きも多いのも実情。
こんなに柔軟性のある楽器を持ちながら、音色の引き出しが少ないのはどうかと思う。
ぜひこのすばらしい楽器のいろんな使い方をマスターしてほしいものだ。
例えば、本当にきれいなクラシック・サックスの音色もあれば、雑音交じりのザラザラの音色、なんてのが許されるのもSaxの特権なんだから。
簡単に音が出るからか、たいして吹けないSax吹きも多いのも実情。
こんなに柔軟性のある楽器を持ちながら、音色の引き出しが少ないのはどうかと思う。
ぜひこのすばらしい楽器のいろんな使い方をマスターしてほしいものだ。
例えば、本当にきれいなクラシック・サックスの音色もあれば、雑音交じりのザラザラの音色、なんてのが許されるのもSaxの特権なんだから。
記: 2009/03/05