企画の考え方

新入生にも企画考えてほしいと言いつつも、新入生が提案する企画を「つまらない」の一言でつっぱぬけてしまった上級生も少なくない。たとえ「つまらない」が事実であったとしても「ここを工夫したら面白くなるよ」的なアドバイスをもっとしてもいい気がする。実は上級生が立案する企画もたいていのものはつまらない。でも「面白い企画」もたまに考えつく。要は数撃ちゃ当たるなのだ。ここでは新入生が「数撃てる」ようにちょっとしたアドバイスを掲載してみよう。

切り口

どんな企画にも「切り口」というものがある。たとえば「山手線徒歩一周レース」。これは移動手段:徒歩が切り口といえる。徒歩で何かの企画を考えよう、レースがいいな、どこをレースしようかな、決まったルートがいいな、法政野宿は一日中山手線を乗り続けるらしい、じゃぁおれらは歩いてみよう、山手線の内側に入ってはいけない、これ意外と奥が深いんじゃないの、って感じだ。「品川から大崎へ行く道、教えてください」と誰かに聞いても、最短距離の道しか教えてくれない。この企画は内側に入ってはいけないから、人に聞かずに地図とにらめっこするしかなかった。そこが面白い。

様々な切り口

切り口はいろいろ考えられる。上記であげた移動手段の他にも予算、所要日数、場所、行事などなど。移動手段は予算と所要日数と相性がいい。たとえば新入生も気軽に参加できる場所で企画をやりたい。そんで金もかからず二泊三日、そんな感じで新旧東京タワー野宿などは考えられた(と思う)。

結局声出すしかない

面倒くさくなった。結局企画をどんどん提案してくしかないんだよ。企画を立案するときに誰が参加してくれるかな、なんてことは考えてはならない。自分ひとりでもやる、そのくらいの気負いでどんどん提案していこう。友達が行くっていうならおれも行こう、そんなのはつまらない。会長がその日バイトだ?そんなの関係ない。つまらない企画を連発したってかまわんよ。提案者本人さえその企画に確実にいるって思えば、行くなんて公言してなかったやつがその日のノリでやってくる。それが面白いところじゃないか。全会でミーティングなんて実際問題不可能に近いんだから自分からなにか提案していくしか無い。メンバーのみんなだってちょっとしたプライベートな集まりを会のイベントみたいにやられるのが嫌なだけで、「これ面白いんじゃないですか、やっちゃいますよ一人でも」的な企画は望むところなんだよ。

結論

公園飲みだけでは体はなまっちゃう。ならどんどん提案していこう。高速バスなら河口湖だって往復三千円だぞ?河口湖までバスで行けば、西湖まで歩いてクニマスを捕まえたり、風穴まで歩いて樹海で野宿もできるんだ!樹海で野宿ができるんだぞ。西湖で釣りをした後の樹海野宿は最高だぞ。ただ装備は持って来いよ。樹海をなめたらガチで死ぬぞ。場合によっては強制帰宅させないとまずいかもな。樹海だし。

追記

やっぱこれは無責任だ。企画立案のヒント。地名に注目、祭りに注目、駅名に注目、昔話に注目、ことわざに注目、ドラマアニメ映画小説漫画の舞台に注目、などなど。面白い企画待ってます


書いた山上


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最終更新:2011年05月11日 03:06