前置き!!
ステロイドや抗生物質自体は
適応であればなくてはならない
すばらしい薬です。
が、ひとつ覚えておいてください。
ステロイドは、即席「名医」を作り出す薬です。
- ネブライザにステロイドを混ぜるのは常識
- 咳止めにはステロイド
- アトピー性皮膚炎の第一選択薬は安価なステロイド
- 猫の舌炎、舌潰瘍の炎症を鎮めるのはまずはステロイド
- かゆみをしずめるのはステロイド
- 抗生物質はたいして害にもならないからとりあえず
症状がなくても予防的に使っとく
- どんな弱齢でもがんがん抗生物質を使って大丈夫
- 抗生物質は何年でも同じものを使っていて大丈夫
いずれも変えなければならない「常識」です。
「かゆみ止めのお薬打っておきます」
「かゆみ止めのお薬です」
「元気になるお注射ですからね」
などなど、要注意な名言はたくさん。
あの先生のところは薬一発でよくなる!なんて
信用してかかっていたら実はステロイドで
繰り返すうちにステロイドでコントロールが効かなくなる、
なんてことにならないよう・・・・。
最終更新:2007年02月10日 22:04