クリエイター:グラント・モリソン

「クリエイター:グラント・モリソン」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

クリエイター:グラント・モリソン」(2019/04/27 (土) 22:12:12) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

*概要 -脚本家、ライター -難解かつ理解しづらい物語を描く、トップクラスライターの1人。 -シルバーエイジの空気を大切にしており、時代に埋もれたキャラクターの発掘や正統派な勧善懲悪の物語を好む。 --かのファイナルクライシスもプロット自体は勧善懲悪であり、神話的な英雄伝説である -「コミックスは生きている」という信念を持つ *担当作品 -デビュー作はギデオン・スターグレイブ誌でのニアー・マイス(当時17歳) **DC -アニマルマン(これの#1はDCでのデビュー作) -ドゥームパトロール -JLA -バットマン&ロビン -セブンソルジャーズオブビクトリー -オールスタースーパーマン -アクションコミックス --2011年のDCコミックスのリランチにより、スーパーマンの新オリジンエピソードを担当する。 -DCワンミリオン -ファイナルクライシス **マーベル -New-X-MEN *プロフィール -初登場:スコットランド・グラスゴーにて1960年1月31日 -身長5フィート11インチ(約180cm)、髪の色は黒茶(現在はスキンヘッド)、目の色は薄茶色 -好きな色:青緑 -好きな食べ物:チョコレート、塩と酢で和えたチップス、サラダ、香辛料をまぶした外国の腐葉土 -好きな動物:ネコ -スーパーパワー:脚本を打つ事で現実を改変する事が出来る(出展:スーサイドスカッド) -現在独り身、異性愛者だが潜在的同性愛者でもあるらしい --結婚はしていないが、実質的に結婚している女性は存在する -虫垂を切除した時の傷がまだ残っている -モリソンの作品は基本的に「理解不可能」と形容される *コミックへの出演 -始めてモリソンがコミックに登場したのはアニマルマン#14である -しかしこの時は暗喩的な登場であり、完全に姿を表したのは同アニマルマンの#25となる -この#25でモリソンはアニマルマンに対し、「お前はコミックブックのキャラクターだ」と言い放った。 --補足するとモリソン期アニマルマンの終盤は、家族を皆殺しにされたアニマルマンが犯人たちに復讐した後、家族を助けるためにタイムマシンを使って過去に行ったり&br()ファントム・ストレンジャーの導きでリンボ界を彷徨ったりという展開となり遂にはグラント・モリソンと対面、&br()「この世界はコミックに過ぎない」と世界の真実を伝えられる。この記憶はモリソンと別れた際に失われるが、アニマルマンの家族は生き返る(というか死ななかったことにされた)。&br()終わりよければ全て良し。 -アニマルマンの少し後に書かれたスーサイドスカッド誌のイベント「ウォーオブゴッズ(脚本:ジョン・オストランダー)」に -モリソンは、アニマルマン出演後に帰れなくなった「脚本家(The Writer)」として登場した --そしてその号で死んだ -またモリソンはレックス・ルーサーによく似ている *エピソード、発言 **マーベルマン -まだ駆け出しだった若きモリソンはムーアのVフォーベンデッタに感銘を受け、マーベルマンの短編を書いた -これを読んだ編集部のデズ・スキンはモリソンのただならぬ才能に気づき、ウォーリーアー誌に載せようとしたが -それを見たムーアは「自分以外の人間がマーベルマンを書く事は許さない」と言い放ち、結局お蔵入りになった -モリソンいわく、これがムーアとの確執の始まりだと言う -それから数年、ムーアが出版社を離れることになり、 -モリソンは未完のマーベルマンの続きの執筆を依頼された -しかし尊敬するムーアの許可も得ずに続編は書けないと思い至り、 -ムーア宛の個人的な手紙にその旨をしたためた -しかし返事の内容は壮絶で、モリソンは今でも出だしを覚えていると言う -「マフィアの殺し屋の台詞のようだが心して聞いて欲しい。『失せろ』」 -そこから先は『無名作家のお前がそんなことをすれば、そこでキャリアが終わるぞ』という内容のほぼ脅迫文 -…結局の所、モリソンは自分が担当できない旨を出版社に伝えた **イギリス時代 -若い頃は普通に美青年だった --モリソンやゲイマンを総称してブリティッシュ・インベーションと言い、ムーア以外は全員美形なのが共通点らしい --1980年代末から1990年代にかけて、イギリスのコミックス界で活躍していたアーチストに、主にDCが仕事の場を与えた。