myownwords <私見雑記帳>
音色
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音色
ページ「周波数と音色」では、音色についての物理的な側面について書きました。
が、今度はもう少し広い意味で、音色について、考えてみたいと思います。
「好きな音色」ってあると思うけど、それは何か。
「よい音色」って、どういうことか。
「よい音色」って、どういうことか。
なかなか難しい問題だと思います。
もちろん、個人的な好みとかがあるからというのもあるけれど、そればかりとも言えないような。
というのは、プロとして活動している人たちの音色は本当にさまざまですが、けれどもさすがに初心者と同じような音を出している人はいない、ということ。
つまり、ある一定の「何か」はあるわけで。
つまり、ある一定の「何か」はあるわけで。
言ってみれば、楽器がちゃんと「鳴って」いるかどうか、ということになるのかな、とも思うのだけれど、じゃぁどういう状態が楽器が「鳴って」いる状態なのか??
なかなかに難しい。
なんとなくはわかる気もするけれど、説明できるレベルではありません。。。
なかなかに難しい。
なんとなくはわかる気もするけれど、説明できるレベルではありません。。。
それから、「音色」とは言いながらもその多くの部分に「音色の変化」が含まれているはずなのです。
つまり、音の出だしの音の変わり方、音のつながり方、減衰の仕方、など。
だから、単純に「周波数と音色」では語りきれない。
つまり、音の出だしの音の変わり方、音のつながり方、減衰の仕方、など。
だから、単純に「周波数と音色」では語りきれない。
確か、キース・スタインの本に書いてあったのだと記憶していますが、ある奏者(誰か忘れました。。)は、「ひとつの音を吹くだけなら自分と同じように吹ける人はいる。が、ふたつの音を連続で吹いたときに、自分と同じように吹ける人はいない」というような趣旨のことを言ったそうです。(記憶で書いているのでちょっとずれてるかも?)
また、先日The Clarinetに書いてありましたが、音を構成する周波数はつねに揺らいでいて、変化している、と。
やっぱり変化の仕方も重要なんだと思います。
すごくまとまりないですが、これらをひっくるめて、「音色」という。
満足できる「音色」は常に意識してイメージしてみるしかなさそうです。
記: 2009/03/21