シンプルロジック

「ロジック」ツールは、センサーと出力側装置装置の間を仲立ちして、クリエイターの思うとおりの動作をさせるための道具です。(少なくともLBP世界では)
単体では基本的に何もしてくれません。配線と配線の間に繋げてこそ威力を発揮してくれるツール。それがロジックツールです。
シンプルロジックはその中でも比較的単純な動作をするカテゴリのアイテム。
ここでの説明はチュートリアルに毛が生えたような程度のものですので、もっと詳しくしりたいという方はデジタル回路アナログ回路あたりにお進みください。

ANDゲート

繋いだスイッチをすべて同時にオンにしたとき、オンになるツール。入力端子は2以上、出力端子は一つだけ。
二つのスイッチを同時に押したときだけ開く扉、なんてものをつくりたい時に便利です。

  • ポート
    入力端子の数を決められます。2〜100。この入力の全てにオンの信号が送られないと、オンにはなりません。たとえ入力に何も繋げていなくてもです。
    多くても少なくても役に立ちません。大は小を兼ねるなんて大嘘ですよ。

  • アウトプットを逆転
    「はい」にすると、いくつかの条件を全て同時に満たしたときにだけオフになる、というツールに変わります。
    ヤツ(なんだか邪悪そう)を止めるにはあのスイッチを全部同時に押すんだ!!

ORゲート

繋いだスイッチのどれか一つでもオンになればオンになるツール。入力端子は2以上、出力端子は一つだけ。
吸血鬼を追い払うには、にんにくか十字架のどちらかがあればいいわけです。もちろん両方あっても追い払えますが。

  • ポート
    入力端子の数を決めます。ANDゲートと同様2〜100まで。スイッチ類の設定は上限100までというのが多いようです。

  • アウトプットを逆転
    「はい」にすると、繋いだスイッチのどれか一つでもオンになるとオフになってしまうツールに早変わり。
    駄々をこねる子供みたい。ほっとくのが一番です。

XORゲート

繋いだスイッチのどれか一つだけがオンになったときだけオンになるツール。
2つ以上の入力があった時はオフになります。
スイカは美味しい。天ぷらも美味しい。でも両方はダメだー!という奴。

  • ポート
    AND、ORゲートと同様

  • アウトプットを反転
    「はい」にすると、繋いだスイッチのうちどれか一つだけがオンになるとオフになるツールに。二つ以上の入力でまたオフに戻ります。

NOTゲート

入力、出力どちらも一つだけ。入力がオンになるとオフに、オフになるとオンになる、あまのじゃくなツール。
どういう時に使うの?スイッチの「反転設定」を使えばいいじゃないか。
いえいえ、一つのスイッチを二つの装置に繋げて、別々の動きをさせたい時に便利なんです。

  • アウトプットを逆転
    このツールではデフォルトが「はい」。「いいえ」にすると、入力がオンの場合オン、オフの場合オフになるツールに…
    意味が分からない?デジタル回路アナログ回路に答えがきっと…
    ちなみにこの設定を変えるとチップの見た目が変わります。

バッテリー

いつでもオンになりっぱなしの全開野郎、それがバッテリーです。
バッテリーとは名ばかりで、こいつに電池切れは存在しません。基本的にいつまでもオン信号を発し続けています。
そのことにどんな意味があるんだ?そう思った方もいるでしょう。
さっき『基本的にいつでも』オンになっていると言いました。そう、例外的にはオフになるんです。
一つは、設定でアウトプットを0%にセットした場合。
二つは、乗っているマイクロチップがオフになっている場合。
そして三つめが、シーケンサーに乗せられて、かつシークバーが通過していない状態。
詳しくはハイパーロジックのシーケンサー項目で説明しますが、要するにバッテリーとは、ほぼシーケンサーで使うために作られたツールだと言うことです。

  • アウトプット
    -100%から+100%までバッテリーの出力を変えられます。0%は既に言ったとおりオフの状態。じゃあそれ以外は?そう、これでアナログ信号を作れるんです。
    ねえ、明かりがまぶしすぎるわ。すこし暗くして?そんなときは、出力を落としたバッテリーを繋いでみるのも手です。まあもっと簡単に調節する方法がありますけど。
    これも高度な使い方のお供。

マイクロチップ

「ロジックをまとめるための」ツール。
サーキットボードを開くと電子機器の基板のようなものが現れ、そこにセンサー類やロジックツール、エミッターなどを配置出来ます。
マイクロチップにカーソルを合わせてR1を押すと、簡単にサーキットボードを開くことが出来ます。
このツールには二つの重要な役割があります。

  • ロジックをひとまとめにし、わかり易くするための役割
    たくさんのゲートを繋げ、たくさんのセンサーを取り付け、あなたの思い通りに動くようになったオブジェクト!
    しかしはたと見直してみると、配線はどこにつながっているのか分からない。このツールは何の働きをしているか分からない。手直ししようにも身動きが取れない。
    そんな状況、前作で体験しませんでしたか?その状況もこれひとつで簡単解決。いえ、一つと言わず二つ三つと使ってください。
    そうです、マイクロチップにはさらにマイクロチップを載せることが出来るんです。これで機能ごとに回路を積めば、ごちゃごちゃした回路もすっきり整理出来て……ほら、ご覧の通り!(※この映像はイメージでs(ry)

  • 複数のセンサー類を同じ場所に設置する役割
    このセンサーとこのセンサーを全く同じ場所に設置したい!そうじゃないと気持ち悪い!
    そう思ったこと、ありますよね?
    もちろん、性格的に許せないというだけの理由じゃなく、実際的な理由として同じ場所に置きたい、という場合もあったと思います。
    そう、そこでマイクロチップですよ奥さん。
    マイクロチップのサーキットボードに載せたセンサーやエミッターは全て、そのマイクロチップが置かれた場所に寸分違わず設置されたと判定されるんです。
    これで、全く同じ位置からエミッターで別々のアイテムを出現させたり、円グラフのように綺麗にタグセンサーの探知範囲を設定したり出来ます。
    今回だけの特別サービス、さらにこちらのカバーセットをつけ(ry

マイクロチップには、他にもいくつか使い道があります。
バッテリーの項目で少し触れましたが、マイクロチップには下部にオン/オフ入力端子が存在します。
何も接続されていない状態ではオンになっているので普段は気にする必要がありませんが、使い方次第で非常に便利です。
この入力端子に適当なスイッチを繋げ、オフの状態にしておくと、マイクロチップに乗っているあらゆるセンサー・ロジック類の作動を止めておけるのです。
もちろんバッテリーも。

オフにしたマイクロチップにマイクロチップを載せていた場合、そのマイクロチップ自体がオフになっていなくても、それに載っているツールは動作を停止します。
しかしシーケンサーの場合はオフになりません。シークバーの停止や消滅も起こらず、またシーケンサー上のツールもシークバーが重なっていれば作動してしまいます。
作動の切り替えをおこないたいマイクロチップにシーケンサーを載せる場合は注意が必要です

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最終更新:2020年10月12日 16:21