誤解について
誤解されて情報が一人歩きしている物についてささやかな訂正。
浜辺を歩くと海上の敵が出てくる
厳密には違う。
普通に浜辺を歩くと、地上の敵が出てくるが
海に隣接して、かつ、海の方向を向いてエンカウントした時、海上の敵が出てくる仕様なのである。
ちなみに、浜辺に限らず、草原や大地の上から海を向いても同様の現象が起こる。
海(川)を向いていれば海の敵が出てくるのはしごく当たり前という話。
※もっとも、戦闘画面で筏に乗っているのは説明出来ないが。
バリアすり抜けは一方通行
一方通行ではない。
Aボタンをタイミングよく押せば、入ることも出ることも出来る。
ただしどちらも上下方向のみで、左右からは出入り出来ない。
封じの秘薬の入手方法はノーヒント
これも正しくない。
今の時代の基準から考えると恐ろしく不親切なだけで
ちゃんと手掛かりはゲーム内で提示されている。
其の一.ボッチの脳が、九尾の狐が不死身であることを教えてくれる。
其の二.天狐(推定)が、封印方法を教えてくれる。
其の三.天女とのアプローチ方法も、ちゃんとヒントが提示されてる。
其の四.天女が、井戸仙人がいる場所を教えてくれる。
其の五.仙人の墓場のある場所についてはノーヒントだが、ここに来るまでに必ず見ているはずである。
(赤玉を入手出来る城、及び竜宮城のヒント)
其の六.南端の種の場所も、ちゃんと仙人自らが教えてくれる。
以上より、ノーヒントというのは誤りであると言える。
もっとも「こんなのヒントと言えるか!」と言われたら
「………ですよね。」と答える他ない。
ただし、当時のゲームの風潮からしても
こういったヒントは「自分で頑張って探し出すもの」として位置づけられて作られており
ヒントを見つけるのにも苦労するゲーム=難しいゲームとは言えるが
理不尽とかクソゲーとまで断言するには一考の余地があり、それらは今の時代の価値観で判断した場合の相対的な評価であると言える。
こういった「不親切」な設計は、当時のゲームでは容量の削減と難易度の確保を両立した手法としてよく用いられている
結果、そのバランスが取れずただ難しすぎるだけの破綻したゲームも量産され、今日ではクソゲーの烙印を押される事が多いのも事実。
そんな中で、丁寧に探索して回ればかなり正解に近づける鬼太郎2は
破綻しているとまでは行かないのではないだろうか
※何か他にもあるぞ、という人は色々追加希望。
最終更新:2018年01月13日 07:14