●敵種族と弱点属性
今作では、過去作品の時遡本と同様に、敵に種族と弱点が定められている。
攻撃により与えるダメージに大きく影響するため、これを把握すれば戦闘がグッと楽になるだろう。
ただし、あくまでも傾向であり、ボスや一部の強敵は
これに当てはまらない耐性・弱点を持っていることもあるので注意。
ゲームフォルダに解説テキストが同梱されているので、詳しいことはそちらを参考に。
例として、『戦士』は物理攻撃全般に強く属性攻撃に弱い、『魔法使い』はその逆、
『飛行』は斬撃・打撃に強いが突撃に弱い、などがある。
※強敵や一部のボスは、特殊な種族になっているが
弱点や特徴などは、一般の雑魚敵と共通する部分があるようだ。
(詳細は不明)
例:戦王→HPや攻撃力はかなり高いが、魔法に弱い。
魔王→魔法攻撃は強力だが、物理攻撃や神経異常に弱い。など
●サブメニュー
マップを移動中にShiftキーを押すことで、通常とは異なるメニューを開くことができる。
そこではスキルの習得やパーティー相談、ゲーム上の表示などに関する各種設定が行えるコンフィグの他、
条件を満たしていれば雑魚敵の出現率を操作することもできる。
コンフィグ以外の各項目については下記を参照。
●スキル修得システム
スキルはいわゆる魔法や特技のようなものであり、修得するだけでステータスが増加するものや
魔法のように戦闘中に使用するものなどその種類は豊富。
今作では一般的なRPGのようにレベルアップで順番に覚えていくのではなく、
レベルアップ時に得られるSPと呼ばれるポイントを割り振ることによって修得できる。
スキルはキャラごとに4つの系統があってそれぞれにSPを割り振ることで
その系統のスキルを順番に修得していく仕組みとなっている。
その系統のスキル修得数が多いほど、次のスキルを修得するためのSP量が増えていく。
1系統に集中してSPを割り振って強力なスキルを修得するか、
多系統に分散して数多くのスキルを修得するかはプレイヤー次第となっている。
SPの割振りは何度でもリセットしてやり直せるので、色々な組み合わせを試してみよう。
SPはキャラレベルが1つ上がる毎に、1ポイントずつ増えていく。
スキル修得画面では、左右キーでSPを割り振るキャラの切り替え、上下キーで割り振る系統の選択を行う。
また、Shiftキーで現在選択されている系統のスキル名とそのスキルの簡単な説明の表示を切り替えることができる。
修得するスキルは自由なので、後述のパーティー相談などを参考に
出現する敵の傾向などを推測して修得するとゲーム進行が楽になるだろう。
●パーティ相談について
サブメニューから『パーティ相談』を選択すると、ストーリー進行に応じた主人公達の会話が始まる。
内容としては単なる雑談の他にも、そのダンジョンに出現する敵やトラップについてなど様々。
複数回選択すると会話の内容が変わるものもある。
敵やトラップについての情報は攻略に直結するので、ぜひとも聞き漏らしのないようにしよう。
●エンカウント率の操作について
お空が『地獄鴉の偵察』というスキルを修得することで、サブメニューから『敵遭遇操作』を選択できるようになる。
これはマップ移動時のランダムエンカウントの発生率を操作するもので、上から順に発生率が高くなる。
ただし、この設定は『地獄鴉の偵察』を修得している間のみ有効であり、
SPを振り直して忘れると発生率もデフォルトに戻る。
●呪われた装備品
ダンジョン内の宝箱や敵のドロップから入手できる装備品の中には、稀に呪われているものがある。
これらは他の装備品に比べ性能が高かったり、特殊な効果がついていたりするが、
一度装備すると普通には外せないというデメリットがある。
(装備画面から付け替えられるように見えるが、メニューを閉じると元の装備に戻ってしまう)
呪われた装備品は、小悪魔のお店で売っている『聖水』を使うことで外すことが可能。
アイテム名にドクロマークがついているため誤って装備してしまうことはないと思うが、
念のため常にいくつかの聖水を持ち歩いていても良いかもしれない。
●レアモンスター
一部のフィールド・ダンジョンには低確率でレアモンスターが出現することがある。
同エリアの他の雑魚敵と比べるとかなりの強さを誇るが、
役に立つアイテムを落とすことがあるので出遭えたら頑張って倒してみよう。
出現率は3%と非常に低いが、鈴仙のスキル『聞き耳++』で出現率を10%まで上げることができる。
出現するレアモンスターと遭遇場所は以下の通り。
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レアモンスターと遭遇場所 |
パワー(霧の湖)
魔界の殺人鬼(寺子屋)
サラマンダー(結婚式場)
ゴーレム(砂漠)
パペット・パペッター・パペッティスト(地霊殿)
ユニコーン(学校)
ヴァンパイア(イホカ村への道)
エレメンタル(資料館)
ライオン(魔界の洞穴)
プリーステス(霊峰)
リヴァイアサン(魔界への道)
セイウチ(幼子の夢)
ヘルプミー(地下の秘密基地)
フェンサー(勇儀の夢)
妖精メイド長(魔界の宮殿)
ネオレミングス(美鈴の夢・前半)
E.ポールマン(美鈴の夢・後半)
フェニックス(ラストダンジョン・前半)
サタン(ラストダンジョン・後半)
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●その他のシステム
- 戦闘終了後にはHPが全回復する。とりあえず、その戦闘に勝つ事だけを考えれば良い。
- このシステムの所為か、キャラが戦闘不能になった場合の回復は大変。無理は禁物。
- MPは戦闘後に回復しないので、MPを回復するアイテムは常に多めに用意しておこう。
- キャラによっては、戦闘中にMPを少量ずつ回復するスキルを修得することもできる。
- 装備品の中にも、戦闘中にHPやMPを少量ずつ回復する効果を持つものがある。
- 戦闘で全滅した場合は、直前の回復ポイントから再スタートとなる。ペナルティは無い。
- ボスの多くは、あるパターンに従ってスペルカードなどの大技を放ってくる。
- 大技の前には予備動作を行う事が多い。予備動作のターンではボスは何もしない。
- 次ターンの攻撃は強力なものが多いので、しっかり防御したほうが良い。
- 敵を倒すと非常に低い確率で、そのダンジョン固有のドロップアイテムを落とすことがある。
- いずれも珍しい効果を持っているものが多い。
- ボスを倒せば固有のドロップアイテムを、100%手に入れることが出来る。