参考:鍋島の野望、烈風伝実験場
「采配」は例えばWinPKのヘルプでは「部隊の守備力などに影響」となっているが、この表現は正確ではない。「采配は反撃及び、遠距離攻撃ができる攻撃(騎馬突撃含む)の防御に影響」と表現するのがより適当。
通常攻撃(足軽による直接攻撃)時のダメージについて
通常攻撃のダメージに采配は関係しない。
反撃時のダメージについて
つまり采配1では反撃時に攻撃1回分のダメージを受けることが分かる。
その他采配の値をいろいろ変更して検証の結果、軽減できるダメージの割合(%)= 100-(采配値÷2)であることが分かる。
なお騎馬突撃の場合は反撃ダメージは采配よりも戦闘が関係する模様。
弓攻撃を受けた場合について
つまり采配値の低い武将には弓攻撃の方がかえって有効な場合もある。
検証1では通常攻撃時のダメージに采配は影響しないことが分かったが、では何が影響するのか
つまり戦闘は直接攻撃時のダメージ、采配は反撃時及び間接攻撃時(騎突含む)のダメージ、適性は両方に影響する。
早馬回数について
また、
なので、
采配値 | 早馬回数 |
---|---|
~15 | 3 |
16~30 | 4 |
31~45 | 5 |
46~60 | 6 |
61~75 | 7 |
76~90 | 8 |
91~105 | 9 |
106~ | 10 |
「烈風伝マニアックス」の足軽ランキングでは戦闘68、足軽Aの武将が戦闘99、足軽Bの武将よりも上に、戦闘98、足軽Bの武将が戦闘65、足軽Aの武将よりも上になっている。
このことから兵科適性が1ランク違うごとに1.456倍の攻撃力の差が出るものと考えられる。この仮説を元に適性と戦闘のみを変化させて検証した結果は下の通り。
適性 | 戦闘 | 敵残兵数 |
---|---|---|
E | 100 | 768 |
D | 68 | 735 |
C | 47 | 757 |
B | 32 | 768 |
A | 22 | 735 |
S | 15 | 735 |
適性 | 戦闘 | 敵残兵数 |
---|---|---|
B | 100 | 930 |
A | 68 | 926 |
S | 47 | 936 |
この検証からほぼ仮説は正しいものと思われる。
より具体的には兵科適性Sの武将は戦闘値が同じで兵科適性が異なる武将と比べて次の分だけ強いことになる。