叙事詩での環境保護主義の使い方

目次



お知らせ

3つ目の文明として予定していた白玉編は環境保護主義とそこまで相性が良くないことが判明したため中止させていただきます。文人の墓標建てまくりで文化勝利を目指したら医術前に終わってしまいました。

前書き

前回、紅魔館お花畑経済というプレイレポを書かせていただきましたが、その際にこんなコメントを頂きました。


ほう、環境保護主義が出番が無いとな。

確かに環境保護主義は征服勝利に鉄板の国有化や企業・交易志向との相性のよい自由市場と排他となっていて、通常のプレイでは採用する機会はそこまで多くないかもしれません。
しかし決して使えない社会制度というわけではなく、公共交通機関を合わせて+8となる衛生の改善や風車・保護林の出力アップなど強力な効果を持っており、主に経済規模が小さく衛生資源の少ない小国向けの社会制度と言えます。

環境保護主義の効果

まず環境保護主義の効果を確認し、利点と問題点を考えてみます。
  • 維持費:中
  • 解禁技術:医術
  • +25% 企業の費用
  • 全都市で+8
  • 風車・保安林から+2
  • から+2

まず一番の問題点として解禁がやたら遅いということがあります。さらに解禁技術の医術で同時に解禁されるシド寿司の食糧増加によって衛生問題を押さえ込む方が強力な場合もあります。
また叙事詩では追加資源やスペル、固有社会制度によって衛生問題が本家に比べ緩くなっています。
企業維持費が高額になるのも中々厳しいです。

それに対して利点は採用すれば即衛生問題が解決するという点です。全都市に工場と火力発電所をばら撒いても人口を伸ばせるのは強力です。
企業の維持費増大も国有化と比べ全く使えなくなるというわけではなく、展開する都市を絞れば出費もそこまで大きくなりません。
そして風車と保安林からの商業ボーナスは十分強力で、風車は最大出力の小屋と遜色のない出力を出してくれます。
さらにこのボーナスは風車や保安林のUIにも効果を与えます。具体的には博麗神社の茸栽培所・永遠亭の迷いの竹林・白玉楼の文人の墓標です。

今回はこれらより環境保護経済を生かしたプレイをしてみたいと思います。



「農奴制よりも地味とか訴訟も辞さない」







全体のまとめ

今回は2つの文明で環境保護主義を生かしたプレイをしてみましたが、ふたつのレポからも分かるように環境保護主義は小国宇宙勝利向けの社会制度です。国土が大きく衛生資源を輸入含めてほぼ全種集められるような大国には全くもって不必要な制度です。
しかし国有化や自由市場のメリットが薄く衛生資源に乏しい小国なら十分な活躍をしてくれますし、採用可能になる時期が遅いというデメリットも最も勝利が遅くなる宇宙勝利でなら十分な時間活用することができます。
叙事詩では特に採用されることが少ないイメージがあるのは制覇した方が楽なのと固有社会制度の影に隠れるためでしょう。

以下に経済制度の使い方を個人的な考えでまとめます。
国有化 ルネサンス~工業化時代までに戦争で拡張をし、その後広大な国土で制覇・征服・宇宙勝利をする場合 広大な海外植民地を抱えている場合
自由市場 国土が大きい、群島、交易志向などの理由で交易路からの利益が大きい場合 大き目の国土全域に企業を広める場合
環境保護主義 国土が小さく衛生資源に乏しい状態で工業化をする場合 風車を多数置ける場合
重商主義 国土はそこまで大きくないが属国がある場合 専門家の利益が大きくなる場合
地上の密室 首都が神都市の場合 官僚制経済の場合
地獄分権 幸福に余裕がある場合 UIの焼却炉と合わせて自由市場と国有化の両方と同様の使い方
徴兵ラッシュで拡張する場合 官僚制と徴兵を併用する場合 これ以上研究しない場合

解禁が早い重商主義や⑨などは他の経済制度までの間のつなぎとして使用することもできますね。
みなさんも国有化で制覇勝利以外の戦法を試してみてはいかがでしょうか?
経済制度は特に国の方針に大きく影響を与える部分なので色々試してみると全く違った国家運営となって楽しいですよ。

「いらない子とか言われている俺を使った経済のアイディアを大募集しているぞ!」
「プレイレポのネタが切れたから他にも面白いプレイのネタがあったらコメントしてくれると大変嬉しいぞ!」

  • バニラでも非戦宇宙決め打ちだと多くの場合は環境保護主義なんだよなぁ。風車スパムの破壊力がやばいことになる -- 名無しさん (2012-11-08 19:59:00)
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最終更新:2012年11月19日 05:02
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