概要
重要:このページの内容はかなり古いです。現在のUDKではHUDやメニューシーンは scaleform で作成します。
どのゲームにもあるタイトル画面を作ってみます。
1から組み上げていくのは面倒なので、既存のタイトルメニューUIをカスタマイズして必要な機能を追加していきます。
リンク
企画
仕様
- MULTI
- SINGLE
- SERVER
- OPTION
- QUIT
まず、既存のファイルの解析から始めます。
UISceneで検索すると大体この2つが重要だと分かったので、この2つを詳しく見ていきます。
TitleScreen
これはゲームを起動して一番最初に表示される画面です。
画像やテキストを取り替える事が出来ますが、このままでも問題ないのでとりあえずこのまま使います。
MainMenu
1、C:\UDK\DefenseForces\UTGame\Config\UTGame.iniを開き、
[InstantAction UTUIDataProvider_MainMenuItems]を
[Singleplayer UTUIDataProvider_MainMenuItems]に変えて、
[Option UTUIDataProvider_MainMenuItems]
bRemoveOnPC=0
bRemoveOn360=0
bRemoveOnPS3=0
の行を追加。追加する場所は画像を参照。
2、C:\UDK\DefenseForces\UTGame\Localization\INT\utgame.intを開き、
[Singleplayer UTUIDataProvider_MainMenuItems]に変更するのと、
[Option UTUIDataProvider_MainMenuItems]
FriendlyName=Options
Description=option.
の行を追加。追加する場所は画像を参照。
3、C:\UDK\DefenseForces\Development\Src\UTGame\Classes\UTUIFrontEnd_MainMenu.ucを開き、メニューを拡張。この部分でメニュー画面でSingleplayerを押した時やExitを押した時に起きる事をコーディング出来ます。詳しい説明はまた別の機会に。
4、UDKエディタを開こうとするとスクリプトをリコンパイルするか聞かれるのでOKを押します。
5、UDKエディタでMainMenuシーンを開いてみて動きを確かめます。
Optionメニューの拡張
先ほど作ったまでだと、Optionを押した時にも何も起こらないので今からOptionSceneを作って実装して行きます。
流れ的にはOptionシーンを作った後にUTUIFrontEnd_MainMenu.ucを改変して、Optionを押した時にOptionシーンが開く様に設定します。
作成するオプションシーンの完成予想図はこんな感じです。
1、まずUTUIFrontEnd_InstantAction.ucをコピーして、UTUIFrontEnd_Option.ucにリネーム。クラス名を
class UTUIFrontEnd_Option extends UTUIFrontEnd_LaunchGame;
に変更。
2、UDKを開いて、コンテンツブラウザで右クリック→新規UIシーン作成。
3、InstantActionシーンを開いて、ウェジットをすべて選択してCtrl+C。そしてOptionシーンにペースト。
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最終更新:2015年02月05日 15:50