myownwords <私見雑記帳>
マウスピース
最終更新:
myownwords
-
view
マウスピース
「歌口」とも呼ばれる。
管楽器*で、息を吹き込む入口に当たる部分であり、クラリネットだと
リードを取り付けて音が発生する非常に重要な部分になる。
なお、金管楽器の場合は、ろうとみたいな形をした金属性のパーツであり、唇の振動を管に伝える役割を果たす。
リードを取り付けて音が発生する非常に重要な部分になる。
なお、金管楽器の場合は、ろうとみたいな形をした金属性のパーツであり、唇の振動を管に伝える役割を果たす。
ここでは、主にクラリネットのマウスピースについて記述する。
クラリネットのマウスピース
私が使用してきた主なマウスピースは下記のとおり。
Vandoren 5RV | 開きが狭く、初心者に向くとされているマウスピース。最初は多分これだったはずだが、そのころは、マウスピースによる違いなんてまったくわからなかった。。。 |
Vandoren 5RV Lyre | 5RV同様、開きは比較的狭いが、フェイシングを長く取っているため、音色に柔軟性がプラスされる。プロでもよく使用されるマウスピース。私はB40を使用するようになってから音色的な違い、吹奏感の違いからこちらには戻れずにいる。が、厚めのリードがあわせやすく、「楽に」演奏することが出来るのでは?とそのよさには魅力を感じる。 |
Vandoren B40 | 大学時代に先輩に教えてもらい、それ以来虜になってしまったマウスピース(その先輩はいまや5RV Lyreだが、、笑)。5RV系とは逆に、薄めのリードを使うように設計されており、開きが大きいため体力を必要とする。また、特に高音での音程が不安定になりがちである。ただ、その深い音色には替えがたい魅力がある。 |
Alexander Willscher 40B | 名前からして、まさにB40のぱくりだが、実際そういうコンセプトで作っているらしい。だが、素材が違うのかなんなのか、とにかく出る音が濃い。最初に吹いたときはなぜかマウスピース自身が「すごく固い」印象を持ったが、慣れればそんなこともなく、リードと上手くあわせると楽に「鳴る」音を出せると思う。現在私の中では最高のマウスピース。欠点は、高いことと取り扱いが少ないことか。石森楽器くらいしか扱っているところを知らない。 |
マウスピース選び
もはや常識の範囲だとは思うが、マウスピースは、「試奏して選ぶ」のが必須である。
同じモデルのマウスピースでも、ものによって個体差があり、まったく違う。
同じモデルのマウスピースでも、ものによって個体差があり、まったく違う。
自分自身でわかりにくいときには、わかる人を連れて行ってでも選定をすべきである。
しかも、あせって選定してもよくないので、少なくとも一時間くらいは余裕をもって、しっかり選ぶこと。お店の人のことは考えなくてOK(笑)
なるべくたくさん出してもらって選ぶ。
しかも、あせって選定してもよくないので、少なくとも一時間くらいは余裕をもって、しっかり選ぶこと。お店の人のことは考えなくてOK(笑)
なるべくたくさん出してもらって選ぶ。
私が選ぶときに気をつけるのは、下記のようなこと。
- 音程が悪くないか
- ものによっては、音程が悪いものがある。これは論外。
- 音抜けは良いか。適度な抵抗感か。
- 音の抜けが良くないとつらい。また、抵抗はありすぎても良くないし、場合によってはまったく抵抗がないのも吹きづらい場合がある。
- 音色はよいか
- 最後に、音色は自分の好みとあっているか
マウスピース選びも慣れの問題があると思うので、いろいろ試してみるのがよいと思う。
記:2009/01/22