「イギリスからの侵略」ということから、ブリチッシュ・イノベーションと言われる。 --アラン・ムーアがスワンプシングで先行し、ニール・ゲイマンやモリソン(正確にはスコットランド人)などがこの一群に入る。 --特徴は、①それまでのアメコミにはない詩のような台詞回し、②テーマが性、特に同性愛までに広がったこと、③スーパーヒーローを描かなくなる(ただしモリソンを除く)など。 --イギリスの連中に存分に力を発揮させるため、ヴァーディゴというレーベルがつくられる。 --ちなみにモリソンが手がけていたころのドゥームパトロールは、ヴァーディゴ連載である。 **アニマルマン -飼い猫が死んだ時、その悲しみから当時担当していたアニマルマンの家族を皆殺しにした --これは「物語の作者は本当にキャラクターの運命を自在に操っても良いのか」と言うテーマの元に行われたと言う **魔法使い -魔法を習っている。ムーアが習得した黒魔術は偽者らしい **宇宙人 -コミコンにて司会の人に「あなたのそのコミックのアイディアはどのようにして思いつくのですか?」と聞かれた際、 -「私はかつて宇宙人にさらわれたことがあり、その時の経験をコミックとして世界に発信しているんだ」と答えた --宇宙人というのはあくまでわかりやすくするための比喩であり、モリソン的には何か別のものらしい -自分の連載の売り上げを魔法的な力によって向上させるため、読者にオナニーをするように指示をした --宇宙人発言と同じ頃、インビンシブルを担当していた頃の話で、精神を病んでいたらしい **ニューX-MEN -NewX-menを書いていた頃「自分のX-MENはジョン・バーンのオマージュなんだ」と発言したところ -ジョン・バーン本人から「迷惑だからやめてくれ」と真顔で返された *トリビア -イギリス時代、マーベルUKでZOIDS(タカラトミーのやつ)を書いていた事がある -ブラックゾイド族によるアポカリプスサーガは語り草になる物語らしい -マイ・ケミカル・ロマンスの楽曲『Na Na Na』のPVに出演。物凄い存在感を誇るいかにも悪そうなハゲがモリソンその人である。
*概要 -脚本家、ライター -難解かつ理解しづらい物語を描く、トップクラスライターの1人。 -シルバーエイジの空気を大切にしており、時代に埋もれたキャラクターの発掘や正統派な勧善懲悪の物語を好む。 --かのファイナルクライシスもプロット自体は勧善懲悪であり、神話的な英雄伝説である -「コミックスは生きている」という信念を持つ *担当作品 -デビュー作はギデオン・スターグレイブ誌でのニアー・マイス(当時17歳) **DC -アニマルマン(これの#1はDCでのデビュー作) -ドゥームパトロール -JLA -バットマン&ロビン -セブンソルジャーズオブビクトリー -オールスタースーパーマン -アクションコミックス --2011年のDCコミックスのリランチにより、スーパーマンの新オリジンエピソードを担当する。 -DCワンミリオン -ファイナルクライシス **マーベル -New-X-MEN *プロフィール -初登場:スコットランド・グラスゴーにて1960年1月31日 -身長5フィート11インチ(約180cm)、髪の色は黒茶(現在はスキンヘッド)、目の色は薄茶色 -好きな色:青緑 -好きな食べ物:チョコレート、塩と酢で和えたチップス、サラダ、香辛料をまぶした外国の腐葉土 -好きな動物:ネコ -スーパーパワー:脚本を打つ事で現実を改変する事が出来る(出展:スーサイドスカッド) -現在独り身、異性愛者だが潜在的同性愛者でもあるらしい --結婚はしていないが、実質的に結婚している女性は存在する -虫垂を切除した時の傷がまだ残っている -モリソンの作品は基本的に「理解不可能」と形容される *コミックへの出演 -始めてモリソンがコミックに登場したのはアニマルマン#14である -しかしこの時は暗喩的な登場であり、完全に姿を表したのは同アニマルマンの#25となる -この#25でモリソンはアニマルマンに対し、「お前はコミックブックのキャラクターだ」と言い放った。 --補足するとモリソン期アニマルマンの終盤は、家族を皆殺しにされたアニマルマンが犯人たちに復讐した後、家族を助けるためにタイムマシンを使って過去に行ったり&br()ファントム・ストレンジャーの導きでリンボ界を彷徨ったりという展開となり遂にはグラント・モリソンと対面、&br()「この世界はコミックに過ぎない」と世界の真実を伝えられる。