myownwords <私見雑記帳>
Festival
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Crampon Festival
今では完全にToscaに押されていますが、一昔前は、RC Prestigeと人気を二分する機種でした。
RC Prestige*はよりダークでうちに向かうのに対して、Festivalはもう少し開放的に、きらびやかな響きを求めるような、そんなイメージがあります。勝手なイメージですが。
メーカーの製品紹介としては、「R-13の柔軟性とRCの均一性を高いレベルで兼ね備えた夢のクラリネット」とか言っていますけどね。
それじゃ、よくわかんない(笑)
メーカーの製品紹介としては、「R-13の柔軟性とRCの均一性を高いレベルで兼ね備えた夢のクラリネット」とか言っていますけどね。
それじゃ、よくわかんない(笑)
Prestigeは、息を入れていくと、あるラインで楽器に押さえ込まれるような、逆にいうとそこでしっかり支えてくれるような、そんな傾向があるのに対して、Festivalはどこまでも吸収して音に変えていく幅が大きい、逆にいうと、ちゃんとコントロールしないと単なる爆音になりかねない、というようなそんなイメージです。
ただ、かなり個体差があるので、それに当てはまらないものもありますけどね。
Prestigeでも非常に幅と奥行きが広いのもありましたし。
ただ、かなり個体差があるので、それに当てはまらないものもありますけどね。
Prestigeでも非常に幅と奥行きが広いのもありましたし。
ちなみに私の個体は、ミシェル・アリニョン氏の選定品で、試奏をしたときに一瞬でお気に入りになってしまったものです。
他で試奏をした個体は、単純に抵抗が大きかったり、なんとなく鳴りが雑だったりしましたが、これを吹いたときには繊細なラインを保ちつつ、しっかり容量もある、というような。
他で試奏をした個体は、単純に抵抗が大きかったり、なんとなく鳴りが雑だったりしましたが、これを吹いたときには繊細なラインを保ちつつ、しっかり容量もある、というような。
Toscaもすばらしく、あの音色と吹きやすさ、そして懐の深さはやはり魅力的ですけど、Festivalもなかなかですよ(笑)
記: 2010/06/26