陳破空氏について


陳破空氏はアメリカ滞在の、中国民主化活動家、政治論説家、作家。1963年四川省三台県生まれ。
湖南大学、上海同済大学で学ぶ。1985年に、他の大学院生と連名で中国共産党総書記の胡耀邦へ意見書を提出し、政治改革を呼びかけている。1986年には上海の学生運動の計画に関与する。1987年、広州の中山大学の経済学部助教授を務めた。1989年、北京天安門の学生運動に呼応し、広州の民主化運動組織を発足させる。
1989年、1993年と2度、4年半投獄された。1994年に、獄中より国連などの国際機関に対して、労働改造所が輸出する商品などの証拠を提供し、中国共産党が人権を無視している状況を非難している。
1996年米国に亡命し、コロンビア大学客員研究員となり、後にコロンビア大学の経済学の修士を得る。1997年からラジオフリーアジアの特約評論員に任命された。
多くの文章と、時事評論、講演、テレビやラジオのコメント、および報道の自由と民主主義の価値を擁護することにより、多くの読者と高い視聴率を獲得し、北米での有名な言論人となった。また米国、ヨーロッパなど国際シンポジウムにも出席し、台湾やダラムサラなどから招待され訪問している。2007年にアメリカの「万人傑新聞文化基金」の新聞文化賞を得た。2008年に中国共産党一党独裁体制の終結と民主化を求める「08憲章」に署名した。
著作は政治、経済、文学などの幅広い領域に渡り、政治的な論文「中南海厚黒学(恥知らずで腹黒い中南海)」、「中国の百の常識に関して」、小説「台風」、詩集「うわさ」などがある。

個人のウェブサイト:http://www.chenpokong.com






最終更新:2010年01月17日 10:06