この記憶はモリソンと別れた際に失われるが、アニマルマンの家族は生き返る(というか死ななかったことにされた)。&br()終わりよければ全て良し。 -アニマルマンの少し後に書かれたスーサイドスカッド誌のイベント「ウォーオブゴッズ(脚本:ジョン・オストランダー)」に -モリソンは、アニマルマン出演後に帰れなくなった「脚本家(The Writer)」として登場した --そしてその号で死んだ -またモリソンはレックス・ルーサーによく似ている *エピソード、発言 **マーベルマン -まだ駆け出しだった若きモリソンはムーアのVフォーベンデッタに感銘を受け、マーベルマンの短編を書いた -これを読んだ編集部のデズ・スキンはモリソンのただならぬ才能に気づき、ウォーリーアー誌に載せようとしたが -それを見たムーアは「自分以外の人間がマーベルマンを書く事は許さない」と言い放ち、結局お蔵入りになった -モリソンいわく、これがムーアとの確執の始まりだと言う -それから数年、ムーアが出版社を離れることになり、 -モリソンは未完のマーベルマンの続きの執筆を依頼された -しかし尊敬するムーアの許可も得ずに続編は書けないと思い至り、 -ムーア宛の個人的な手紙にその旨をしたためた -しかし返事の内容は壮絶で、モリソンは今でも出だしを覚えていると言う -「マフィアの殺し屋の台詞のようだが心して聞いて欲しい。『失せろ』」 -そこから先は『無名作家のお前がそんなことをすれば、そこでキャリアが終わるぞ』という内容のほぼ脅迫文 -…結局の所、モリソンは自分が担当できない旨を出版社に伝えた **イギリス時代 -若い頃は普通に美青年だった --モリソンやゲイマンを総称してブリティッシュ・インベイジョンと言い、ムーア以外は全員美形なのが共通点らしい --1980年代末から1990年代にかけて、イギリスのコミックス界で活躍していたアーチストに、主にDCが仕事の場を与え、アメリカのメインストリームで活躍させた。これを音楽などで使われた「イギリスからの侵略」(ブリティッシュ・インベイジョン)と言った。 --アラン・ムーアがスワンプシングで先行し、ニール・ゲイマンやモリソン(正確にはスコットランド人)などがこの一群に入る。 --特徴は、①それまでのアメコミにはない詩のような台詞回し、②テーマが性、特に同性愛までに広がったこと、③スーパーヒーローを描かなくなる(ただしモリソンを除く)など。 --このイギリスの連中に存分に力を発揮させるため、ヴァーディゴというレーベルがつくられる。 --ちなみにモリソンが手がけていたころのドゥームパトロールは、ヴァーディゴ連載である。 **アニマルマン -飼い猫が死んだ時、その悲しみから当時担当していたアニマルマンの家族を皆殺しにした --これは「物語の作者は本当にキャラクターの運命を自在に操っても良いのか」と言うテーマの元に行われたと言う **魔法使い -魔法を習っている。ムーアが習得した黒魔術は偽者らしい **宇宙人 -コミコンにて司会の人に「あなたのそのコミックのアイディアはどのようにして思いつくのですか?」と聞かれた際、 -「私はかつて宇宙人にさらわれたことがあり、その時の経験をコミックとして世界に発信しているんだ」と答えた --宇宙人というのはあくまでわかりやすくするための比喩であり、モリソン的には何か別のものらしい -自分の連載の売り上げを魔法的な力によって向上させるため、読者にオナニーをするように指示をした --正確には「ワンカソン Wankathon(ワンク=自慰+マラソン)」で、魔術的なシンボルに集中して集団的に自慰を同時に行うことで集合意識を生み出し、自分の本の売り上げを伸ばす...らしい。 --宇宙人発言と同じ頃、「インビジブル」(モリソン初のDCでのクリエーター・オウンド作品)を担当していた頃の話で、精神を病んでいたらしい **ニューX-MEN -New X-menを書いていた頃「自分のX-MENはジョン・バーンのオマージュなんだ」と発言したところジョン・バーン本人から「迷惑だからやめてくれ」と真顔で返された *トリビア -イギリス時代、マーベルUKでZOIDS(タカラトミーの恐竜メカの玩具)を書いていた事がある --ブラックゾイド族によるアポカリプスサーガは語り草になる物語らしい -マイ・ケミカル・ロマンスの楽曲『Na Na Na』のPVに出演。物凄い存在感を誇るいかにも悪そうなハゲがモリソンその人である。 --ちなみにマイ・ケミカル・ロマンスのボーカルは、「アンブレラ・アカデミー」を描いたジェラルド・ウェイである。

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: