移民対策

国民の皆様にお知らせです。
昨今の共和国で騒動により人員の流入が予想されており、政府は以下の対応を行うことを決定しました。

• 藩国に流入する人に対する指紋と顔写真の提出の義務付け

　人の流入が増えるなかで、テロ対策として指紋および顔写真の提出を全外国人に義務づけます。
　これはテロ対策などにおける指名手配犯の検挙および、国内でトラブルに巻き込まれた場合の対応を目的としております。
　また、国内で働く移民についても同様に、顔写真と指紋の提示を求めます。
　これに拒否した場合、就労ビザおよび滞在資格を失い国外退去処分とします。

• 犯罪を犯した移民の在留資格取り消し、及び協力者への処罰

　不法滞在者は即時国外退去処分とします。

　すでに国内に家族がいる場合は、本人およびその子まで国外退去処分とします。
　配偶者が不法滞在者の場合は、不法滞在に加担したとみなし、在留資格を取り消し、国外退去処分とします。
　国民の場合は、罰金(1000わんわん)を課します。

　また移民が犯罪を犯した場合、それがいかなるものであれ（※１）、在留資格を取り消します。
　犯した罪に応じて罪を償って頂いたあと、国外退去処分とします。

　全ての国外退去者はその後、国内への入国の意志がある場合、改めて入国申請を行ってください。
　また、不法滞在者が就労していた場合、労働責任者には厳罰を適用します。

• 帰化についての条件の設定

　現時点で藩国への帰化申請に対して一旦の条件付けを行います。
　特に他国に置いて犯罪歴のある者（※１）に関しては全て不可とします。
　また、セプテントリオンなどの特定の組織との関与の疑いの強い者に関しても不可とします。
　国外退去処分を受けた者の帰化に関しては、過去に国内で行った活動を吟味し、その上で許可を出します。

※１・・・無視できるほど微小な物はこれを除きます。例えば駐車違反で切符を切られた、酒の席での（常識的な範囲で）羽目を外したなど。
この政策で主題としているのは、窃盗･傷害･器物破損など他者を害する犯罪を犯した場合です。

以上、星鋼京政府よりのお知らせでした。
また、これに関して藩王よりのメッセージがあります。

★藩王よりのメッセージ

国民の皆様、セタ・ロスティフンケ・フシミです。
本日は人員の流入制限についてのご説明をさせていただきます。
共和国で起きた昨今の問題の多発により、共和国より難民が国内に流入する可能性が強まってまいりました。
本来であれば、難民に関してはその境遇から人道的見地に則り、極力助力したいところではありますが、
これに乗じ、犯罪者および犯罪を目論む者が、国内に混乱をもたらさんと浸透する恐れがあります。

その為、帰化および入国に関して制限を設け、犯罪に対しての強化を行いたいと思います。

私たちの国に住みたい、訪れたいという方々に対して制限を設けるのは心苦しく思います。
しかし、だからと言って、今この時をこの国で暮らすあなた方を苦しめる事は、この国を代表する私には許されません。
真にこれからこの国を望む人々のために出来る事は、それを受け入れてなお余裕の有る力ある国を作り上げる事であると私は思います。
もし、この考えにご賛同いただけるならば、いずれ共に暮らす人々の為にもこの国を良くする為に、力を貸していただければ幸いです。
それは、必ず私たちの暮らしを豊かにしうると、私は確信しております。

――星鋼京政府公報