myownwords <私見雑記帳>
Richard Stoltzman
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Richard Stoltzman
アメリカのクラリネット奏者。
ブラームスのソナタの録音*やブラームスのクラリネット三重奏曲の録音でグラミー賞を受賞しているらしい。
こういういかにもなクラリネット曲ももちろん、もともとはクラリネット用ではない有名な曲をクラリネットで演奏したり、クラリネット曲でもジャズっぽいものを多く演奏したりと、その演奏の幅はすごく広い。
個人的には、こういった、有名な曲を演奏したり、ジャズっぽい曲を演奏したりしたときのものがすごくあっていて良いと思う。
クラリネットを意のままにあやつる繊細な表現は本当にすばらしい。
クラリネットを意のままにあやつる繊細な表現は本当にすばらしい。
逆に、上述のブラームスのソナタでは、ばりばりにビブラートをかけていたりするので、違和感を感じてしまったりすることもある。
(とはいえ、この録音もやはり聴いてみる価値はある。)
(とはいえ、この録音もやはり聴いてみる価値はある。)
最近でもザ・クラリネット*の表紙を飾ったりと積極的に活動をしているが、気がついたらもう完全に白髪。一度も生で聴いたことがないので、体力の衰えないうちに聴いてみたいものだ。
ダブルリップ・アンブシャー
彼は、ダブルリップ・アンブシャー*で演奏をする。
ただでさえ安定させるのが困難なこの吹き方にも関わらず、やすやすとダブルハイB♭(実音)を吹いてしまうのが驚愕である。
しかし彼の繊細な表現は、まさにこの演奏方法に起因するところも大きいのではないかと感じる。
記: 2009/05/03