状態異常

状態異常考察

以下の５つに分けられます。

どく、もうどく

ターン終了時に少しずつダメージを受ける。後者の場合、ターンごとに受けるダメージが増えていく。
どく・はがねタイプと特性が「めんえき」のポケモンはこの状態にならない。

「どく」にする技　　　スモッグ（追加効果４割）、どくばり、どくづき、ヘドロばくだん（以上３割）、ダブルニードル（２割）　など
「もうどく」にする技　どくどく、どくどくのキバ（追加効果３割）、なげつける＠どくどくだま
※特例　どくびし　　（１回で「どく」、２回で「もうどく」）

「ようかいえき」「いえき」「とける」以外の毒技には全て上記どちらかの追加効果がある。

有用点として、「どくどく」は技マシン化されているためほぼ全てのポケモンが覚えられることが挙げられる。
対戦で使われるのはこれと「どくびし」ぐらいだが、攻撃技を耐えても「どく」を受けるなんてこともある。

回復策：モモンのみ、またはラムのみ

まひ

「すばやさ」が下がり、２５％の確率で行動できなくなる（特性「はやあし」の場合は逆に素早さが上昇する）。
特性「じゅうなん」のポケモンはこの状態にならない。
速攻アタッカーがこうなると非常にやっかい。

主な技
補助技
でんじは：命中１００だが、地面タイプには無効化されるのが欠点。技マシンもあるがやや入手困難。
しびれごな、へびにらみ：命中７５。こちらは地面タイプにも有効。覚えるポケモンが少ない＆命中に難あり。
追加効果で「まひ」にする技
でんじほう：命中５０だが、当たれば必ず「まひ」。
かみなり、ほうでん、スパーク、のしかかりなど：３割で「まひ」。かみなりは命中７０、それ以外は１００（のしかかりはノーマル技）。
かみなりパンチ、１０まんボルトなど：命中１００、１割で「まひ」。

ほとんどの電気技に「まひ」の追加効果があるので注意。
対戦では圧倒的に「でんじは」が使われることが多いが、地面タイプに対しては「のしかかり」「しびれごな」も使われる。

特性「ノーマルスキン」なら「でんじは」を地面タイプに当てられるが、逆にゴーストタイプに無効化されるので注意。
特性「マジックガード」なら行動不能にならないという点はあるが、「すばやさ」は下がるので注意。

回復策：クラボのみ、ラムのみ

ねむり

しばらくの間眠ってしまう。この状態でも「いびき」「ねごと」の技は使用可能。
特性「ふみん」「やるき」のポケモンはこの状態にならない。

主な技
キノコのほうし：命中１００。ただし、パラス系統・キノココしか覚えられない技（キノココで覚えさせてキノガッサに持ち越すのは可能）。
ねむりごな：命中７５。「ふくがん」のバタフリーがよく使用する（外れることもあるが）。
くさぶえ、うたう：命中５５。当たれば強力。
ダークホール：命中８０、ダークライ専用。相手２体に有効なため非常に鬼畜性能。まあ基本的に対戦ではダークライ自体が使えないが…

「ねむる」で自ら眠ることもあり、そこからは「カゴのみ」ですぐ起きたり「いびき」「ねごと」を使用することが多い。
無論なんらかの対策はしておきたいところ。

回復策：カゴのみ、ラムのみ

やけど

「こうげき」が下がり、ターン終了時に少しずつダメージを受ける（特性「こんじょう」の場合逆に攻撃が上昇する）。
ほのおタイプ、特性「みずのベール」のポケモンはこの状態にならない。

物理アタッカーにおいては非常にやっかい。ほとんどが技の追加効果による発動。

主な技
ふんえん：３割で「やけど」。味方に当たるのが痛い。
かえんほうしゃ、だいもんじなど：１割で「やけど」。
おにび：唯一「やけど」にする補助技。命中７５が不安定、技マシンありだが入手困難。
せいなるほのお：５割「やけど」なので凶悪性能。ホウオウ専用。

ほぼ使用されるのは「おにび」であり、ゴーストタイプが主に使用する。
持っていそうな相手には特殊技をメインに攻めるとよい。
特性「マジックガード」の場合、ダメージは受けないが「こうげき」は下がってしまうので注意。

回復策：チーゴのみ、ラムのみ

こおり

凍り付けになり、一切行動できなくなる。一定ターンで解除される。
こおりタイプ、特性「マグマのよろい」のポケモンはこの状態にならない。

言わずとしれた初代凶悪状態異常。なぜなら、初代では「ふぶき」が命中９０＆３割「こおり」というとんでも性能だったからである
（「ポケモンスタジアム」以降から現在の性能になった）。
さらに、初代ではターン解除がなかったため、「相手がこおりづけになる＝ほぼ勝利確定」という鬼畜性能だった。
ただ、金・銀以降は「こおり」状態でも使える「かえんぐるま」が登場したため、弱体化している。

現在は「こおりのキバ」「ふぶき」「れいとうパンチ」「れいとうビーム」（１割）、
「トライアタック」（２割でまひ・やけど・こおり）の追加効果のみで発動する。

回復策：ナナシのみ、ラムのみ、炎技を受ける（無謀だが）

状態変化考察

「状態異常」と違うのは「重複してかけられる」こと。「こんらん＋まひ」などが可能。

こんらん

一定の確率で自分を攻撃してしまう。確率は５０％なので強力。
特性「マイペース」のポケモンはこの状態にならない。

主な技
あやしいひかり：命中１００なので使用されるのはほぼこの技。ゴーストタイプ扱いだがノーマルにも効く。
てんしのキッス：命中７５。かわいらしいポケモンが使ってくること多し。
ちょうおんぱ：命中５５。「ぼうおん」には効かない。
みずのはどう：２割「こんらん」。いちおう技マシンはあるが入手できるのはたいてい１つ。「てんのめぐみ」持ちが使用することが多い。
シグナルビーム：１割「こんらん」。プラチナでおしえわざになり、水・電気・エスパー系ポケが多数習得したので忘れていると痛い目を見る。

こんらんのダメージは「こうげき」「ぼうぎょ」に依存するため、「こうげき」が高くて「ぼうぎょ」が低いポケモンだとダメージが大きい。

回復策：キーのみ、ラムのみ、ポケモン交代

メロメロ

♂から♀へ、♀から♂へしか効かないが、５０％の確率で攻撃ができないという強力な性能。
特性「どんかん」のポケモンはこの状態にならない。

わざでは「メロメロ」、特性では「メロメロボディ」（直接攻撃を受けた時に３割）で発動する。前者は技マシンにあるのでほぼ全てのポケモンが覚えられる。
発動が限定的とはいえ、忘れているとやっかいなので対策を忘れずに。
性別不明のポケモンならほぼ封じられる。「メロメロ」は♀のポケモンが使ってくることが多いので、こちらも♀のポケモンで挑むのもあり。

なお、上記に挙げたものと違って「ラムのみ」「かいふくのくすり」では回復しないので注意！

回復策：メンタルハーブ、ポケモン交代